山楽ぶらり探訪

国のまほろば大和の山野、寺社をぶらっと訪ね歩きます。
山川草木。日々是好日。

句碑巡り 03

2006-10-17 17:29:07 | Weblog
ぶらり探訪「高取」
 阿波野青畝(せいほ)の句碑 03

 高浜虚子門下の一人で、「西の横綱」とも言われた高取町上子島出身(明治32年生れ)の俳人。
 町内には5つの句碑がありります。

 葛城の 山ふところに 寝釈迦かな

 (郷里の高取からは葛城山がよく見える。寝釈迦の図は、実際には葛城山の山腹にある寺の中にあるが、まるで葛城山腹に寝釈迦が抱かれて居るがごとく思える)
  中央公園・昭和3年 29歳作
  葛城山が持つ神秘的な光景から写生でありながら、その句は無限の広がりをもっている。代表作とも言われている。
    

火の用心 01

2006-10-16 18:53:08 | Weblog
火の用心 01

 ぶらり探訪「高取」 防火啓発看板01

 城下町の風情を感じさせる土佐街道の一角に、防火啓発看板がありました。
 何時までも残してほしい土佐街道の街並みは、落ち着いた雰囲気が漂っていました。

火の用心 02

2006-10-16 18:45:35 | Weblog
火の用心 02

 ふらり探訪「高取」 防火啓発看板 高取城

錦秋の高取城を描いた看板に見とれました。
 日本三大山城の一つ。高取山(583.9m)山頂に築かれた高取城は、別名” 芙蓉城”ともいわれ、近世山城の典型としてよく知られ、”巽高取雪かと見れ ば、雪でござらぬ土佐の城”といたわれている。
  高取城は、越智氏よって南北朝時代に築かれた。その後、高取城は、越智氏の詰めの城として、越智氏の本城貝吹山城と常に連携を取っていた城である。

  

センブリ

2006-10-15 20:22:49 | Weblog
センブリ

 今日、金剛山近くの中葛城山の尾根道で見つけました。

 センブリは、日当たりの良い丘陵や明るい松林などに自生するリンドウ科センブリ属の2年草です。全草に強い苦味があり、千回煎じてもまだ苦いことから「千度振り出し」の意味で「千振り」と名付けられたようです。生薬名も「当(まさ)に薬である」ことから「当薬(とうやく)」と称されていましたが、今はセンブリが一般的です。
 センブリ茶は、胃もたれ、胃痛、むかつき、消化不良、食欲不振、腹痛、下痢、発毛などに良いそうです。

叶 麗子01

2006-10-09 20:39:10 | Weblog
叶 麗子01 本年より改名 れい子

 今日は、金剛山を横断しました。(2度登りました)
 高天より郵便道を登り、山頂にある転法輪寺にお詣りし登拝宝印帳に押印。他の登山者に道を聞きながら文殊尾~東尾根~妙見・ババ谷~笠松(千早のバス道)に下山。府道を15分ほど歩き、百ヶ辻の登山口から念仏坂~寺尾根~文殊~山頂転法輪寺へと登りました。
 大阪、千早側から金剛山へはいくつもの登山道があります。登る人が多くなれば新しい踏み跡が自然にできあがり登山道となってしまっているという感じです。

 山頂では葛木神社・錬成会主催によるもみじ祭りとかで通天閣の歌姫とも呼ばれる演歌歌手、叶麗子の歌謡ショー?&トークがありました。

叶 麗子02

2006-10-09 20:13:04 | Weblog
叶 麗子02

 プロフィール
 NHK朝の連続テレビ小説「ふたりっ子」で人気を博した「通天閣の歌姫」オーロラ輝子の実在モデル。奈良県桜井市出身。県立榛原高校卒業後、百貨店のOLを経て歌手となる。現在も通天閣歌謡劇場をホームグラウンドに全国で熱狂的なステージを展開している。日本クラウン所属。デビュー曲「通天閣人情」は岡千秋の作曲。

月亭八方の薦めにより、頭に通天閣の模型を乗せて歌ったことから度々メディアでも取り上げられるようになり、知名度を上げた。今日も最初にその衣装で登場、観客を和ませていました。


叶 麗子03

2006-10-09 19:56:38 | Weblog
叶 麗子03

 叶麗子は、講演活動も行っているようです。
 “お母さん、生んでくれてありがとう”“心変われば、人生変わる! ”“つらさ九つ、うれしさ一つ・・・”などの講演テーマを持つ。舞台での一期一会の話や、障害を負っていじめにあった体験、失恋話等、時代を越えた大切なものを語りかけます。 ※ 右の写真は歌謡劇場投稿写真より借用。

 今日は、戦争で銃弾が足に当たり、戦後義足になりながらも明るく98才まで生き抜いた祖父の生き様を語ってくれました。その後、一変して佐伯孝夫作曲、服部良一作詞で高峯秀子が歌った「銀座カンカン娘」を歌ってくれました。
  あの娘可愛いや カンカン娘 赤いブラウス サンダルはいて 
  誰を待つやら 銀座の街角  時計ながめて そわそわにやにや 
  これが銀座の カンカン娘 

 予期せぬ歌謡ライブ(新曲「酒場春秋」「心」や「好きになった人」など)に出会って、爽やかな気持ちで下山しました。

http://www.jttk.zaq.ne.jp/babpa300/aa2sengomelo/ginzakankanmusume.mid     


埴輪 01

2006-10-08 19:35:00 | Weblog
埴輪 01

 葛城市忍海の市歴史博物館で葛城地域の古墳から出土した埴輪約40点が「葬送の目撃者~葛城の埴輪~」というテーマで特別展示されています。
 中でも写真の「太刀を持った人物埴輪」は、別の所に保管されていた手や刀の両端部分の破断面が偶然に一致して20年越しに完全に復元されたものです。

埴輪 02

2006-10-08 19:24:29 | Weblog
埴輪 02

 特別展では、古墳時代全般(4世紀後半~6世紀前半)の埴輪が展示されています。家形や鶏、馬といった動物形、円筒・壷形・高杯形など様々な形の埴輪が展示されています。古代の人々の造形美にふれることができました。
 11月26日まで展示。葛城市立歴史博物館(℡0745-64-1414)

 古墳は、今から1700~1300年前に造られた当時の王や豪族の墓のことですが、死者を悪霊から守るものとして造られ、古墳の周りに並べられました。

埴輪03

2006-10-08 19:23:40 | Weblog
埴輪03

 馬形埴輪と馬子埴輪(下田東古墳)

 馬をひく人物(馬子)と馬で、一組となっている埴輪です。馬子形埴輪が片手を上げているのは、馬の手綱を握っているところを表現しています。
 馬は、様々な馬具をつけています。これらは、権威を象徴するために金メッキなどを用いて豪華につくります。このような馬具をつけた馬を「飾り馬」と呼びます。この馬形埴輪も、そういった飾り馬を忠実に模倣したものです。たてがみや尻尾もヒモでしばるなどしていた様子がわかります。