山楽ぶらり探訪

国のまほろば大和の山野、寺社をぶらっと訪ね歩きます。
山川草木。日々是好日。

曼珠沙華01

2006-09-25 17:44:10 | Weblog
世尊寺・曼珠沙華01

 曼珠沙華はヒガンバナ科ヒガンバナの別名。有毒植物であるが鱗茎 (球根) をすりつぶして水にさらし毒抜きをし食べられるので,縄文時代に食用にするため中国から持ちこまれ野生化したものであろうと言われています。花の時期には葉はまだなく,終わってから葉をひらき,春には葉が枯れるので,すこし異様であるが最近では観賞用に栽培される。日本に野生するのは三倍体で,種子はできないから人間が持ち歩いたもので、人家の近くの土手などに多く成育しています。
                     ※ 参考 ネットで百科@Home
 

曼珠沙華02

2006-09-25 17:37:33 | Weblog
世尊寺・曼珠沙華02

 曼珠沙華ということばは、仏典では蓮華とともに〈五天華 (てんげ)〉の一つとされそうで、これらは,仏陀や如来が法を説こうとするときなどに,天神の喜びの意に従って空中におのずから生ずる天界の花で,会いがたいことに会う喜びをあらわします。

 世にさかる花にも念仏まうしけり は松尾芭蕉の有名な句(句碑が本堂裏にあります)ですが、曼珠沙華はまさに天界の花の如く咲いていました。世尊寺の境内にぴったりの華のように思います。

曼珠沙華03

2006-09-25 17:20:20 | Weblog
曼珠沙華03

 赤い彼岸花に混じって白色の彼岸花も植えられています。ほのかな香り?に誘われて蝶が密を吸いに来ました。余り密がないのか、花から花へと忙しく飛び回っていました。
 ※ 世尊寺については、HP[「花の寺」史跡比曽寺跡探訪をご覧下さい。