バタバタしている鴨(かも)
介護終わりの無職なのでお金を稼ぐ方法を見つけないといけないのですが、老母が逝って二週間以上にもなるというのに、まだバタバタしている処理がある。
ひょんなことから封印された遺言書が発見された…これは裁判所に提出して検認してもらわなければならないのだが、姉が死んでから音信不通になった血族がいる。その血族の書類が必要なのだが、それを弁護士に頼むとお金がかかるので自分でコツコツ集めている。
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そんな中で老母の訪問看護師さんが、集金がてら老母のお参りに来てくれた。
話が「厚生病院に入院中のいつから、お母さんは立てなくなったの?看護師仲間で話題になっている」と聞かれて「手術後、浮腫(むくみ)だしてから。それまでは車椅子に乗せたりして気分転換はさせていた」と簡単に答えていた。
他にも実はたくさんそれにまつわる話はあるが、今はもう手遅れなのでこれくらいにしておいたが、立てなくなったのは大きな損失だった。
看護師さんとの話は流れ流れて、実は8月20日に主治医から「退院はさせない」という宣言をされたと看護師に話すと「それは初めて聞く話で、そんなこともあったの」という風な驚きを示していた。
やがて予定通り8月24日に退院させたわけだが、看護師と私が共通に驚いて、他の方も同じだったのが主治医が言い放った「再入院の予約を一週間後にしてありますから」ということだ。再入院の予約?私はこの言葉が未だに理解できませんし、訪問看護師や訪問診療の方も不思議がってました。