山楽ぶらり探訪

国のまほろば大和の山野、寺社をぶらっと訪ね歩きます。
山川草木。日々是好日。

ナンバンギセル 02

2006-09-07 20:27:26 | Weblog
ナンバンギセル 02

 ナンバンギセルは、ススキやミョウガなどの根に寄生するハマウツボ科の寄生植物です。ススキの葉の陰で目に付きにくいですが、国立曽爾青少年自然の家に通じる道沿いの土手で、無数に顔を出していました。
 明日香石舞台古墳周辺に生えているススキの根元のでも見つけることができるでしょう。見頃は9月中旬ごろまで。

ナンバンギセル 01

2006-09-07 20:17:29 | Weblog
ナンバンギセル 01

 秋の気配が漂うススキの名所、曽爾高原で、淡い赤紫色のナンバンギセルがひっそりと咲いていました。
 南蛮煙管。西洋のパイプに似ていることからナンバンギセルと呼ぶようになったようです。また、道端で人がたたずみ、物思いにふけるような風情から「思い草」の古名もあり、万葉集にも詠まれているそうです。

曽爾高原

2006-09-07 20:08:46 | Weblog
曽爾高原

 曽爾高原といえばススキ。
 曽爾高原は秋になるとすすきの穂が高原全体を覆い「黄金のじゅうたん」と形容される壮大な景色が広がります。
 ナンバンギセルを鑑賞した後、お亀池を散策しました。ススキは来月の中頃にはいると銀波で覆われることでしょう。葛の花や萩の花それに小さなゲンノショウコの赤い花が印象的でした。