鉱石ラジオ

艦これ二次創作小説同人
C103 土曜日 東地区 ヨ-09a

C97 新刊進捗状況(11/30)

2019-11-30 19:10:51 | 同人活動
この冬コミで予定している新刊のひとつ『最上と三隈が散歩する話』の表紙が出来ました。
当サークル史上(笑)初めて、美麗なイラストで同人誌の表紙を飾ることになります。
イラストを描いて下さったのは東方Project系の同人でご活躍中のラクト89さん。本当に有り難うございました。
背景や文字などの細かい手直しは発生するかも知れませんが、イラストはこの通りです(もっと早くこういうイラストで本を作りたかったな……)。

さて、本日は最後の取材に出掛けてきました。
東京地方は昨日に続いての晴天でしたが、陽射しは強くとも、今日は一日中弱い風が吹いてさすがに寒かった(ちょっと薄着でした)。
今日の取材では細かいところの描写の確認が主目的です。建物の影に陰になりやすいところ、道の起伏や曲がり方(これは地図でも確認できますが見え方の印象は実地に歩いてみると大分異なる)、この位置からあの建物は見えるか、などなど。今までにも見てきたつもりですが、案外抜け落ちているのですよね。
特に、道の起伏。東京の都心は、下町でない限り、とても起伏に富んでいてまさに「山の手」という言葉の通り。国土地理院のWebサイトで都心部の地形図(デジタル標高地形図)が公開されていますが、都区部の地図を見ると渋谷駅などはまさに二つの谷が合流する地点にあることが分かります。
だから今日は、この区間は平坦で、ここから曲がりながら緩やかに上り、などとメモを取りつつ、坂を上ったり下ったりを繰り返してとてもいい運動になりました。
そうやって四五回も通ってきましたが、よほどのことがない限り今日で最後です。
執筆は終わりが見えてきました。

五月雨本の方は執筆はまだ未着手ですが、いよいよメモが溜まってきました。早く形にしていきたいです。


C97 新刊進捗状況(11/23)

2019-11-23 23:09:46 | 同人活動
自宅の台所に「いろはす」のペットボトル555mlがずっと置いてあるのですが、どうして手に入れたものだかまるで覚えがありません。元々ミネラルウォーターを飲む習慣がないから開封することもなく放置され続けていました。ますます買った覚えがなく、もちろん娘さんのものでもありません。
ところが今日になって忽然と思い出しました。これは夏コミC96最終日に撤収作業を手伝ったときに準備会から差し入れられたもの(正確には準備会に差し入れられたものの余っても困るだけだから持っていって、と言われて貰ったもの)でした。それから月日は流れ、季節も移りゆき、意図せずして微かに取り残された夏の思い出の品として、ひっそりとカップボードの隅に取り残されていた、と言う訳。

さて、C97の新刊準備その進捗状況ですが『最上と三隈が散歩する話(仮)』の方は順調に推移しておりまして、来週いっぱいまでガリガリ執筆(11/30頃)。翌週が編集作業、さらに表紙等の作成に一週間の猶予を見てその後入稿(12/13~16)、という予定です。
一方の五月雨本『鎮守府はじまりの物語 中編』はもがみくま本と入れ替わりに12月から本格的に執筆に取り掛かります。大丈夫か?いや大丈夫だ。夏は見通しがなかったためにもっと直前まで訳の分からない状況に陥っていた。大丈夫だ(ああ、若葉の声が聞こえる)。
ただ、こちらの方は例によって直前まで作業することになるかも知れません。申し訳ないことです。が、夏コミで、小説島の中でも駆逐艦寄せで配置され、ピコ手の当サークルとしては目覚ましいほど多くの五月雨提督の皆さんにお越しいただいて大変感激したという嬉しい誤算を経験してしまった(味を占めた、とも言える)以上、今回も必ず五月雨本は出します。
書影その他の情報はWebカタログの第一次更新(12/9)および第二次更新(12/16)に合わせて公開するつもりです。これまではおろそかにしていたので、今回はちゃんとやります。

そんな訳で、今回が6回目のサークル参加になるこのC97に向けて、これまでで一番マトモに新刊の準備が進んでいる、という状況です。ご期待下さい。

何かのフラグじゃなければ良いのですが……。

ところで、今日はもがみくま本の執筆に役立てようと昭文社の東京都区分地図を買ってきました。紙の地図を買うのは久しぶり。最近のはこうなんだね、と少し浦島太郎の気分ですが、紙には紙なりの良さがあります。タブレットをスワイプしてちまちま移動するのではなく、テーブルにばっと拡げて出発地点と目的地が一望できるのは本当に便利です。
媒体は何であれ所詮はツール、要は使いようなのだな、ということを改めて実感しました。はい。

C97 新刊進捗状況(11/16)

2019-11-16 21:24:43 | 同人活動
今日は冬コミ新刊の取材に、都内まで足を伸ばしてきました。良い天気でした。「最上+三隈」本で採用するお散歩コース、一度見ているはずなのですが、いざ書き始めてみると見落としていることが多くて弱ります。実在の街並みなので、取材はおろそかには出来ません。今回はメインルートの再確認の他にバリエーションルートの検討をしつつ、資料集め。スマホだとどうも上手く写真が撮れないので(どの道ヘボなんですが)、手に馴染んだコンデジを片手にあちらこちらをうろうろと巡ってきました。
土曜日の今日は日曜日とは学生や会社員の人出が違うので参考にはなりましたが、目にしたものをそのまま作品に落とし込むことは出来ません。
今日は山手線の新駅・高輪ゲートウェイの線路切り替え工事があって、山手線と京浜東北線が朝から一部の区間で運転を取りやめたそうですが、道を歩いていると推薦入学の試験を行っている大学があったり、公立や私立の中高一貫校で入学説明会があったり、果ては英検の会場となっている学校も見つかったり、いったいこんな日に電車を止めて良かったのだろうかと首を傾げました。工事の予定は半年も前から告知していたとは聞きましたが、それを言うなら入試も説明会も検定試験も遅くとも前年度末には決まっていたはずです。しかも年来の習慣ともなっているはず。とは言え、全国一斉のセンター試験ならいざ知らず、個々の学校の事情までは一企業には配慮できないでしょう。それは理解できるのですが。
ともかく、各方面が無事に終了したのならそれで良いです。

冬コミの準備は至って順調です。スケジュールに余裕はありませんが着実に前進しています。特に最上+三隈の本の方。五月雨本(本当はこっちがメイン)は、まあ、ぼちぼち、と言ったところ。

とある坂の途中にある女子校前で坂の標識を写真に撮ろうとしていたら、傍らで如雨露を持った女子生徒が待ち構えているのに気が付きました。構図に手間取ったので先に譲りましたが、彼女は学校の門前に出現した不審者を退治しに現れたのではなく、標識の足下に植えた花に水を遣りに来たのでした。学校の、当番だったのでしょう。見れば一個分隊ほどの女子生徒たちが銘々如雨露を片手に坂道を下っているところでした。ダバダバダバっと実にアバウトな水遣りでしたが、足下を見れば実にきれいなスミレの花が咲いていたのでした。歩道は都か区の管理だと思いますが、その学校では街路樹や道路標識などの足下に出来た僅かな地面に花を植えて育んでいるものと見受けられます。それをお高くとまった教育者の自己満足に過ぎないと、斜に見ることも可能でしょうが、実際問題、手入れされた道を歩くのは気持ちがいいんですよね。
その後、標識の写真は撮りましたが、花を撮るのを忘れました。馬鹿か。
あの坂道はあと一度は訪れるつもりなので、次こそは写真に収めようと思います。まだ咲いていると良いのですが。


C97 続配置あれこれとコミケットアピール

2019-11-09 12:46:17 | 同人活動
毎度重宝しているジャンルコード探検隊さんのC97の配置分析がまとめられている。
まあ、こういう数字が何に役立つんだという指摘もあるだろうが、コミケ当日にすべてのサークルを自分の足で廻り、この目で確かめることなど到底出来ない以上、少なくとも数字の上で全体の動向を掴んでおくのは悪い話ではない。ジャンルの勃興と衰退のドラマを一望にして感慨にふけるのもこの趣味ならではの味わいのひとつだと思う。
さて、それによるとC97の「艦これ」ジャンル参加サークル数はC96からマイナス200サークルとのこと。前回は前々回との比較でほとんど変化がなかったのだから、ここへ来て調整されたのではないかとの見立てだ。「調整」とは他ジャンルとの公平性を担保するための準備会による参加サークル数の意図的な操作、の意味だろう。なるほど。
参加サークルとしては新刊発行が責務としてますます重大になってきた。共同代表の一人が「申し込みしたときから新刊の準備をしなさい」という趣旨の発言をした記憶もある。

また、ジャンルコード探検隊さんは「コミケットアピール」の異動もチェックされていて、こちらはより実践的で役に立つ。
「コミケットアピール」は当選サークルに届く出展サークル専用通行証:通称サクチケに同封されている小冊子で参加サークルに向けて注意事項が満載されている。「サークルのメンバー全員が熟読し、当日に備え」ることが義務づけられており、後になって「知りませんでした」は通用しないという仕組みだ。
自宅にもすでに届いているけれどまだ読んでいない。走り読みして目に付いたのが「防災上の注意」で「ディスプレイ」が強調される表現に変わっているらしい。C96ではディスプレイが倒壊したサークルがあった。その事件が影響しているのだとしたらこれは喜ばしいことだ。反省会ではこの事件に言及がなかったので、実は今回申し込みの時に少し強めの表現でコメントしている。隣り合ったサークル同士で協調して上手くやってくれ、準備会スタッフも万能ではない、という事情はよく理解できるのだが、サークル間のトラブルが第三者の介在なしでも上手く解決するのは幸運なケースで、居直るサークルだってある。現に、例の事件では、注意しても聞き入れてくれなかったという証言を目にした。

12月8日(日)に拡大準備会、12月27日(金)は会場設営。
拡大準備会はまだ参加したことがなく、今回こそはと思いつついつも取り逃している。いつも原稿の執筆が気になって見送るのだ。また、会場設営の方は前回は仕事の都合で急遽行かれくなったのだった。
設営はいいぞ。仕事は強制されず、少しの労力で達成感と充実感と一体感が手に入る。今回も「4千本の机と1万6千脚の椅子」が待っているのだ。

こんなことを考えながら令和最初の冬コミに向けて気分を盛り上げている。

中古アニメDVDの愉しみ

2019-11-04 23:22:06 | 同人活動
秋葉原のブックオフで中古のアニメDVD、それも安売りしている方を物色してきた。安売りの棚を漁るのは宝探しみたいで楽しい。全巻揃う訳ではないけれどそもそも全話見返すほどの時間もないので、一部を見て作品全体の雰囲気を思い起こすトリガーにはなる。そういう楽しみ方もある。

■エクセルサーガ 第3巻
第5話「おもしろい巨塔」、第6話「寒が冬いぜ~遭難編~」の2話を収録。若き三石琴乃の長口上も魅力的だが、脚本が倉田英之、黒田洋介であることに今更ながら期待してしまう。今期放送中の「慎重勇者」でリスタルテ役の豊崎愛生が切れた演技で評判だが、思えばこれはエクセルの三石琴乃のテイストでもあったなあと思い出した。

■プラネテス 第5巻
第12~14話を収録。特に12~13話は神回と言えるのではなかったか。12話はよく覚えている。テロリスト集団の爆破工作によりことごとく喫煙室を破壊されて禁煙を余儀なくされたフィーがブチ切れて、テロリスト「宇宙防衛戦線」の特攻を阻止するという熱い展開だ。連合側にもテロリスト側にも依存しない、単なる愛煙家の身勝手さが結果的にヒロイックな行動を貫徹させるという、この絶対的な正義の拒否は非常に心地よい。

■かみちゅ! 第1巻
第1~2話を収録。「かみちゅ!」は何と言ってもあのへんてこりんな口の開き方が面白くて、後にも先にもあんな表現はないし、効果としては失敗していると思う。だがこういうチャレンジは見ていて楽しい。1話はゆりえ台風、2話は八島様登場回。三枝みこを堪能したい。

■トップをねらえ2 第1巻
これは同行者である娘のチョイス。「2」の方は未見でよく知らなかったのだが、絵コンテが樋口真嗣でメカ作監がすしおという、娘は知らないはずなのに毎度いいものを引き当てる。そう言えば、娘は以前もナディアを選んでいたし、もしかしたらガイナックス作品が好きなのかも知れない。

以上。