大阪市大の都市情報学専攻主催のワークショップにARGの岡本さんが講演されるということで、参加してきました。
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http://www.gscc.osaka-cu.ac.jp/events/2009/symp_090713.html
日時: 7月14日(火)18時30分~
場所: 大阪市立大学文化交流センター(大阪駅前第2ビル6F):ホール
タイトル:
「Academic Webの可能性と課題-ARGの10年とacademicweb.jp構想」
講師:岡本真
ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)編集長(※法人化予定)
元Yahoo! JAPANプロデューサー
講演者のブログ(ARG)から
「[編集日誌]2009-07-15(Wed): 昨日の講演の感想」
http://d.hatena.ne.jp/arg/20090718/1247874762
http://d.hatena.ne.jp/arg/20090718/1247874763
このエントリーの最後の方に、講演についてもあり。
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内容の紹介は、こちらのブログにお任せするとして、、、
「大阪市立大学創造都市研究科 夏季連続シンポジウム(情報システム創成研究分野)」(図書館の中では走らないでください!)
http://d.hatena.ne.jp/klarer-himmel13/20090715/1247659372
#著者にも会場でお会いできてよかった。
#カレント・ポータルでお世話になった方にもお会いできて、よかった。
academicweb.jp の具体像は明かされませんでしたが、
おととしの冬に、ピッツバーグで国会図書館からの友人Yと、
研究ってなに? 的な話をしていたのも思い出しました。
質疑を聞いていると、「図書館学なんて学問じゃない」と思っていた頃を思い出したり、理解不足かもしれないけど「図書の分類法が学問なら、パナソニックの部品の品番の付け方はどうやねん」と思っていたことも。
前者は、社会学という少し斜に構えた領域にいたから、図書館という存在を前提にした図書館学になじめなかったので。
後者は、図書館学というか、そういうものがさも高尚なものだと(視野が狭いと思えるような感じで)言う人もいたので。
ついでに書くと、なんとかの5原則とかを、金科玉条というか、だから自分たちはすごい仕事をしているのだ的な方がいたのも、そういう気持ちを強めたかもしれない。
利用者の時間を節約するのは、図書館だけでなく、小売業界でも、なんでもそうちゃうの!?
図書館関係の研究者の講演とかを聴いて、なんか面白くないというか、役に立つ感が少なかったこともある。
最近は、そうでもなくなってきたけど。
言いたい放題は、以上
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ここから、まじめな本題
友人Yとの話もあるが、図書館情報学と現場の実践に何かポジティブな関係もあるとも考えていました。
先行事例や、周辺や大学の環境の変化から、目指す方向を示す側面もあると思ったから。
(現場でもできるとは少し思っている)
で、質疑の最後に、そんな疑問を岡本さんにぶつけて、図書館業界への感想をお聞きしてみた。
"走らないで下さい"の方も「痛く突き刺さりました」とのことでしたが、私も日和っていたというか、深く考えてこなかったことを反省。
岡本さんからは、
・IT関係(コンピュータ、Web)に対する知的好奇心が低い
との意見も。
・研究者にダメ出しして、実用レベルで使えるものかの指摘も必要では
・実務者と研究者の間だが、ぬるい関係
・ガチンコ勝負もあるべき
と。
私に戦える武器が十分かというのもあるけど、
図書館情報学の「研究」って何なのかは、しばらく継続的に考えてみよう。
と言いつつ、自分は実務家というアイデンティティもあるので、研究者を批判的に見てみると続くかな。
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終了後、図書館の方々、計7名で食事をご一緒させていただいた。
(おそらく私が最年長)
それはそれで楽しかったですが、一つ印象に残った話。
それは、若手から発言しにくいということ。
具体的には、ベテランさんの存在とか、図書館業界の雰囲気とか、そういうことだったと思う。
私自身は、世代が変わらないと何かも変わらないというのは好きじゃありませんし、2007年問題と言われていたのも、世間で言われていた問題よりも、自分たち(の世代)が頑張らねばというのを感じていました。
自分も図書館業界の中では、世代的にはベテランに近づきつつあるし、我々の年齢は人口も多いはず。
具体的には思いつかないけど、若手がものを言いやすい雰囲気とかは考えたい。
#なんかの研究会で、オールド世代が"生涯図書館員"とか気勢を上げているのに対しても何かできるかな!?
現状をよくするベクトルなら何でもいいとは思っていますが。
一方、若手の皆さん、論理的に考える力や表現する力、企画力や実行力、抽象的にはいろいろあるけど、それを具体的に身につけることも頑張ろう。
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http://www.gscc.osaka-cu.ac.jp/events/2009/symp_090713.html
日時: 7月14日(火)18時30分~
場所: 大阪市立大学文化交流センター(大阪駅前第2ビル6F):ホール
タイトル:
「Academic Webの可能性と課題-ARGの10年とacademicweb.jp構想」
講師:岡本真
ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)編集長(※法人化予定)
元Yahoo! JAPANプロデューサー
講演者のブログ(ARG)から
「[編集日誌]2009-07-15(Wed): 昨日の講演の感想」
http://d.hatena.ne.jp/arg/20090718/1247874762
http://d.hatena.ne.jp/arg/20090718/1247874763
このエントリーの最後の方に、講演についてもあり。
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内容の紹介は、こちらのブログにお任せするとして、、、
「大阪市立大学創造都市研究科 夏季連続シンポジウム(情報システム創成研究分野)」(図書館の中では走らないでください!)
http://d.hatena.ne.jp/klarer-himmel13/20090715/1247659372
#著者にも会場でお会いできてよかった。
#カレント・ポータルでお世話になった方にもお会いできて、よかった。
academicweb.jp の具体像は明かされませんでしたが、
おととしの冬に、ピッツバーグで国会図書館からの友人Yと、
研究ってなに? 的な話をしていたのも思い出しました。
質疑を聞いていると、「図書館学なんて学問じゃない」と思っていた頃を思い出したり、理解不足かもしれないけど「図書の分類法が学問なら、パナソニックの部品の品番の付け方はどうやねん」と思っていたことも。
前者は、社会学という少し斜に構えた領域にいたから、図書館という存在を前提にした図書館学になじめなかったので。
後者は、図書館学というか、そういうものがさも高尚なものだと(視野が狭いと思えるような感じで)言う人もいたので。
ついでに書くと、なんとかの5原則とかを、金科玉条というか、だから自分たちはすごい仕事をしているのだ的な方がいたのも、そういう気持ちを強めたかもしれない。
利用者の時間を節約するのは、図書館だけでなく、小売業界でも、なんでもそうちゃうの!?
図書館関係の研究者の講演とかを聴いて、なんか面白くないというか、役に立つ感が少なかったこともある。
最近は、そうでもなくなってきたけど。
言いたい放題は、以上
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ここから、まじめな本題
友人Yとの話もあるが、図書館情報学と現場の実践に何かポジティブな関係もあるとも考えていました。
先行事例や、周辺や大学の環境の変化から、目指す方向を示す側面もあると思ったから。
(現場でもできるとは少し思っている)
で、質疑の最後に、そんな疑問を岡本さんにぶつけて、図書館業界への感想をお聞きしてみた。
"走らないで下さい"の方も「痛く突き刺さりました」とのことでしたが、私も日和っていたというか、深く考えてこなかったことを反省。
岡本さんからは、
・IT関係(コンピュータ、Web)に対する知的好奇心が低い
との意見も。
・研究者にダメ出しして、実用レベルで使えるものかの指摘も必要では
・実務者と研究者の間だが、ぬるい関係
・ガチンコ勝負もあるべき
と。
私に戦える武器が十分かというのもあるけど、
図書館情報学の「研究」って何なのかは、しばらく継続的に考えてみよう。
と言いつつ、自分は実務家というアイデンティティもあるので、研究者を批判的に見てみると続くかな。
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終了後、図書館の方々、計7名で食事をご一緒させていただいた。
(おそらく私が最年長)
それはそれで楽しかったですが、一つ印象に残った話。
それは、若手から発言しにくいということ。
具体的には、ベテランさんの存在とか、図書館業界の雰囲気とか、そういうことだったと思う。
私自身は、世代が変わらないと何かも変わらないというのは好きじゃありませんし、2007年問題と言われていたのも、世間で言われていた問題よりも、自分たち(の世代)が頑張らねばというのを感じていました。
自分も図書館業界の中では、世代的にはベテランに近づきつつあるし、我々の年齢は人口も多いはず。
具体的には思いつかないけど、若手がものを言いやすい雰囲気とかは考えたい。
#なんかの研究会で、オールド世代が"生涯図書館員"とか気勢を上げているのに対しても何かできるかな!?
現状をよくするベクトルなら何でもいいとは思っていますが。
一方、若手の皆さん、論理的に考える力や表現する力、企画力や実行力、抽象的にはいろいろあるけど、それを具体的に身につけることも頑張ろう。