5/11 Eg戦 ○ : 実質的な４番が打てば強いのだ～

　

　デイゲームだというのに、更新が遅くなりました。
　
　さっそく結果から書いてしまうと、今日は試合も快勝でしたし、選手もファンもストレス解消できましたね。

　ひさしぶりに野球らしい野球を観る事ができた、って感じでした。　現地で観た方も、テレビで観た方も、スポーツニュースで観た方も、そしてテキスト速報などで結果だけ観た方でも、本当に満足できたのではないでしょうか？


　
　　　　　　　



Ｇイーグルス戦　８回戦　（千葉マリンスタジアム　５月１１日　１３：００～）
マリーンズ（３勝）　６－１　Ｅイーグルス（５勝）　



　（公式サイトより）

　　※　詳細はこちら　→　日刊スポーツ速報

　
【本日のスターティングメンバー】




【本日の先発投手】

　マリーンズ　清水直行
　

　Ｇイーグルス　田中マーくん
　


【試合時間】　２時間４１分　　【審判】球審：津川　塁審： 山本隆、前田、山村
【投手】
　（マリーンズ）
　　　清水（右・○）　－　金澤
　（Ｅイーグルス）
　　　田中（右・●）、吉崎（左）、ドミンゴ（右）、松本（右）　－　嶋
【失策】　高須（７回）
【走塁死】　大松（５回）　西岡（８回）　渡辺直（９回）
【今日のマリーンズ残塁】
　　　９　　（シーズン計２７５／４２試合）　　
　

　　　　　　　


　今日は初回からゆっくりと楽しめて観戦できました。

　清水はＧイーグルス打線を簡単に三者凡退に収めましたし、裏の打撃陣も、内野安打・送りバント・四球・？？？・センター前タイムリーヒット、と幸先よく先制点も取れましたしね。
　やはり「やるべきことを確実にやる」。　これが実戦できれば、チーム力はあるのですから、試合展開が楽になりますし、当然結果がついてくる、っていうことでしょうか。

　でも、ちょっっと気になるのは、やはりヤングマリーンズ中心で組んだ方が試合になるっていうのは、とっても嬉しいんですけど。。。。。。。ねぇ？。。。。。。。。。。





　　　　　　　



　今日はやっっっとバントがたくさん決まりましたね。

　結局３つですか？
　初回の根元、２回の今江、５回の神戸（これはちょっと微妙でしたが）。　根元と今江なんて「なんだよ、マリーンズだってバントできるんじゃん」っていうくらい、綺麗にバント決めましたね。　結局、きちんとバントを決めた二人とも良い打撃をしていました。
　
　

　根元は特に良かったですね。　影の「Ｔｏｄａｙ’ｓ　Ｈｅｒｏ」かもしれません。
　
　

　初回のバントもきっちりでしたし、４回の試合を決定づけるライト線への２点タイムリー３ベースも良かった（フェルナンデスのお詫び守備付き）ですし、９回の憲史の好プレーに阻まれましたが、非常に上手く左中間への良い飛球を打ちました。

　今江も、バントはもちろん、ライト方面への強い打球（４回のヒット及び５回の右中間への飛球）を打てるようになってきたのが良かったです。　７回のレフトフライは、憲史のファインプレー演出に笑わせてもらいましたが
　　　


　そして大松。

　


　この人が打撃復調してくると、非常に得点効率があがります。　今日は３安打３打点（初回の先制タイムリー含む）の活躍。
　写真で写したように、多くのマリーンズファンは多くのにホームランを望むのでしょう。　でも、私は大松にはあまりホームランは望んでいません。　大松には、打率３割を越えるような安打をたくさん打てるバットコントロールが身につき始めているから。　パワーは元々あるのだから、ホームランはヒットの延長で十分。　ヒット狙いの打撃で、ホームラン２０本は打てるようになりますよ（根拠なしですが）。

　だからこそ、ヒット２本＋２ベース１本、という打撃は非常に嬉しかったですね。　それも全てレフトからセンター方向の打撃でした。　これまでライト方向へのヒット及びホームランばかりでしたからね。
　本人は規定打席到達者中打率最下位、ということを気にしていましたが、今日のような打撃を続けていけば、余裕でベスト１０内に入っていけますよ。



　
　そして清水。　


　
　今日のピッチング、というか、今年のピッチングの特徴なのかもしれませんが、凄みのあるピッチングというよりも、安定感のあるピッチング、といった感じでした。
　三振を獲りにいく、というのではなく、適度に「打たれる」ように投げて、打たれても野手のいるところに飛ばさせる。　ボールを低めに集め、また、高めでもややボール気味の球できちんとバットで捉えさせない。　安心してみていられました。
　さすがに８・９回まで行くと、だいぶ細かいコントロールというのか、球のキレばにぶってきてしまったですけど、ご愛嬌っていうことで。　金澤との打ち合わせでちょっと精神的にもバテてしまったんでしょうね（というより頭の使いすぎ？）。



　忘れてはいけないのが、金澤




　そりゃあ、田中マーは調子悪かったのでしょうけど、しっかりとバット振りぬいていましたね。　
　上記の写真は、４回のセンター前タイムリーヒットの写真です（打ったボールも写っていますよ）。　完璧に捉えてセンター返ししていましたよね。　７回裏、ライト線へのファールとなった当たりも非常によく球をみて振りぬいた！、って感じでした。　このままだと、雅彦がちょっとまずいんじゃないの？

　捕手としても、清水と上手く話し合いながら、良いリードをしていたみたいです。
　でもそれ以上に感心したのは、捕球。　清水の投球を捕球するとき、里崎や橋本・雅彦よりもじっくり確実に捕っています。　ボールを掴んだ瞬間、一旦きっちりと止めていました。　「これはストライクだ！」ということを捕球をしっかりすることで、審判にも示しているように見えました。　９回表のブロックも、きっちり確実なプレーをしたからこそ生まれた、地味ですが素晴らしいプレーだったと思います。




　金澤、このままレギュラー獲っちゃえ！ 　　


　　　　　








　それにしても野村監督。　フェルナンデスのあの程度の守備で怒っているようじゃ、マリーンズの選手は起用できないよ！！

　あれ？　フェルナンデス・・・・・？