はりぶろぐ

鍼灸師のブログです。東京の国分寺市にて孔和堂鍼灸院を開業しています。
http://kouwado.com

2022年を振り返って

2022-12-31 16:23:02 | 日記

今年も大晦日を迎えました。

この一年も様々な症状の患者さんが来院されましたが、COVID-19後遺症に対する施術をすることが増えました。
症状は多岐に渡り、このウイルスの手強さを痛感しました。鍼灸治療で改善するケースもあれば、お力になれなかったケースもありました。
まだ試行錯誤の日々ですが、症状の寛解や消失を確認できたケースを元に、より効果を出せるように検討していきます。
また、すぐに来院できない方には自宅でお灸をして頂きましたが、患者さんご自身がはっきりと効果を感じられたようで良かったです。今後患者さんから随時経過を伺い、より効果的なツボの組み合わせを考えていきたいと思います。
 
 
年末恒例となった鍼灸院のワックスがけ。
今年も夫に手伝ってもらい、無垢材にツヤが出ました。
ミツロウワックスを木が吸い込んでいく感じが、木が喜んでいるような気がして、大変だけどワックスがけは好きです。
 
 
作業終了後は念願叶い、カフェいずん堂で年越し蕎麦を食べました。

長野県飯山産ぼくち蕎麦

あんショコラとシュー・ア・ラ・クレーム
蕎麦もおやつもコーヒーも絶品でした。
 
 
そして大晦日は夫の両親に会うために奥多摩へ。
治療納めもできました。
庭の金柑が少し色づいていました。


 
加藤けんぴ店の年末恒例のおでんも食べ納め。


皆さま、どうぞよいお年をお迎えください。
 
 
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新型コロナワクチン接種 4回目レポート

2022-12-28 21:55:06 | 日記

新型コロナワクチンの4回目接種を受けました。

3回目までの接種に比べると、接種自体を迷われている方が多いように感じます。私自身も少し考えてから接種を決めました。

悩んでいる方の参考にもなるかもしれないので、経過をまとめてみました。

今回接種したのはファイザー社製オミクロン株対応ワクチン。
前回までと同様、水分をしっかり摂ってから臨みました。
 
・数分後 接種した左側の手の甲に軽い痺れあり。
 帰宅までに買い物等用事を済ませながら移動。
・1時間後 口渇感、倦怠感、熱感あり。
・2時間後 帰宅後すぐに検温。35.7℃
 水分摂取したため口渇感消失。
・11時間後 36.7℃ 倦怠感増す。頭痛、悪寒、腰や股関節痛周辺に関節痛あり。接種部位の左三角筋、左肩甲骨内側の筋肉痛、倦怠感継続。
 アセトアミノフェン200mg1錠服用。その後しばらくして就寝、痛みで数回目が覚める。
・20時間後 起床。37.0 熱感、筋肉痛、関節痛はやや減少。左肩甲骨内側の痛みは消失。検温後.二度寝。
・24時間後 36.8℃ 倦怠感、筋肉痛は継続。熱感は減少。用事のため外出。ゆっくり動いてもきつさを感じる。
・26時間後 帰宅後すぐに検温、36.4℃   合計30分ほど歩行しただけで疲労感が出る。倦怠感が増し、筋肉痛、関節痛は継続。
・30時間後 36.9℃  熱感、倦怠感減少。筋肉痛継続。関節痛はやや減少。他は変化なし。
・35時間後 36.4℃  倦怠感減少。筋肉痛、関節痛はやや減少。
・36時間後 36.3℃ 変化なし。 昨晩十分に眠れなかったため、早めに就寝。
・45時間後  起床。一度目が覚めず、熟睡。36.0℃  心身ともにすっきりした感じに。
・48時間後 36.7℃ 家事等動くと倦怠感あり。筋肉痛、関節痛は随分減った。
 
それ以降は36.4〜36.8℃の間で体温は落ち着き、接種部位の左三角筋周囲以外の筋肉痛もなくなりました。
 
3回目接種同様、一度治まった熱が再び上がったため、余裕を持って休みを取っておいて良かったです。
 
 
 
 
 
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3年ぶりの身延山久遠寺

2022-12-19 21:25:05 | 日記

身延山久遠寺に行きました。


前回来た時に通らなかった門前町を通って本堂へ向かいます。



三門。

大きな下駄。

三門をくぐるとたくさんの木々が。

足元には落葉したモミジ。
菩提梯。287段の石段は見上げると圧巻です。

菩提梯の近くの紅葉を眺めてから、私たちは男坂へ。

2人とも膝に違和感を感じていたので、無理せず遠回りを選択しました。

前日の雨に濡れてしっとりとしたモミジ。落葉したばかりの鮮やかな黄色がきれいです。

男坂の途中から見下ろした石段。

久しぶりに坂道を登ったため、息切れ。



真ん中でくっきりと色が分かれていて面白い。

再び紅葉。


 


五重塔が見えてきました。

本堂に到着。

今回身延山久遠寺に来たのは、この展示を見るためでした。



テラコッタの作品も、ブロンズの作品も素晴らしかったです。
それぞれの作品の元となったお話も一緒に展示されており、読みながらゆっくり鑑賞しました。
 
帰りは女坂から降りることに。
境内を散策しつつ向かいます。



早咲きの梅がもう咲いていました。



雪化粧した山がちらっと見えました。

女坂近くの甘露門。

山茶花でしょうか。キリッとした冷たい空気によく似合います。

ここから女坂。

男坂よりはなだらかですが、やはり坂。膝に負荷がかからないようゆっくり降りました。
ここでもきれいな落ち葉が。

見上げるとまだまだ葉がついています。

久しぶりに山ならではの景色を堪能。







無事車まで戻り、移動開始。
富士川沿いの景色が好きです。
 
高速に乗る前に酒蔵に立ち寄りました。



徳利とお猪口の形がかわいい。
店内の雰囲気も素敵でした。

贈答用と正月用のお酒を買って帰路につきました。

 
 
 
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師走の愛媛

2022-12-07 07:58:00 | 日記
今年3回目の帰省をしました。
出発が夕方の便だったので、羽田では鮮やかな夕日が見られました。


帰省の目的は母と親戚への鍼灸治療ですが、
今回はまず3年以上会えていない高校時代の恩師に会いました。
松山市内で遅い時間も営業しているカフェはほぼないので、貴重な存在であるスタバでお茶をしました。
近況報告した後は、最近の恩師の作品の話に。SNSで見ていて作風が大きく変わったことに興味を持っていたので、いろいろ質問できて良かったです。
松山で開催予定だった個展も2年連続延期。来年こそ開催できればと話されていました。タイミングが合えば観に行きたいと思います。

翌朝、ホテルから松山市駅へと移動。

12月なのに立派なフウセントウワタの実が。

早朝営業のまつちかのカフェでモーニング。

高齢者の方々が続々と入店、「いつもので」と一声かけて座席につかれる中、おそらく私が最年少でした。

バスで母の家近くまで移動。
通勤時間のバスは初めてで新鮮な気分で乗車。
車窓の風景は暮らしていた頃からどんどん変化して、見慣れた建物が少なくなっています。

母と合流した後は、鍼灸治療のため祖父母が暮らしていた家へ向かいます。

いつも横目で見て通り過ぎる母校を久しぶりに撮影。
現在、松山南高校砥部分校と伊予高校の統合が議論されています。
卒業生としてはいろいろと思うところがありますが、どのような形であっても、高校生が芸術に触れられる機会が続くことを願います。
建物は随分古くなりました。母は砥部分校の家政科の最後の卒業生です。2人でしばらく眺めました。


至る所でまだ紅葉が楽しめました。


細い一本道をひたすら登っていくと、祖父母の家です。

家を管理してくれている叔父がストーブで部屋を温めてくれていたので、すぐに施術できたのがありがたかったです。

「みかん持っておいき(持っていってね)」と叔父。
この時期、愛媛で飛び交う言葉の一つです。

みかん、野菜、梅酒、柚子ジュース、いろいろ頂いて帰りました。

次に向かったのは、伯母が暮らす双海町。再び紅葉を眺めながら移動。

所々に目の覚めるような黄色のイチョウ。


砥部町の通谷池の紅葉がまだ見頃かも、と母。
せっかくなので立ち寄りました。
ピークは過ぎていたものの、美しい紅葉があちこちに。

オオバン、オシドリがいました。



池を一周する時間はないため、途中まで散策。











落ち葉もきれい。

カンナの花がまだ咲いていました。


双海町に到着。
整理されて昔とは違う風景。きれいになったけれどちょっと寂しい。

売店にはみかんご飯の素が。ポップに書いている通り、愛媛では給食のメニューの1つです。


叔母宅を訪問。
久しぶりに会うポッポちゃん(メス12歳)!

こたつの中に置いてある豆炭に寄りかかりながらの上目遣い。

叔母が玄関開けたらポッポちゃんもダッシュ。

けして遠くには行かないそうです。

すました顔をしていますが、耳は常に音に反応して忙しそう。

外から家に入る前には必ず足と背中を拭くそうです。

なんとなく満足したっぽい。

叔母からも、「みかん持って帰り(持って帰ってね)!」とたくさんのみかんを頂きました。
この、どんどんみかんが集まってくる感じが久しぶりすぎて懐かしかったです。

双海を後にし宿へ移動。
叔母たちが作って販売している稲荷寿司とお惣菜を買っていたので、晩ご飯としてゆっくり頂きました。添加物を極力使わず作られているからか、とても優しくておいしかったです。

翌朝は快晴。
子規堂のそばからも高島屋屋上の観覧車「くるりん」がよく見えます。

高島屋前で見かけた、みきゃん(愛媛のゆるキャラ)のポスト。


リムジンバスで空港に向かうまでの間、小学生の頃からの友人に会いました。

松山市駅前にあるスタバで待合わせ。

店内奥には坊っちゃん列車が展示してありました。

恩師同様、友人とも3年ぶり。
会った瞬間からずっと会い続けていたかのような感覚で会話できるのは、毎度のことながら面白いです。
友人は本当に同い年なのか?と首を傾げたくなるほど、見た目が変わりません。
私もどちらかというと年齢より下に見られる方ですが、彼女は別次元。
姿形も中身もとっても可愛い人なので、会うといつも癒されて元気になります。

再会を約束して、帰路へ。

東京は一気に冬が進んだ天候で、師走を実感しました。
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