山楽ぶらり探訪

国のまほろば大和の山野、寺社をぶらっと訪ね歩きます。
山川草木。日々是好日。

明日香 彼岸花01

2006-09-12 09:01:40 | Weblog
明日香 彼岸花01

 ぶらっと明日香に出かけました。石舞台の北側で例年、彼岸の頃に葉も見せずに赤い花を咲かせる彼岸花(ヒガンバナ)を見つけました。他の品種と異なる早咲きなのでしょうか。ここでは白いヒガンバナも咲きます。
 myHP 田園風景ー棚田の風景3をご覧下さい。

明日香 彼岸花02

2006-09-12 09:00:48 | Weblog
明日香 彼岸花02

秋の彼岸近く、赤く燃えるようなヒガンバナは実に印象的です。
 花言葉は「悲しい思い出」とのことで、別名も「マンジュシャゲ」のほか、「ユウレイバナ」とか「シビトバナ」、「ハカバナ」、「カジバナ」、「キツネバナ」、「キツネノタイマツ」、「キツネノシリヌグイ」など、いやな呼び名が多いです。私は子どもの頃キツネノカミソリと呼んでいました。全国各地の地方名をあわせれば1000種類ほどあるそうです。
 これほど多いということは、赤い花が目立つばかりでなく、昔から人間生活と関わり深い花だった証拠でしょう。しかし、有毒であるからなのか、シビトバナなど不吉な名前が多いということは、あまり好まれる花てはなかったようです。

明日香 彼岸花03

2006-09-12 08:59:51 | Weblog
明日香 彼岸花03

彼岸花はは墓地などに生えていることが多く、庭に植えることを忌み嫌う人もいますが、最近、様々な品種が出回り、鉢や庭植えを楽しむ人も多くなっています。
 
 別名に「ハミズハナミズ(葉見ず花見ず)」というのがあるそうで、花時は葉がなく、葉の時は花がない」ところからのネーミングだそうです。花が済むとまもなく葉っぱが出て、冬を越し翌年の3月頃に枯れ、秋になれば、地中の鱗茎(球根)から花茎がのびてきて、花が咲くそうです。
  韓国では「サンチョ(相思華)」と呼ぶそうです。「花は葉を思い、葉は花を思う」という意味から。粋な味わいのあるネーミングですね。