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・フォーラム詳細のサイト
https://www.libraryfair.jp/news/6831
・体調とJR切符手配の関係で、少し遅れて参加。
・予想よりも非常に興味深い内容でした。
*例によって、私の理解した、書けた範囲でのメモ。
■[第1部]「オーテピア」開館の背景や経過に関する講演
「県市合築のオーテピア高知図書館について」小新貴士 (高知市図書館・科学館課長)
・高知県立図書館と高知市民図書館の「合築」について、役割の違いの調整、地方自治法上の位置づけ、予算の分担割合、組織体制などについて、経緯や考え方の説明がありました。
図書館システムの統合は建築に先立って実施。さすがに大変だった様子。
・過去の県や市の調査で、年に一度も来館しない人や、その理由についての調査はしていた。多くに利用されるよう、敷居の低い図書館を計画した。
介護、看護等々で忙しい人は来館しにくいので、忙しい人にこそ使ってほしいコーナーを設置(ここは短い説明だったかと)。
闘病記コーナーも、病気になると有用な資料と仰っていたかと。
・しゃべれる図書館宣言をした。入退館ゲート横の案内板にも記載。
静かに読書などするのは、窓側にガラスで区切った横長の空間、自習室などを設定。
もっと話がしたい人のために、ラーニングコモンズ、グループ学習室を設置。
・バリアフリー日本一を目指す、徹底的に、という話もあったかと。
補助犬トイレが屋外に設置されている。*本記事の写真は、これ。
・県は戦前に海水浴場へ出張図書館をしていたり、市民図書館も全国に先駆けて「市民図書館」という名前を付けたり、利用者のためにというDNAは共通して持っていたのではという話も。
○個人の感想
・非常に多い利用者。魅力的な施設。
・ラーニングコモンズ的な場所は、この日は、中高生の勉強場所になってたような。
・闘病記コーナーを見てみました。
かなりオープンすぎる印象。岐阜の多治見市立図書館では、目立たないよう高めの書棚で周囲から見えないように配慮と伺いました。実際に利用される方の考えは分かりませんが、オーテピアはさすがにオープンすぎな印象。
闘病記コーナーは書棚に挟まれておらず、後ろは学習机が並んでいて、他の人が利用している。
そのほぼ隣にある医学(NDC:490台)の書棚も、横に学習机があって、人によっては落ち着かないのでは。それと、NDCの限界でしょうか。「がん」と背ラベルにも書かれているコーナーがある一方、部位別のがんに関する本は、1-2つ隣の書棚にあったり。
資料も『今あるガンが消えるスープ』という、ほんまか? というのがあったり(OPACを見ると、食事療法のレシピ集のようでしたが)。
また、個人的には「闘病記」って、病気と闘う感覚はないし、名前はどうなんでしょう。地元の図書館で闘病記コーナーも見てみましたが、個別性が強い印象で、書棚を眺めただけで手を伸ばすことはありませんでした。
・バリアフリー関連で、カラーバリアフリーについては資料にも記載がなかったような。
館内の案合図は、コーナーが色塗り(色分けじゃなく!?)されてたが、名称は併記されていた。
・建物設計の説明図がありました。「まんなか書庫」ということで、それを木の幹に見立てる設計。福岡市の西南学院大学図書館も、真ん中の吹き抜け・ブックウォールを心柱のようにしてました。同じ設計会社だから?
<9.23 追記>
・中高生の利用は増えたとのこと。土曜の午後、ラーコモや休憩エリアなどは中高生が占拠してた印象。
愛知県安城市のアンフォーレでも感じましたが、大人との利用が自然に住み分けできたら、とも。
・書架番号。ここに限らないと思いますが、なぜ数字で案内? 490台が36番の書棚、みたいに。NDCを意識してる人には「?」では? ちなみに、職場の大学にある案内図でも、かつて、D棟を示すのはJ、ってことがありました。
https://www.libraryfair.jp/news/6831
・体調とJR切符手配の関係で、少し遅れて参加。
・予想よりも非常に興味深い内容でした。
*例によって、私の理解した、書けた範囲でのメモ。
■[第1部]「オーテピア」開館の背景や経過に関する講演
「県市合築のオーテピア高知図書館について」小新貴士 (高知市図書館・科学館課長)
・高知県立図書館と高知市民図書館の「合築」について、役割の違いの調整、地方自治法上の位置づけ、予算の分担割合、組織体制などについて、経緯や考え方の説明がありました。
図書館システムの統合は建築に先立って実施。さすがに大変だった様子。
・過去の県や市の調査で、年に一度も来館しない人や、その理由についての調査はしていた。多くに利用されるよう、敷居の低い図書館を計画した。
介護、看護等々で忙しい人は来館しにくいので、忙しい人にこそ使ってほしいコーナーを設置(ここは短い説明だったかと)。
闘病記コーナーも、病気になると有用な資料と仰っていたかと。
・しゃべれる図書館宣言をした。入退館ゲート横の案内板にも記載。
静かに読書などするのは、窓側にガラスで区切った横長の空間、自習室などを設定。
もっと話がしたい人のために、ラーニングコモンズ、グループ学習室を設置。
・バリアフリー日本一を目指す、徹底的に、という話もあったかと。
補助犬トイレが屋外に設置されている。*本記事の写真は、これ。
・県は戦前に海水浴場へ出張図書館をしていたり、市民図書館も全国に先駆けて「市民図書館」という名前を付けたり、利用者のためにというDNAは共通して持っていたのではという話も。
○個人の感想
・非常に多い利用者。魅力的な施設。
・ラーニングコモンズ的な場所は、この日は、中高生の勉強場所になってたような。
・闘病記コーナーを見てみました。
かなりオープンすぎる印象。岐阜の多治見市立図書館では、目立たないよう高めの書棚で周囲から見えないように配慮と伺いました。実際に利用される方の考えは分かりませんが、オーテピアはさすがにオープンすぎな印象。
闘病記コーナーは書棚に挟まれておらず、後ろは学習机が並んでいて、他の人が利用している。
そのほぼ隣にある医学(NDC:490台)の書棚も、横に学習机があって、人によっては落ち着かないのでは。それと、NDCの限界でしょうか。「がん」と背ラベルにも書かれているコーナーがある一方、部位別のがんに関する本は、1-2つ隣の書棚にあったり。
資料も『今あるガンが消えるスープ』という、ほんまか? というのがあったり(OPACを見ると、食事療法のレシピ集のようでしたが)。
また、個人的には「闘病記」って、病気と闘う感覚はないし、名前はどうなんでしょう。地元の図書館で闘病記コーナーも見てみましたが、個別性が強い印象で、書棚を眺めただけで手を伸ばすことはありませんでした。
・バリアフリー関連で、カラーバリアフリーについては資料にも記載がなかったような。
館内の案合図は、コーナーが色塗り(色分けじゃなく!?)されてたが、名称は併記されていた。
・建物設計の説明図がありました。「まんなか書庫」ということで、それを木の幹に見立てる設計。福岡市の西南学院大学図書館も、真ん中の吹き抜け・ブックウォールを心柱のようにしてました。同じ設計会社だから?
<9.23 追記>
・中高生の利用は増えたとのこと。土曜の午後、ラーコモや休憩エリアなどは中高生が占拠してた印象。
愛知県安城市のアンフォーレでも感じましたが、大人との利用が自然に住み分けできたら、とも。
・書架番号。ここに限らないと思いますが、なぜ数字で案内? 490台が36番の書棚、みたいに。NDCを意識してる人には「?」では? ちなみに、職場の大学にある案内図でも、かつて、D棟を示すのはJ、ってことがありました。
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