ＬＥＸ、土肥義弘インタビュー

寒い西武ドームから充四郎さんが伝えてくれました。

時折みぞれも降る第２球場周辺だったんですけど、かなり熱気に包まれました。
あの松坂大輔投手が姿を見せて、涌井投手と一緒に練習を行ったんです。
実は今日は中村・栗山・涌井、この３選手の自主トレ公開日だったんですけど、ちょっとメジャーリーガーに食われちゃった形になった。
涌井は明日から山に篭って、数日後は少し暖かいところに場所を移しての自主トレを行う。
『暖かい沖縄とかの選択肢はないの？』と聞くと「ボクはみんなが集まるところではやりたくないです。」と（笑）、ユニークぶりを発揮した。
今年、ＷＢＣもありますし、早めの仕上げになりますけどね。
ＷＢＣ使用球、もう触ったそうなんですけど、「縫い目の山が低いので少し投げづらいかも、でもボクは細かいことにはこだわらないので大丈夫ですよ。」と言い切ってました（笑）

ルーキー、ドラフト２位の野上投手が入寮しまして、「開幕一軍目指したいけど焦らずやりたいです」と話してました。
あとは坂田投手が明後日入寮して全員が揃う形になります。

‹土肥義弘投手のインタビュー›

お帰りなさい
「帰ってきました、はははｗ」
２００４年の途中からですから、横浜支店には５年ぐらいの転勤でした
「そうですね、ははｗ、帰ってきました、またｗ」（笑）
先程もユニホーム袖通して、もちろんですけど全く違和感はありませんでした
「そうですかっ、嬉しいです。
ボクも違和感はない感じがあります、うううううｗ」
違和感あったらまた変
「そうですねｗ」
横浜の５年間ですけどやっぱり先発としてかなり活躍されて
今振り返ってどんな５年間でした？
「いや、すごいきつかったですよ、正直。
身体のほうとかきつかったりしたんですけど、あのー、一野球人としては凄い修行に出れたみたいな感じで、凄い勉強になって。
後ろではなかなか体験できないようなバッターの駆け引きとか凄い勉強になったなっていう。
違う世界の野球が見れたなってことが凄い自分にプラスになってるなと思うんすけどね。」
それと世間では注目度の高い巨人戦に活躍できたっていうのも大きかったんじゃないですか
「そうですね、なんとかねえ、名前売らなきゃっていうｗ、一心で頑張ったんですけどｗ、はい。」
やっぱり横浜で野球してても古巣西武っていうのは当然気にはなってたと思うんですね
「そうですね、家帰ってねぇ、自分とこの野球が雨で中止になって帰ってきたりすると、まあ何気に見るのはやっぱ西武戦見てましたねえ、へへへへへへっｗ」
でも５年間でガラッと選手も変わっちゃいましたからね
「そーですね、ちょうどファームにいて駆け出しで出てきそう、この子出てきそうかなって選手が今一線級でやってる感じで。
まあ逆に言うとそういう人間を育てられるっていう西武もまた凄いかなっていう。
また感心してるんですけどね。」
渡辺監督とは西武での接点ってありましたっけ
「最後、あのー、トレードで出る年ですか。
そのときずっと先発やりたいということでファームの方で練習してるときに、えー、久信さんが、監督が、ピッチングコーチだったんで、はい。」
あっそうですた、そういった面じゃ別にね
現役のときはないですよね
「現役はないですね、はい。」
今年の日本シリーズ、どんな風に見てました？
「ホントに息詰まるような、選手冥利に尽きるような試合で。
あんだけ痺れる試合できたらいいなっていうのは羨ましいなって感じましたね、はい。
また頑張りたいなって気持ちになりますよね、やっぱね。
あの場面に立ちたいなって余計強くなりますよね、気持ちがね。」
やっぱり選手たちも、よく聞きますけど『あの大きな舞台っていうのは非常に勉強になる』といいますもんね
「やっぱりねえ、極限を超えたようなとこでやるとまた違う動きにもなるし、それを乗り越えたときにまた１つ上の段階があると思いますね、はい。」
ちょっと心配なのがヒジなんですけども
今の状況はどういう状況ですか
「今もう１００％と言ってもいいほど治った感じで、ちょっと長くかかっちゃったんですけど。
無理はしないでキッチリ治すことを先決にやったんでその分、そのおかげでキッチリ治って。
だから今は万全です。」
ファンはどうしても、土肥さんに交流戦で３つやられてるんですよね、確か（笑）
２００５年２つと去年１つ
「そうですね、へへっｗ」
それがどうですか、自分としてはどんな気持ちですか
ライオンズに対して勝ち星を挙げたということは
「そうですね、やっぱりなんとかいいとこ見せたいというか、恩返しじゃないですけど頑張ってるよってとこ見せたいって気持ちが強かったんで。
まあ必死になって投げましたけどね、はい。」
野手たちは今年、『土肥さん出て来い出て来い』って皆待ってたんですよ（笑）
出てこなかったですね
「今年はちょっと眠ってましたね、あはははははｗ」
皆楽しみにしてたみたいですけどね
「ああ、はい。」
当然やはりポジションは中ということになりますかね
「そうなると思いますね。
特別まだ時下には言われたわけではないんですけど、まあそうなるとは思いますけど。」
どうしてもライオンズ時代を思い出しますと土肥さん対ローズというｗ
ローズが巨人に行ったら土肥さんも
「今度また。
そうですねえ、パ・リーグで対戦することになると思うんですけどね。
まっ負けられない対戦になると思います。」
あんときはね、西武にいたときはもうホント、対ローズっていうのが非常にモチベーションを高めたきっかけになったんじゃないですか
「そうですねえ、何とか、ホームラン王・打点王っていうところだったんで、まずローズ何とか抑えれば一軍枠に残れるってところからまず始まって、若いときに。
で、頑張ったんでそういう結果、ああなったんですけどね。」
で、土肥さんがいない分、プリンスホテルの後輩の星野投手がね
「凄いですね。
日本シリーズも見てたんですけど、凄いいいピッチャーになったと思います。」
もとプリンスコンビでね、来シーズン以降も強烈にアピールして欲しいと思います
「はい、頑張ります。」
ライオンズファンにアピールを
「また、あのー、何とかまた日本シリーズじゃないですけど痺れる場面で結果を残したい。
只それだけで頑張りたいと思います。」

土肥投手の加入、三井投手がああいう形でメジャー挑戦してますんでね。
やっぱり貴重な中継ぎとして期待されますよね。
星野投手と共にサウスポープリンスホテルコンビでね、またアピールして欲しいと思います。
ローズとの対戦もオリックス戦が楽しみですね。
声聞いてお解かりのように明るい性格ですから存在感も増してくるんじゃないかと思いますけどね。

まず、笑い声なんだけど凄い特徴があって文字にするのが難しいのよ。
でも文字にすると“ううううう”って低くホントに笑うんだよｗ

選手だけど外からライオンズのことを見てるから、発言が身内のような身内じゃないような妙な感じがした。
そういう人間を育てられる西武・・・・土肥ちゃん何者なんだっ！って感じもしたし（笑）
でも相変わらず気の強さはかなりありありと思ったインタビューだった。
あの例のヒーローインタビュー以来の声だったのでやっぱり思い出すな(^^ゞ
でも投げたがらない投手なんていないから、何が何でも先発がやりたかった気持ちもわかるからね～。
中継ぎって損なところになっちゃってるからさっ。
それでもホントは言っちゃいけないぞっ！！
ちゃんと勉強もして覚悟もして帰って来たわけだから、その気の強さを痺れる投球に込めて雄々しい姿を見せて欲しい。
お帰り土肥ちゃん、そして頑張れ。