前日のエントリーの最後で書いたように、一人のマリーンズ選手の行き先が確定しました。
決めた!! 2008/11/10 22:30:56
小野晋吾
・・・・・(前略)・・・・
報告
今日、マリーンズと来期の契約を結びました。
監督・球団と何度も話しをさせてもらい、自分の中で引っ掛かっていたものをクリアにしてもらえたのと、自分の思いを伝えられたので!
正直、FAを行使するかギリギリまで本当に悩みました。
ロッテを離れる自分が想像出来なかった。
マリンのマウンドに上がる時の晋吾コールの気持ち良さを他で味わえるはずがない。
ファンのおかげで一億円プレーヤーにしてもらえたし、やってこれた。
マリーンズファンに喜んでもらえるプレーをしたい。 これが今の気持ち。
今年は自分にとってもチームにとっても悔しい一年間だったので、来年マリーンズの優勝にもう一度貢献したい!
これでやっとスッキリした♪( ̄▽ ̄)ノ″
いろいろ悩んだようです。
そりゃあねぇ、今季の成績からしたら、自分としては全く納得いく内容ではなかっただろうし。 それでも「長年実績を残したからこそ得られた権利」を取得したのですから、その権利を行使してみたい気持ちになるのは、よくわかります。
大きな利益を生むことができる世界でもあるけれども、解雇などの大きなリスク、そして、移籍の自由が制限されるという世界でもあるのは事実。 まさにハイリスクハイリターンの世界。
これまでのいろいろな憶測報道で、小野の言葉、として紹介されていた言葉が本当に小野自身が発していたとしたら、小野は「先発投手として働くことができるか」という点で迷っていたことになります。 (事実かどうかは、まったくわかりません。)
これもあくまで報道上では、他球団がその位置(先発投手)を確約してくれそうだ、ということもあったからこその迷いでしょうが、このハイリスクハイリターン、虎視眈々と下剋上を狙う世界で安住の地などあるわけがありません。
もし安住の地だと思って転居(=移籍)してみたとしても、そこに住んでみたらわかるいろいろな不具合も出てきます。 万が一、やはり安住の地だったとしてもそれが何年も続くような世界ではなく、突然奈落の底へ突き落される(≒戦力外通告)可能性がより高くなるだけのこと。
もちろん、マリーンズに残留したから安心できるわけはない。 でも、自分自身さえ積極的に対応・練習をすれば、余計な神経を使わないというリスクを小さくするための環境があるわけです。 特に、小野の場合、今期結果が出ていないのですからね。
残留を決めた小野に、一言エールを送るとすればこの言葉になります。
『自分の居場所は、自分の手で掴みとれ!』
来季はしっかりと頼むぞ、小野晋吾!
今日も当駄ブログをご覧いただきありがとうございました。
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もう一人もやっぱり残留決めたみたいですね。
あとで記事にします。