とね日記

理数系ネタ、パソコン、フランス語の話が中心。
量子テレポーテーションや超弦理論の理解を目指して勉強を続けています!

Surely You're Joking, Mr. Feynman!(ご冗談でしょう、ファインマンさん)

2019年10月14日 22時01分29秒 | 物理学、数学
Surely You're Joking, Mr. Feynman!」(Kindle版

内容紹介:
With his characteristic eyebrow-raising behavior, Richard P. Feynman once provoked the wife of a Princeton dean to remark, "Surely you're joking, Mr. Feynman!" But the many scientific and personal achievements of this Nobel Prize-winning physicist are no laughing matter. In addition to solving the mystery of liquid helium, Feynman has been commissioned to paint a naked female toreador and asked to crack the uncrackable safes guarding the atomic bomb's most critical secrets. He has traded ideas with Einstein and Bohr, discussed gambling odds with Nick the Greek, and accompanied a ballet on the bongo drums. Here, woven with his scintillating views on modern science, Feynman relates the defining moments of his accomplished life.

2018年2月6日刊行、397ページ。初版は1985年1月刊行。

著者について:
Richard P. Feynman (1918-1988): Wikipedia ウィキペディア
Winner of the Nobel Prize in physics, thrived on outrageous adventures. In this lively work that can shatter the stereotype of the stuffy scientist (Detroit Free Press), Feynman recounts his experiences trading ideas on atomic physics with Einstein and cracking the uncrackable safes guarding the most deeply held nuclear secrets and much more of an eyebrow-raising nature. In his stories, Feynman's life shines through in all its eccentric glory a combustible mixture of high intelligence, unlimited curiosity, and raging chutzpah. Included for this edition is a new introduction by Bill Gates.


理数系書籍のレビュー記事は本書で430冊目。(物理学者による自伝だから理系本としておく。)


英語で読んだ理由

英語教育の危機 (ちくま新書):鳥飼玖美子」を読んで以来、個人的に外国語学習ブームが続いている。外国語を身に付けるには、とにかく反復練習、多読が大切だ。

本の電子書籍化が進み、昔と違って洋書の選択肢はとてつもなく増えたことに加え簡単に買うことができる。また翻訳書に比べて安価なのもありがたい。

本書は400ページ近くあるから、さすがに時間がかかった。各エピソードを英語で読み、次に日本語版を読んで英語の理解度を確認。そしてもう一度英語に戻って読み直した。そのためひとつ前の本の紹介記事投稿から20日もかかっている。洋書にこれだけ没頭することはなかったから、とてもよい学習になった。後半になるにつれて読むスピードも上がっていた。(読書経過はこの連投ツイートを参照)


ビル・ゲイツによる紹介文

1985年に初版が刊行されて以来、英語版はたびたび違う表紙のものが刊行されている。今回読んだのは2018年2月に発売された本で、これにはビル・ゲイツによる紹介文が載せられている。彼はファインマン博士の大ファンなのだ。僕の和訳とともに紹介文を載せておこう。この紹介文は米国アマゾンのKindle版のページの「Look inside」(開く)やGoogleブックス(開く)から公開されている。

Introduction

I remember the exact moment I fell for Richard Feynman.

I was on vacation in Santa Barbara with a friend. Learning is one of my favorite ways to relax, so we'd gone to the local university library and checked out a bunch of films reels (this was the mid-1980's), including Feynman's famous Cornell lectures.

During the day, we'd go to the beach. At night, we'd turn on the projector and watch Feynman. I was mesmerized. I've always been a science geek, but he made physics fun and accessible in a way I'd never seen before. He explained complex subjects like the law of gravitation using simple language that everyone understands, and he kept his students engaged with compelling stories. His lectures made such an impression that I eventually worked with Microsoft to get them posted online so everyone could enjoy them for free.

But Feynman was more than just an incredible scientist and amazing teacher. He was one of the most interesting characters of his era. It's easy to see why when you watch Cornell's provost introduce him at the beginning of his first lecture. The provost quickly dispenses with the usual biographical information and instead talks about what made Feynman special: his high regard among his colleagues, his skill at safecracking, and his talent on the bongo drums.

When Feynman finally gets up to speak, he cracks a joke about how odd it is that whenever he's invited to perform on the bongos, "the introducer never seems to find it necessary to mention that I also do theoretical physics."

That comment is Feynman in a nutshell. His sense of humor and knack for generating myths about himself are huge reasons why "Surely You're Joking, Mr. Feynman!" remains a classic more than three decades after it was first published.

The stories in this book are so charming that you'll want to share them with friends and family. My favorite is about his first visit to Oak Ridge National Laboratory while he was working on the Manhattan Project. A group of military guys asked him to identify weak spots from a blueprint of the lab, but Feynman didn't know how to read blueprints. He pointed at a box with an X in it and asked what would happen if a valve gets stuck, hoping that someone would correct him and reveal what the symbol realy meant.

Feynman was as lucky as he was brilliant, because not only did that symbol represent a valve but it was also a problem area that needed fixing. His colleagues marveled at his genius and asked how he did it. His answer was, as always, honest and straight to the point: " You try to find out whether it's a valve or not."

The nuclear physicist Hans Bethe once described Dr. Feynman as a "magician." He's right. It takes a certain amount of magic to make science as fun, compelling, and simple as Feynman did. Whether this is your first or fifth time reading "Surely You're Joking, Mr. Feynman!" I hope you enjoy it as much as I do.

Bill Gates


日本語訳:

紹介文

リチャード・ファインマンを好きになった瞬間を私はよく覚えています。

友人とサンタバーバラで休暇をとっていたときのことです。私にとって学ぶことはリラックスする手段のひとつですから、友人と一緒に地域にある大学の図書館に行き、たくさんの(1980年代の)フィルム映像をチェックしていました。その中にはコーネル大学で行われたファインマン先生の有名な講義も含まれていました。

昼間はビーチに行き、夜はプロジェクターでファインマン先生の講義を見ます。魅了されました。私は現在にいたるまでずっと科学オタクだったのですが、物理学をこれほど楽しく身近かなものにしてしまう先生の手腕は、それまで見たことがありませんでした。重力の法則のように複雑なテーマを、先生は誰でもわかるようにやさしい言葉を使って説明し、生徒たちを説得力のある話へと導き続けます。ファインマン先生の講義に触発されてほどなく、私はマイクロソフト社と協力して、この講義を誰でも無料で楽しめるようにオンライン公開しました。

ファインマン先生は、とてつもなく偉大な科学者であるだけでなく、素晴らしい教育者でもあります。先生の生きた時代でいちばん面白い性格の人物のうちのお一人でもありました。それは最初の講義の冒頭で、コーネル大学の学長が先生のことを紹介したシーンをご覧いただければわかります。学長はファインマン先生の経歴をごくあっさりと述べるにとどめ、その代わりになぜ先生が特別なのか、つまり同僚たちが先生をとても高く評価していることや金庫破りが得意なこと、ボンゴ・ドラムが上手なことを紹介しているからです。

そしてファインマン先生が登壇します。いつも招待されるときは、ボンゴの演奏を求められるのですが(今日は)おかしいですね。「紹介してくださる方は、私が理論物理学もしていることに触れる必要が全くないようなのです。」と、いきなりジョークを飛ばします。

ファインマン先生のコメントは、いつも簡潔明瞭です。先生のユーモアのセンスと手腕は、彼自身について数々の神話を生み出し、これが『ご冗談でしょう、ファインマンさん』がはじめて刊行されてから30年以上も読み続けられている大きな理由です。

本書に書かれている話はどれも魅力的で、友達や家族に伝えたくなるに違いありません。私がいちばん好きなのは、先生がマンハッタン計画で働いていたとき、オークリッジ国立研究所に初めて行ったときの話です。軍の関係者のグループが(建設しようとしているウラン精製工場の)青写真の中のどの部分が弱点かと先生に質問しましたが、ファインマン先生は青写真の読み方を知りませんでした。先生はXがついている四角を指さして、そのバルブが詰まったらどうなるかと尋ねました。その記号が本当にバルブを意味するかどうかを、もしかすると誰かが正してくれるかもしれないとひそかに期待し、そのように聞いてみたわけです。

幸運にもファインマン先生は見事に解決することができました。というのもその記号はバルブを意味しているだけでなく、問題を解決するために修理が必要な箇所だったからです。先生の同僚はその天才ぶりに驚き、なぜそのような質問をしたのかと聞きました。先生の答えは、「君もあの記号がバルブかどうかを確かめてみれば、すぐわかるよ。」という、いつものように誠実でストレートに要点を突いたものでした。

原子核物理学者のハンス・ベーテは、ファインマン博士は「マジシャン」だと言ったことがあります。それは的を得ています。ファインマン先生は科学を楽しく、説得力があり、シンプルにするマジックをいくつも見せてくれます。『ご冗談でしょう、ファインマンさん』を初めて読む方も、5回目の方も、私のように楽しくお読みいただけることを願っています。

ビル・ゲイツ

補足:紹介文中、ビル・ゲイツが公開したファインマン先生の講義動画は「物理法則はいかにして発見されたか:R.P.ファインマン」という記事で紹介している。

ビル・ゲイツは昨年5月に開催された「#Feynman100: ファインマン先生、生誕100周年セレモニー&シンポジウム」に録画で出演し、ファインマン先生の物理学講義のことを語っている。

Bill Gates Remembers Richard Feynman - Bill Gates - 5/11/2018



本書の知名度

僕はKindle版で読んだのだが、途中で実物が欲しくなりペーパーバック版を取り寄せた。書店の店員がレジで「これはファインマンさんの本ですね。」と言っていたくらいだから、それほど有名な本である。(購入したペーパーバック版

ツイッターでアンケートを取ってみた。僕のフォロワーは理系人に偏っているとはいえ、88人の方のうち95パーセントがこの本を知っており、48人のうち63パーセントの方が日本語版をお読みになっている。(アンケートのツイートをここから確認する)






本書の構成

日本語版を読んだのは10年以上前のことだ。読み始めてすぐ気がついたのだが、ほとんど忘れてしまっていることに愕然とした。これはまずい。。。人間の記憶ってそんなものだろうか?

以下に日本語版の目次を載せておくので、すでにお読みになった方は、話のタイトルだけ見て中身をどれくらい思い出せるかチェックしてみてほしい。

日本語版(上巻)

 まえがき
   はじめに
   僕の略歴

 1 ふるさとファー・ロッカウェイからMITまで
  考えるだけでラジオを直す少年
  いんげん豆
  ドア泥棒は誰だ?
  ラテン語? イタリア語?
  逃げの名人
  メタプラスト社化学研究主任

 2 プリンストン時代
   「ファインマンさん、ご冗談でしょう!」
  僕、僕、僕にやらせてくれ!
  ネコの地図?
  モンスター・マインド
  ペンキを混ぜる
  毛色の違った道具
  読心術師
  アマチュア・サイエンティスト

 3 ファインマンと原爆と軍隊
  消えてしまう信管
  猟犬になりすます
  下から見たロスアラモス
  2人の金庫破り
  国家は君を必要とせず!

 4 コーネルからキャルテクへ ブラジルの香りをこめて
  お偉いプロフェッサー
  エニ・クウェスチョンズ?
  1ドルよこせ
  ただ聞くだけ?

日本語版(下巻)

 4 コーネルからキャルテクへ ブラジルの香りをこめて(続)
  ラッキー・ナンバー
  オー、アメリカヌ、オウトラ、ヴェズ
  言葉の神様
  親分、かしこまりました!
  断わらざるを得ない招聘

 5 ある物理学者の世界
   「ディラック方程式を解いていただきたいのですが」
  誤差は7パーセント
  13回目のサイン
  唐人の寝言
  それでも芸術か?
  電気は火ですか?
  本の表紙で中味を読む
  ノーベルのもう一つの間違い
  物理学者の教養講座
  パリではがれた化けの皮
  変えられた精神状態
  カーゴ・カルト・サイエンス
   訳者あとがき
   文庫版訳者あとがき
   解説 とらわれない発想


日本語版には英語版にはない特典が2つある。1つは訳者の大貫昌子さんによるあとがきがあることだ。大貫さんが本書を訳すことになったのは、ファインマン先生の娘さんと大貫さんのお子さんの保育園が一緒で、その保育園の親の集いで知り合ったのがきっかけだという。

2つめの特典は物理学者の江沢洋先生による「とらわれない発想」という解説が読めることだ。1948年3月30日から4月1日まで物理学者たちがペンシルヴァニアのボコノ山の山荘に集まったときのことだ。波動性と粒子性だけが定説とされていた時代に、30歳のファインマン先生が「電子の軌道」という新しい発想を、物理学者の大御所たちに説明したものだから、大目玉をくらったのである。その後、この考えは「経路積分」や「ファインマン・ダイヤグラム」として受け入れられていくのだが、そのデビューは先生とって冷や汗ものだった。経路積分とファインマン・ダイヤグラムについてはファインマン先生がお書きになった「光と物質のふしぎな理論」をお読みになるとよい。

この話も大好きだが、僕がいちばん好きな話は「国家は君を必要とせず!」である。


ファインマン先生が高校生のときに読んだ数学書

プリンストン時代の「毛色の違った道具」という話の中で紹介されている2冊の数学書だが、どちらも優れた数学書で、無料で公開されている。

ファインマン先生が高校生のときに読んでいた『Calculus for the Practical Man (1931)』(実用のための微積分)はこちらだ。

Calculus for the Practical Man (1931)
https://archive.org/details/calulusforthepra000526mbp/page/n5

ファインマン先生が高校時代、物理のベーダー先生から「君は授業中やかましいから、後ろの席でこの本を自分で勉強しなさい。」と渡されたWoodsの『Advanced Calculus (1934)』(高等微積分)は、こちらである。

Advanced Calculus (1934)
https://www.academia.edu/22499234/Advanced_Calculus_Woods


この2冊のPDFファイルを簡単にダウンロードできるようにしておいた。

Calculus for the Practical Man (1931): PDFダウンロード
Advanced Calculus (1934): PDFダウンロード


気がついたこと

物理学書と違って日常生活を書いたくだけた英文だから、先月紹介した「QED: The Strange Theory of Light and Matter: Richard P. Feynman」よりは難しい。単語は知っていても意味がくみ取れない文章もあった。

ロスアラモスでファインマン先生が修理係として扱っていた「Marchant calculator」は、この機種だ。これが原爆の開発に使われた計算機のひとつである。



The Marchant Calculating Machine Company
http://www.johnwolff.id.au/calculators/Marchant/Marchant.htm

また、この話の中にでてくるIBMのコンピュータは、これである。白黒写真のほうはマンハッタン計画の頃のもの。厳密に言えばコンピュータではなく、IBMのパンチカード機器(タビュレーティング・マシン)である。

IBM 405電動パンチカード会計機(解説ページ画像検索





第4部「コーネルからキャルテクへ」の中の「ラッキーナンバー」という話の関連記事として「開平と開立(第5回): ファインマン先生に立方根計算の雪辱を果たそう」という記事を書いている。


ファインマン先生は1951年(未確認)と1953年、そして1985年に来日している。第5部「ある物理学者の世界」の中の「ディラック方程式を解いていただきたいのですが」という話の中に、晩年のアインシュタインに師事して伝記本「神は老獪にして…」を書いた同僚の物理学者アブラハム・パイスと、東京の「都ホテル」の同じ和室に宿泊したことが書かれている。

ファインマン先生とパイス先生はおそらくこのときの来日で、1953年8月15日の終戦記念日に初上映された「映画「ひろしま(1953)」」(Prime Video)をご覧になったのだと気がついた。お二人の感想が、この映画の予告編の字幕で紹介されている。(再生開始から4分30秒あたり)字幕では「プリンストン高設研究所」、「カリフォルニア大学」と誤訳されている。正しくは「プリンストン高等研究所」、「カリフォルニア工科大学」だ。アメリカ人科学者の感想を紹介した字幕部分の出典元は映画『ひろしま』助監督の熊井啓氏の制作日記である。

1954年と1985年に来日したときのことは「ファインマン先生の自伝本と講演本」という記事の最後のほうに書いておいた。


本書に関連する動画

本書に関連して、特にご覧いただきたい動画を3つ紹介する。リスニングの練習用としてご覧になってもよいだろう。

本書の範囲を超える内容がいくつか含まれているが、いちばんお勧めの動画はこちら。英語も聞きやすい。

BBC - The Fantastic Mr Feynman


本書の紹介動画。2人が本書の内容について語り合っている。
#10: Surely You’re Joking, Mr. Feynman! by Richard Feynman


本書の「下から見たロスアラモス」という話についての1975年に行われた講演。マンハッタン計画に参加した科学者のほか、この計画で使われた計算機など貴重な機械の写真が見れる。英語の難易度が高いが、写真だけでも見る価値がある。

Richard Feynman Lecture -- "Los Alamos From Below"


ファインマン先生の動画: YouTubeで検索


英語版と日本語版

本書には続きがある。続編とともに原書と日本語版を載せておこう。「Surely You're Joking, Mr. Feynman! (2018)」は、2018年のペーパーバック版のページからKindle版にナビゲートするとビル・ゲイツの序文がない古い版が表示されるので、2018年の版のKindle版は以下のリンクから開くよう注意していただきたい。また続編「What Do You Care What Other People Think? (2018)」のKindle版は、まだ発売されておらず最新のKindle版は2011年版である。

Surely You're Joking, Mr. Feynman! (2018)」(Kindle版
What Do You Care What Other People Think? (2018)」(Kindle版
 


日本語版は2000年に文庫化された。

ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉 (岩波現代文庫)」(Kindle版
ご冗談でしょう、ファインマンさん〈下〉 (岩波現代文庫)」(Kindle版
困ります、ファインマンさん (岩波現代文庫)
  


1986年に刊行された単行本にこだわる方は、こちらからどうぞ。

ご冗談でしょう、ファインマンさん―ノーベル賞物理学者の自伝〈1〉
ご冗談でしょう、ファインマンさん―ノーベル賞物理学者の自伝〈2〉
困ります、ファインマンさん
  

ファインマン先生の日本語著書を検索: 書籍版 Kindle版
ファインマン先生の英語著書を検索: 書籍版 Kindle版


関連記事:

What Do You Care What Other People Think? (困ります、ファインマンさん)
https://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/9aa3c698e25754b1e9fdc0a664545606

ファインマン先生の自伝本と講演本
https://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/9bf47cf51085c74caf34a11068a17285

#Feynman100: ファインマン先生、生誕100周年セレモニー&シンポジウム
https://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/11dd9238ebcbc37915920a2dab553c82

物理法則はいかにして発見されたか:R.P.ファインマン
https://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/ab31086d3d97f72d800893033189592d

ファインマン物理学(英語版)が全巻ネット公開されました。
https://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/e94dd49d7d8cc395e29d37927e30173d

発売情報: フランス語版「ファインマン物理学」の新版
https://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/daf630deb00e6c315897d6f47ba3dd5a

開平と開立(第5回): ファインマン先生に立方根計算の雪辱を果たそう
https://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/89a0b907577f03ef6132cf9664bdcddb

光と物質のふしぎな理論―私の量子電磁力学: R.P.ファインマン
https://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/4b34cd4e7d077d037022e62734d1ee76

QED: The Strange Theory of Light and Matter: Richard P. Feynman
https://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/1860569fe58727fce5256356863001f9

ファインマンの経路積分に入門しよう!
https://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/0f47de5854daf4eb38339a73791544a8

万有引力の法則(逆2乗則)の逆問題を解説する本と動画(ファインマンによる解法)
https://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/2cd381bca4546d23968b31cfad4a9be9


 

 


Surely You're Joking, Mr. Feynman!」(Kindle版


Introduction by Bill Gates
Introductio to the Previous Edition
Vitals

Part I. From Far Rockaway to MIT.

He fixes radios by thinking!
String beans
Who stole the door?
Latin or Italian?
Always trying to escape
The chief research chemist of the Metaplast Corporation

Part II. The Princeton years.

"Surely you're joking, Mr. Feynman!"
Meeeeeeeeeee!
A map of the cat?
Monster minds
Mixing paints
A different box of tools
Mindreaders
The amateur scientist

Part III. Feynman, the bomb, and the military.

Fizzled fuses
Testing bloodhounds
Los Alamos from below
Safecracker meets safecracker
Uncle Sam doesn't need you!

Part IV. From Cornell to Caltech, with a touch of Brazil.

The dignified professor
Any questions?
I want my dollar!
You just ask them?
Lucky numbers
O Americano, outra vez!
Man of a thousand tongues
Certainly, Mr. Big!
An offer you must refuse

Part V. The world of one physicist.

Would you solve the Dirac equation?
The 7 percent solution
Thirteen times
It sounds Greek to me!
But is it art?
Is electricity fire?
Judging books by their covers
Alfred Nobel's other mistake
Bringing culture to the physicists
Found out in Paris
Altered states
Cargo cult science.

Index
Other Works by Richard Feynman
Praise

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2019年 ノーベル化学賞はグッ... | トップ | ニュートン別冊(ニュートン... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

物理学、数学」カテゴリの最新記事