Kukuna'okala Essay&Diary

Kukunaokala Nakamura official blog

屋久島の杉

2007-01-28 | プチ旅行記
先週2泊3日で屋久島の杉を見に行った。国内旅行は何年ぶり?かな。屋久島は1年中だというけれど、滞在中、まったく雨は降らず良い天気
森の中を歩いて、野生の鹿やサルにも出会ったよ。
この写真は「紀元杉」といって、樹齢3000年だって。メインの樹齢7000年の「縄文杉」を見るには往復10時間も歩くらしくて今回はパス、残念。
森はシンとして、どこからか水の流れる音しか聞こえない。空気が澄んでいて息をすると胸が痛く感じるほど・・。普段踊ってばかりでステップは踏んでいるけど、こんなに歩く事はないから良い気持ちだった。毎日良く歩いたもんね。
仕事のストレスや、気に病んでいる事も忘れて「お~~い、杉の木、そこでじっと立っていて下界を見下ろす気分はど~だい?」ってかんじ・・私はいつも都会の中の人の森の中で右往左往しているけど(それが私の生きる世界だけど)それもこれもそんなに悪くないと思い直す事もできた。与えられた世界の中で精一杯「やれるだけやってみる」もう1度そんな気分になった。
一緒に行ってくれた友達は「フラ」を通して再会できて、私がフラを続けてなかったらずっと「どうしてるかな?」と思うだけで会えなかったと思うと、ホントに世の中捨てたもんじゃない。やっぱり「フラ」には何かある・・これも「Mana」かな?私にはもう一人大事な友達がいるけど、これも「フラ」をやってるからめぐり合えた人なんだよね。フラをやってなかったらたくさんの生徒達にも会う事はなかったし、傷ついたり、泣いたり、笑ったりする事もなかったと思う。いつかお婆ちゃんになってどこかの施設に入ってたりしたら、慰問に来たフラグループの踊りを見ながら「私も踊れる」とか言って、看護士さん達に「何言ってるの?ボケちゃってるんだから」と笑われてみたい。きっとその時私も心の底から笑うだろう
私は3000年も生きられない・・、だから屋久島の杉が気の毒のような気もする。それでも今もあの杉はじっと立っている。すごい頑張れ杉、私も頑張る

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2 Comments

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すごーい (マル君のパパ)
2007-02-03 11:40:06
僕は屋久島に行ったことがないから、こんなすごい杉見たことないけど、くよくよすることが馬鹿らしくなるね
そんな気分になったら僕も行ってみよう
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是非行ってみてね (kukunaokala)
2007-02-04 21:51:14
大自然の前には人間なんてホント小さい!日々の出来事のなんてささやかな事!そのささやかな1日の積み重ねが大事、なんちゃって実はまだまだダメなんだけどね。今度メインの「縄文杉」に会いに行くのまだ予定はたててないけど、10時間のトレッキングに挑戦
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