システム担当ライブラリアンの日記

図書館システムやサービス系の話題を中心に。最近、歩き旅の話題も。

ハミングバード、Hummingbirdのメソッドを使った(らしき)日本語の本

2022-01-23 16:12:31 | 本の紹介
いくつか調べてみると、日本語でハミングバード、Hummingbirdのメソッドを紹介した(らしき)本がありました。
『英語の発音がみるみるうまくなる : CD付き』(ナツメ社, 2004)
 ISBN:4816336060
 https://ci.nii.ac.jp/ncid/BA69631873

悪くないようにも思いましたが、以下、感想(私の場合、自分の覚えた方法が前提になっているので、どうしてもバイアスがありますが)。

・本家の⁉︎ハミングバードと似ているが、口の形の呼び方が違っていたりする。
・ステップ1と2(口の体操など)は、本家の⁉︎ものになく、僕はしなかったことになる。
ステップ3(口の形)から始めてもよい印象。

・舌の位置が「ダウン」と「アップ」の2種類が基本となっている。本家⁉︎の方では、8種類ある。
・いくつかの音は、それぞれの音の所で解説されているようだが、Kの音は単に「ダウン」で、「のどから『クッ』と息を押し出すように発音すると、舌の奥が上がる」 (p.58) とされる。
Tも、単に「アップ」で、文章で説明される。

・「音の方向のイメージ」「↑」とか言われても、ムズカシイ(この辺はバイアスあり。練習すると気づきがあるかも。)

・p.88~にアルファベットの練習ページがあって、良さそうと思いましたが、本家!?と結構違います!
頻出の「I」の口の形は、本家!?では Open → Triangle となりますが、本書は「あくびの口(Openに相当か)」→「基本の口(指1本くらい開けた形)」。
 *本家!?のDVD版テキストは p.15に、口の形と舌の位置(の記号)を示しています。

他にも結構違います。
「G」(なかなか口の形が覚えられない)も、本家は Pucker のみですが、本書は変化あり。
A, H, J, K, L, W, Y も違います。。。

・本書冒頭の「解説編」は結構同意でした。
「リスニング力が伸びる」とか、「おおげさに練習する」。

Step 1 冒頭で、口の前にティッシュを持ってきて、「ペン」では揺れないけど、「Pen」では「吹き飛ぶくらい」。試しにやると、まさしくそうでした!

・この本を勧めるか。。。ビミョー…。セカンドチョイスならいいかな(但し、バイアスあり)。
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