地神祭

2018-03-18 | 日記
昨日17日、地元の三所神社で「地神祭」が行われた。






(引用)
徳島県(「阿波藩」)独特の祭礼に「地神さん」がある。

徳島県内のどの神社(村)に行っても、
頂上の石が五角形の「地神さん」が見られる。
神社の境内に祀られている事が多い。

寛政2年 藩主:蜂須賀治昭は、神職早雲伯耆の建白を受け、
県下全域に「地神さん」を設置させた。

当時、淡路は阿波藩であったため、淡路にも同じお触書があった。

「地神塔」を建てると共に、社日には祭礼を行わせた。
社日は、春・秋の彼岸に一番近い「戌」の日。
その日は、農耕を休み「地神さん」の周りで祭礼を行う。

その日に農作業をすると地神さんの頭に鍬を打ち込むことになる
といわれ、
忙しい時期ではあるが、総ての農家が農作業を休んだ。

「地神さん」の周りには注連縄を張り、沢山の供物が供えられた。
時間が来ると、その供え物は子供達に分け与えられる。

その日、子供は「地神さん」の周りに集まり
お下がりを頂くのが楽しみであった

子供達はこの日のことを「おじじんさん」と呼び、
楽しい年中行事の一つとしていた。