さて、今年も実は私も順位予想はしておりました。
先に言っておきますけど、やっぱり全く当たっておりませんですことよ。 おほほほほ。
反省の意味も込めて、振り返ってみましょうか。
今年の順位予想は、パシフィックは開幕前の3月30日、セントラルは3月31日に行っておりました。
パシフィックリーグ順位予想
順位 | チーム名 | ゲーム差 |
1位 | 埼玉西武ライオンズ | - |
2位 | 北海道日本ハムファイターズ | 5 |
3位 | オリックスバファローズ | 2 |
4位 | 千葉ロッテマリーンズ | 5 |
5位 | 福岡ソフトバンクホークス | 1 |
6位 | 東北楽天ゴールデンイーグルス | 2 |
パシフィックリーグ、実際の順位
順位 | チーム名 | ゲーム差 |
1位 | 北海道日本ハムファイターズ | - |
2位 | 東北楽天ゴールデンイーグルス | 5.5 |
3位 | 福岡ソフトバンクホークス | 1 |
4位 | 埼玉西武ライオンズ | 4.5 |
5位 | 千葉ロッテマリーンズ | 7.5 |
6位 | オリックスバファローズ | 7.5 |
正直、何が一番意外だったか、と言えば、ライオンズの凋落ですよ。
中島・おかわり中村を中心とした打撃陣も、けっして悪くなかった。 先発投手も、涌井・岸・帆足と比較的安定していた。 なのにねぇ。。。 「俺達」と揶揄される出れば打たれるという中継ぎ投手陣の崩壊(あまり他人事ではない)と、正捕手・細川の離脱が大きかったんですかね。 最低でも3位確保はできるとみていただけにびっくりです。
ファイターズは、評論家が低順位予想の時は強い、と書いたのがそのまま出ました。
打撃陣が前年までの超貧打線から、超中距離打線へと変貌(これもかつでどこかで経験したような・・・)。 特に、糸井のブレイクだよなぁ。 後は武田久の復活→守護神が大きかったですかねぇ。 あれだけイースタンで打ちまくった中田が出番されロクにもらえないのですから、困ったものです。
Gイーグルスは6位予想にはしていたものの、中村ノリなどのベテランを押し退けられる若手が出てくる状況になれば、と書いていたのですが、見事にそれが実現しました。 だからAクラス入りは意外ではないですね。 ただ、さすがに2位はびっくりでしたが。
ここは永井の成長ですかねぇ。 つぶれるのが先か、成長するのが先か、ってところでしたが、少なくとも今年は「成長」。
マリーンズが、夏以降、仙台開催を大いにサポートした感がありますが・・・(泣)
バファローズは、もう逆反動、そのものでしょう。
小松の凋落が一番痛かったかもしれませんね。 外国人選手達も、全員そろうことがほどんどなかったですし。
ホークスは、打撃陣で言えば長谷川の成長が大きかったですかね。 あとは、ドラフト5位の攝津がほぼ完璧なセットアッパーとなったのが上位に残れた要因でしょうか。
ただ、いつまでも小久保・松中頼りにしてしまったのが、CSに大きな影響を及ぼしそうです。 終盤、Gイーグルスに簡単に振り切られてしまったし。 秋山さんは、もっと抜本的に変えないと来年がまた厳しくなりそうな。。。
最後に、マリーンズはもう・・・ね。
大きな故障者はほとんど出なかったものの、先発7人制が見事に不発。 打撃陣も、井口の凋落とともにスーパー見殺し、拙攻打線に。 何が起きても基本的な方針をほとんど変更することなかった采配が、かえって傷を広げることになったしまったのかも。 こればっかりは結果論ですが。
でも、正直言って、パシフィックリーグの野球って、ファイターズ以外は相当粗いと思いましたよ。
もし、いまの状態のままで12球団1リーグ制で年間通して戦ったら、上位にいけるチームってファイターズだけだったんじゃないかと。 (それでも、ベイスターズより下位に行くチームはなかったと思うけど。) 攻撃のち密さといい、守備のレベルといい、ね。 交流戦や日本シリーズのような短期決戦だけで良かったかも。
まあ、玄人好みの野球が多くの人の魅了する野球なのか?、そして私好みの野球なのか、というとそうではないですけどね。 なんでも送りバントなんて野球はつまらん(そういう野球は、高校野球だけで十分。)
セントラルリーグ順位予想
順位 | チーム名 | ゲーム差 |
1位 | 読売ジャイアンツ | - |
2位 | 中日ドラゴンズ | 8 |
3位 | 広島東洋カープ | 5 |
4位 | 東京ヤクルトスワローズ | 2 |
5位 | 阪神タイガース | 1 |
6位 | 横浜ベイスターズ | 4 |
セントラルリーグ、実際の順位
順位 | チーム名 | ゲーム差 |
1位 | 読売ジャイアンツ | - |
2位 | 中日ドラゴンズ | 12 |
3位 | 東京ヤクルトスワローズ | 11 |
4位 | 阪神タイガース | 2.5 |
5位 | 広島東洋カープ | 2 |
6位 | 横浜ベイスターズ | 16 |
セントラルは、ね・・・・・・
緻密な野球だったとしても、こうまで予想通りの結果、戦力差が出てしまってはねぇ。。。
戦力を補強しチームを強くするのは企業努力、というのは確かにその通りなのですが、わずか12球団=12企業だけ、かつ、その閉じられた中だけで集客・収益を上げなければならない世界なのですから、企業努力以上に業界努力を優先しなければいけない、と思うんですがねぇ。
魅力ある日本プロ野球を作らないから、NPB経由せずMLBなんて現象が次々起こったり、某国営放送が日本国内のプロ野球より米国野球を先に放送したりしちゃうんですよ。
最後は予想とは関係ない話になってしまいました。。。
ま、また来年も順位予想すると思いますが、良い意味で予想が外れる状況になるといいなぁ。
(今の段階だと、マリーンズ2010の順位予想が低めになりそう、ってことなんですがね。)
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ファイターズは1位だったのは予想通りだったけどライオンズがBクラスよりホークスが交流戦で優勝するとは思いませんでした。結果は3位だったけど選手が順調に入れ替わって来てる感じもします。
まあマリーンズはしょうがないですかね。あらゆる面で勝てる要素・環境がなかったですし。さて来年はいかに???