黄砂もなく久しぶりに青空が見えた昨日、３月１１日（火）姫路市文化センターに氷川きよしさんのコンサートに行ってきました。昼の部、夜の部とも、元気に弾けて、弾けて、弾けた、きよしくんの姿に感動と夢をいただいて帰宅しました。
会場に入ると、去年までの紗のような緞帳から ＨＫ
ｗｅｌｃｏｍｅ★☆
☆★ＨＩＫＡＷＡ
ＫＩＹＯＳＨＩ
ＳＨＯＷ
と書かれた文字の両サイドには、素敵な、きよしくんの顔をプリントされたお洒落な緞帳に替わっています。開演のブザーが鳴る前から緞帳を見ているだけでワクワクします。
花道階段の上から、真っ白なコートドレスの衣装に雪の結晶のような飾りを施してキラキラ散りばめている衣装を着た王子さまが♪雪月花を歌いながら下りてきます。はぁぁ～～っと幕開けから素敵過ぎて、うっとり～ためいきが出ました。去年の秋の大阪コン以来の王子さまの姿に、うっとり～～
♪櫻。♪出発を熱唱。
きよしくんは『みなさん、今日は、ごゆっくりおくつろぎください。姫路のコンサートは初めてです。』と西寄さんとお二人で言われましたが会場から『にかいめ～～～
』の声。きよしくんと西寄さんは『え～～っ
２回目ですか？』・・・２００２年にツアーコンサートが始まった当時、一度、姫路市文化センターでコンサートをされています。２０００年、３月１８日にキャンペーンで姫路のレコード屋さんの前で歌われたそうです。
がらり一転して上品な薄グレーの色に裾と左袖に松紋様がついた着流しに赤紫色の蛇の目傘をさして静々と、しとやかに♪三味線旅がらす。♪関東春雨傘。♪おやじの海。所作が美しくとってもセクシーでした。♪きよしのニッポン音頭は、みなさんの手拍子とともに、西寄さんが、きよしくんが歌っている時、後で盆踊り風に踊っています。
♪残雪の町。新曲♪しぐれの港と、Ｂタイプのカップリング曲♪逢いたくてオホーツク。昼の部は、ワインカラーのベルベットの衣装で夜の部は、ゴールドの衣装でした。「あい～～
たくて～～オホーツク」のファルセットの部分は体中がぞくぞくするほど惚れ惚れして聴き入りました。きよしくん、てんさ～～い「男は港、女は船」ＣＤで聴くより数倍、素晴らしい新曲です。♪あなたのブルース。魂の叫びのような情念の顔。歌は、３分間で演じるドラマ。正にそれを感じました。
和の世界の袴姿で凛々しく♪一剣。♪箱根八里の半次郎。♪大井追っかけ音次郎。♪浪曲一代。台詞の部分は、きよしくんの生声で浪曲で語ります。会場の中は、シーンと静まり返って、きよしくんの浪曲に耳を傾けていました・・・・が・・・『氷川～～
フォ～～ひかわ～～』と叫ぶ人がいます。甚だ迷惑です！空気をよんでやめていただきたいです
それから、迫真の♪白雲の城。ドライアイスのいい香りが座席まで漂ってきました
ステージはガラリと替わり、ミリタリールックで♪虹色のバイヨン。間奏の時、ステージ中央で、ジャケットの胸を
ガバッ------------------------っきよしくんの胸が開きます。会場中、ぎゃ～～！きゃ～～！うわ～～！悲鳴に近い声が聞こえて大盛り上がりです。胸は開いたままステージの左右を動きながらダンスのようなステップを踏みながら♪ときめきのルンバ。♪情熱のマリアッチと続きます。ロックンローラー、ＧＳ、エルビスプレスリーのような世界へと、引き込まれていきました。夜の部では、間奏の時を少し長引かせて、じらすように、いたづらっぽく笑いながら胸のガバッ---------------------っ
アンコールは♪Ｍｙ ｌｏｖｅ～もう一度だけ～。♪きよしのソーラン節。♪きよしくのズンドコ節。
歌の合間、合間の西寄さんとのトークの時、最近、きよしくんはよくお話されますが、話が長すぎて脱線して、いったい自分が何を言っているのか途中で分からなくなって、会場と、西寄さんに『あれ？僕、何を話してましたっけ？？』って。それだけファンとの触れ合いたい気持ちはよく分かります。台湾から来られた方と、会話されて台湾の方が『台湾には氷川きよしさんのファンがいっぱいいるんです。』と言われて、きよしくんは喜ばれていました。
歌は、３分間のドラマ・・・演歌歌手の、きよしくんは、どんな歌でも、主人公になりきって見事に演じてくださいます。氷川きよしさんは、てんさ～～～い
一曲、一曲を歌い終えた時の決め顔もその都度違っていて可愛く凛々しく男らしくどのお顔も素敵です。 “天は二物を与えず”と言いますが、氷川きよしさんは例外です。二物も三物も持って生まれた資質が良く生まれてこられたのでしょう。そんなことを思いながら胸がときめいたコンサートでした。
駐車場に、コンサートトラックが、３台、停まっていました。３台、平行に並んでいたので新曲のトラックは狭い間の中から撮りました。
今日は、姫路から奥へ奥へと移動して鳥取県の”とりぎん文化会館”でコンサートですね。