BLOG 思い遥か

日々新たなり/日本語学2020

戦争は誤算?

2004-08-28 | Weblog
抜けるような青空だった。
西日本では風雨が強まるニュースがあってそれをあとにして、北国の空は夏だった。
海は波が高かった。
岩に砕ける波の白さが目だった。

アヌシュ選手のドーピング疑惑が追及されている。
ハンマー銀の室伏選手が繰り上がる可能性がある。
検査を逃れるために他人の尿を体内に隠し持つカプセルまであるようで薬の効果は大きいのだろう。
それにもまして、そうしなければならない選手たちにとっての競技生活とは、あるいは勝負とは何か、その背景にあった国、民族そして個人を考えさせられてしまう。

米軍はイラクで誤算だったと認める発言をブッシュ大統領がした、ニューヨークタイムスのインタビューに答えた27日のこと、おやっ、と思わせるが、その内容は。
反米勢力の根強い抵抗に、それは米軍が支持を得るだけの戦闘機会を経なかったからだとする。
つまり、余りにも早くイラクフセイン軍が倒れてしまったためだ、というのだが・・・
その後も止まない戦争に誤算ではなく、勝算がなかったと説明する日が来る、だろう。

米政府のイラク戦費は1345億ドル、日本円で15兆円近い金額で、この戦費を表示する時計がニューヨークのタイムズスエアーに登場した、と中日春秋が紹介した。
1時簡に約740万ドル、8億円以上の額を刻むそうだ。
志願兵制度の兵隊の死者も1000人になろうとしている。
軍隊にいくのは貧困家庭の子息だという側面が指摘されている。

実際の映像が映し出すのを見るとデジタル時計が次々に数字をはじいている。
国防費予算をすでにイラク戦費を超過したためだとされる。
日本の自衛隊も税金使用として、その額を刻々に示してみたらどうだろう。
イラクのサマワに滞在がある分、費用が積算されていく。

文科省が憂慮すべき事態と、小学生暴力の2003年度調査、問題行動調査を発表した。
小学生は前年比27.7%増、1600件、校外で26.4%増の177件だった。
公立の小中高全体は、暴力行為で4.8%増の35,392件、そのうち校内暴力は6.2%増の30,287件、また、校外は4140件で減少した。
逆上したり、いわゆる切れたりする暴力行為はゆとり教育が詰め込み教育に転換して、ストレスがたまっていると分析する。


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。