はりぶろぐ

鍼灸師のブログです。東京都国分寺市にて孔和堂鍼灸院を開業しています。
http://kouwado.com

秋から冬へ

2015-12-09 23:48:41 | 
秋から冬へと、季節が変化しています。

あちこちでクリスマスのディスプレイをよく見かけるようになり、花屋でもクリスマスらしい色合いのものが増えてきました。


当院で飾っている花は、気温が下がって長持ちするようになったので、2,3週間前のものもまだ生き生きしています!


今週買い足したブラジリアンペッパー(右)と、3週間ほど前に購入したバーゼリア(左)。
花屋「森のなか」さんによると、ブラジリアンペッパーは枝葉が付いた状態で売られているのは珍しいとのこと。


のばらはkukkaさんで購入。こちらも2週間以上経ち、ほぼドライですが発色がきれいな状態が続いています。
オレンジ色に近い赤はよく見かけますが、こちらは真紅というのがぴったりな深い色味。これもまた珍しいそうです。


スカビオサ(紫)・グレビリア(葉の表が緑色、裏は金色)・シルバーキャット(白くてふわふわ、猫っぽい?)の組み合わせ。
より冬らしい色合いに感じます。



12月に入ったばかりだと思っていたら、もう中旬を迎えようとしています。
次回の予約が来年の患者さんもちらほら。
「良いお年を」の挨拶を交わすと、いよいよ年末なんだと感じます。
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殿ヶ谷戸庭園の猫

2015-12-08 09:23:55 | 日記
殿ヶ谷戸庭園の周りで猫たちをよく見かけます。

人慣れしているので、撫でさせてくれる猫もいれば、にゃーにゃー鳴きながら逃げる猫も。

この猫はカメラ目線をくれました。


寒くなってきたので、換毛(かんもう)も終わって冬支度は完了かな?
猫は暖かい場所を見つけるのも得意だから、どこかにいい寝床があるのでしょうね。

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クルミドコーヒーで再会

2015-12-06 22:28:04 | 日記
年に一度は会おう!と思いつつもお互い忙しくてなかなか会えない鍼灸師の友人と、クルミドコーヒーに行きました。

私がこのブログでクルミドコーヒーのことを時々書いているのに興味を持ってくれたので、今回はお店で待ち合わせ。

せっかくの機会なので、クルミドティー・クルミドサンドさといも・クルミドケーキクリームりんごのキャラメリゼ、と盛りだくさんの注文

クルミドケーキクリームりんごのキャラメリゼ。紅玉とくるみとレーズンにキャラメルソースをかけてオーブンで焼き上げたもの。
文句なしのおいしさです!



日吉で開業している彼女。
それぞれ治療スタイルは違いますが、患者さんへの思いは同じだなぁと感じました。

一緒に暮らしている猫が高齢で持病も抱えており、危ない時期もあったと聞きました。
人も動物も生命あるものは限られた時間の中でしか過ごせないけれど、だからこそ1日1日を大切にしていくことが大事だと思いました。


次回はくるみパフェを一緒に食べる約束をしました

近々日吉にも遊びに行きたいです
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痛みの治療2

2015-12-05 08:32:30 | 鍼灸
痛みに対する治療をしていくと、改善に向かう過程で、最初に感じていた部分と異なる場所に痛みを感じることがあります。
一番痛みのある部分が変化していくことで、二番手に控えていたところに痛みを感じるようになることがあります。
例えば、腰が痛くて治療を始めた方が、腰の痛みが軽くなってきたけれど次には膝に痛みを感じるようになり、それも良くなってくると何となく胃が重いような気がしてくる、といった感じです。


これから寒くなるにつれ、冷えて関節がこわばったり、筋肉が緊張しやすくなります。
普段は自覚しなかった痛みが出てきたり、古傷が再び痛んだりするかもしれません。
東洋医学では、痛みは気や血のめぐりが滞ることで発生すると考えます。
気や血のめぐりの滞りを解消し、流れをを良くするのは鍼灸の得意分野。痛みにお困りの方にはもちろん、痛くなる前のメンテナンスの一つにもオススメです。
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痛みの治療

2015-12-04 09:00:57 | 鍼灸
私は、治療中に患者さんに痛みの出る動作を何度か行っていただき、痛みが減少するように調整する方法をとっています。
治療する側と受ける側、互いに現状を把握しながら治療を進められますし、患者さん自身が痛みの変化を感じやすくなるからです。

しかし、患者さんによっては痛みの出る動作をすることに強い不安を示す方もいます。
痛みの記憶は強い印象を残すため、身体が改善傾向に向かっていても、脳は痛みを予測して身構えます。
特に、痛みが強かったり毎日のように痛みを感じていたりすると痛みに対する不安が高まり、ちょっとした動作も躊躇してしまいます。

そういう時、その方が普段の生活でどれほどの痛みに耐えてきたのかを改めて感じます。
患者さんがあまりにきつそうな場合は確認の動作は中止しますが、治療によって症状が改善されていると思われるときには少し頑張って動いてもらうようにお願いしています。
動いてみて痛みが減っていると身体も脳も動いて大丈夫だと自覚するようになり、症状がより速やかに緩和されていきます。

ぎっくり腰で痛みの強いときは動くことに躊躇しますが、確認の動作を行う度に痛みが緩和されていくのを感じていただけることが多いです。
経験上、ぎっくり腰など急性の痛みは1~3回の治療で良くなるように思います。
慢性の痛みは数回で良くなるとは言い切れませんが、薄皮を剥ぐように、少しずつ痛みが緩和されていきます。


患者さんの痛みを同じように感じることはできなくても、痛みによって生じる不安感や恐怖感にはできる限り寄り添えるよう心掛けるようにしていきたいと思います。

痛くなることが怖くて動作確認することに躊躇していた方が、勇気を出して動き、結果そんなに痛みがないことに気付いた瞬間、強張っていた表情が緩んで自然と笑顔になることがあります。
この仕事をしていて良かったと感じることの一つです。





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