Kudou's blog

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負け組、だもん、それで、いいもん。2(長過ぎ!)

2006-03-13 10:03:33 | 世相爆言
前回はここ(題名を押してね)『負け組、だもん、それで、いいもん。』

格差社会に突入したというが、何の格差で、いつからなのかを明確に示唆されている訳でも無さそうだ。

考えてみれば、我が国も爵位(しゃくい)を持った華族(かぞく)様もいた。

ほかにも財閥とかもあったが財閥解体によって形は消えたかっこうになっている。

そういう方々に比べくもないが、バブル期には『マルビ・マル金』なんてのもあった。
それは、それでゆとりがあったのだろう。

一億総中流社会だと言われていた時もある。それは日本の中の中流であって、世界的に見れば下層階級に限りなく近いものだったかもしれない。なぜなら、先進国で、中流と言えば一代が豪華に遊んで暮らせるだけの資金があることが、一つの条件らしいのだ。これが、数代続けられよい血筋だと上流社会の人間というのかもしれない。
それはともかく置いておいて、我が国は、ちょっと前まで一億総中流社会であった。それはもっとも共産主義が成功した国と揶揄する人もいた。(この共産主義的発言には、気が向いたら別に一言いいたい)



さて、何の格差で、いつからなのかを明確に示唆されている訳でも無いと書いた。

何の格差だろう。極端な言い方をすると、それは”希望の格差”なのだろう。
確実に希望は失われていっている。
例えば生活で言えば、先の一億総中流社会は社会主義的発想であるが暮らしやすさは、すごぶる付きの安心感があった。それを具現化したような党が社会党であったり、共産党である。今の社会党は、見るまでもなく無惨である。議会への希望が失われたかのような現状だ。つまり、自民党との間の格差社会がである。

次に失ったのは平和の希望である。
シーレーンはどこまで、伸びるのか、兵站(へいたん)と参戦の違いは有るのか、無いのかと国会で論議されていたが、小泉首相の一言のような『新しい戦争(9.11)』により自衛隊はイラクまで行っている。いや海上自衛隊はアフリカ近海までも展開していると聞いたことがる。全世界に自衛隊は展開できるのである。
「自衛隊は敵から守る盾である」という論法が懐かしい。
平和の希求という希望が失われつつある。平和との格差社会も確実に近づいてきてきる。

新聞の記事では、ひとまとめにされて、自殺者3万人という。
ついに3万人である。
希望は生きたい、である。それを押さえこまれての自殺である。
希望との格差は大きすぎる。







気がむいたら続きを書こう。
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