こうたろうつれづれ

生活からの気付き・思いつきなど

平針の里山を一言で説明すると

2010-05-18 10:54:18 | 日記
宅地開発で消される里山と言う事でしょうか、
保全活動をしている者としては、
なにか、良い足らなさを感じますが、
それ以上に表現することができません。

現状は名古屋のホットスポットとして、
いくらかは注目を浴びていますが、
人気商売をしている訳でも無く、
注目度以上に保全に向けた状況になる事を願っています。

ですから、現状を説明して保全への賛同を得られやすい、
キャッチコピーが欲しいのです。
無い知恵を絞って考えていますが未だに出来上がりません。
まだまだ煮詰まっていないのでしょう。
考えに考え抜いたところに一文は生まれますので、
勉強不足だと思って努力している最中です。

人は一言によって動かされます。
理屈でもなく、飾った褒め言葉でもない、
何気ない一言に関心を寄せます。
それは、的確でなければなりません、嘘ではダメです。
正直にストレートなら良いかと言うと、
それもダメな場合が多いのです。

何の関係も無い人に、好きですと言っても、
気持ち悪がられるだけです。
逆効果です、だから、保全しましょうと言うのでは、
ダメなのです。
何の為にとか、なぜとか、どうしてとかと言う事が、
一言で伝えないと成果には結びつかないと思うのです。

往々にして難しい事柄こそ、
その重要度が増すように感じます。
ですから、その難しさと格闘しなければなりません、
その結果としての一言なのです。
自然環境と人の営みとの関係をどの様に改善するのか、
したいのか、
この場合、宅地開発と里山機能との関係をどうするのか、
その提言は、と言うことでしょうか。
それが保全を望む人達への課題だと思います。

その言葉は完成度の問題なので、
作り直せるので、失敗を恐れず、
思いつきをどんどん出す事かなあとも思っています。