鉱石ラジオ

艦これ二次創作小説同人
C105 日曜日 西地区 せ-27b(西2ホール)

C97 落ち穂拾い

2019-12-31 22:53:05 | 同人活動
C97の思い出で、書き漏らしたこと。

■リピーターさん
信じがたいことですが、当サークルには男性と女性のリピーターさんがいらっしゃいます(顔を覚えている、という意味で)。いつもさりげなく現れて新刊を買って下さる。有り難いです。
サークル側で一番嬉しい買い方のひとつが「全部下さい」だとこれまでは思っていたのですが、今回新機軸が生まれました。「新刊二冊と既刊一冊」これです。新刊の一冊もしくは新刊既刊の二冊が自分用で、残りは知り合いか誰かに頼まれた一冊ではないか、と推測しました。
これ、めっちゃ嬉しい買い方ですね!
こういう皆さんがいらっしゃるので、また絶対に新刊を作ろうという気になるのです。

■パスポートの落とし物
中国からのお客様らしいのですが、三日目と四日目にパスポートの落とし物がアナウンスされていました。
しっかりして下さいよ、パスポートですよ。
……と言いたいところですが、ご本人はさぞ心細い思いをされたのではないでしょうか。
無事に届いているといいですね。落とし物がちゃんと手元に戻って「おーっ、さすがジャパンクオリティ!」などという小さな積み重ねが、知日派、親日派を産む土壌になるのではないかと、思うのですが、脳天気すぎるでしょうか。
一方で、迷子のお知らせを一度も聞かなかったことは良かった良かった。でも、迷子が見つかって全員で拍手、という一体感も捨てがたい魅力があります。

■鉄道・旅行・メカミリジャンルのノリの良さ
聞くところでは、このジャンルの島では最終日の閉幕がアナウンスされるとサークル参加者による三本締めが執り行われるとのこと(それを目当てに集まる一般参加者もいるとか)。
当方、参加したことはありませんが、今回その一端を垣間見ました。一斉点検のジングルに合わせて、例の「まーえっ、うしろっ、みーぎっ、ひだりっ」のところでシャンシャンと手拍子が起こる。ちょっと感心しましたね。
古典落語の「百年目」にある場面ですが、花見に出掛けて、自分が楽しいというだけでなく、誰かが盛大に遊びまくっている(それも嫌味を感じさせない、粋な遊びをしている、というところ)のを見ると、こちらも楽しいという、そういう楽しみ方がある。
まあ、私も年を取ったというところでしょうか。

■子供!?
サークルでも一般でも、子連れで参加するのはもう珍しくなくなったと思いますが、それでも子供を見ることは他ではありませんでした、東方Projectを除いては。
なんでも、最近の子供は小学生でユーチューバー(ヒカキンとか)の動画を見始めて、その中でも有望株が次に「ゆっくり解説」にハマって博麗霊夢と霧雨魔理沙を覚え、さらにその中から選ばれし勇者が東方Projectに流れてくるのだと言います。弾幕シューティングゲームを経験していないと思われる小学生高学年女子が東方の島を闊歩しているのを見ると、この子供たちが成長する姿を見るまで死ねないなあという気持ちになりました。はい。

■落選経験者の集い
設営の日、西展示棟に向かう通路の隅のベンチで、設営参加サークル登録の通称「黄色い紙」に必要事項を記入していると「ペンを貸して下さい」とおじさんから(こちらもおじさんですが)声を掛けられました。
今回はサークル参加されるのですかと尋ねると「今回は落ちちゃいました」との返事。それから、コミケに落選するとどーしてあんなに腹が立つのでしょうねっ! そうそうっ! 頭のてっぺんから物凄い汗をかきますよねっ! そうそうそうっ! と、ひとしきり落選者談義に花を咲かせたのがいい思い出になりました。あのおじさんのサークル、聞いておけば良かったな。
その一方で、私も設営に参加していたはずの西1~2ホールではちょっとした小競り合いが発生していたそうです。私は両者が引き離されたところしか見ていなかったのですが、あとで聞いたところによると、形ばかり設営に参加して、ほとんどサボり、最後に行われる反省会(という名のジャンケン大会で、次回サークル参加を約束される特別な「参加申込書」が景品として争われる)にはしっかり参加している、そういう人物がいるのだそうで、それはダメだろうという正義漢との間でいざこざが発生した模様です(彼らの間には以前から「因縁」があったとのこと)。
さて、不特定多数の人間が集まると、そこには一般の人間社会の縮図が生まれます。オタクだからって特別なことはなにもない、ただの人の集まりです。真面目にコツコツ働く人もいれば、他人を出し抜いてでも上手く立ち回ってやろうという人も現れます。大勢の人が参加するということは、そういうことです。善良な一般参加者の中にもスリや釣り銭泥棒が必ず混じる。犯罪者は警察に取り締まって貰うとして、犯罪ではない程度の「不心得者」を、どの程度許容するか。みんながみんな設営をサボるようでは烏合の衆に成り果てるだけで、それでは困ります。正義漢、と書きましたが決して冷やかすつもりなどなく、これは組織の「自浄作用」が具現化(顕現、と言い換えた方がいいですか)したものであり、これもまた人間社会の縮図たるゆえんです。ダメな奴がいることは仕方がないと諦めるだけでは世の中は悪くなる一方なので、それ相応に理想や理念を臆面もなく語る正義の人が必要になるのです。

なーんてことを考えました。以上。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

C97 四日目、お疲れさまでした

2019-12-31 20:58:26 | 同人活動
とうとう終わってしまいましたね。冬コミ。
出会いが別れの始まりならば、別れはまた新たなる出会いの始まり、ということで、名残惜しさを糧にして新年を迎えたいものです。

今日のコミケでは残念なお知らせがありました。長年、お城探訪サークルとして活躍してこられたFSHIRO WESTさん、残念なことに主催者さんがご逝去されたとのことで、今回が最後のサークル参加になると伺いました。
なんとも言葉がありません。
気のせいか、ここ数年は病気のため急遽不参加その後音沙汰なし(某ヨコハマ買い出し紀行サークル)とか、共同執筆者が亡くなったためにサークル活動終了(某カメラ小僧サークル)とか、毎年ひとつは必ず訃報や活動終了のお知らせを目にするようになりました。
これも巡り会わせ、仕方のないことと割り切ってはいますが、なかなかどうして辛いものです。
ちなみに、FSHIRO WESTというからには旧ニフティサーブの会議室の残党かと思ったので尋ねてみると、故主催者の妹さんからは「恐らくそうでしょう」とのお返事でした。大好きなサークルでした。謹んで哀悼の意を表します。

本日四日目も来場者数は19万人を数えたとのこと。これからコミケットはどうなっていくのでしょうか。一年後の冬は東西南の3ホールフルスペック開催に加えて、企業ブースが有明に帰ってきます。有明と青海の分散開催にはイベントとしての一体感を危ぶむ声が特に共同代表から聞こえていましたが、これほどの規模に膨れ上がった来場者を分散させることの利便性もあったと思います。青海展示棟は他の展示棟とは異なって仮設展示棟の扱いで、東京オリンピック後に解体されることになっています(設置期間は2019年4月~2020年11月)。コミケットの開催という観点では、本当に有明集中開催に戻して良いものか。今一度考え直せないかと、私は思います。
特に、りんかい線の駅での混雑ぶりがまるで違うので。

東京オリンピックの影響で様相を大きく変えたコミックマーケット。その動向には、今後も目が離せません。

それでは皆さん、良いお年を!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

C97 三日目、お疲れさまでした

2019-12-30 21:06:22 | 同人活動
今日は雨模様のコミケでした。私はコミケ参加歴が浅いのですが、コミケ期間中に雨が降るというのはあまり記憶がありません。一度、夏か冬か忘れましたが二日目に雨の降ったことがありました。そのときはたぶんしっかりとした降りだったので敬遠した覚えがあります。それくらいじゃないですかね。
また、初日19万人、昨日18万人、今日は再び19万人と、凄い来場者数になった様子です。

さて、今日は天気の他に昨日の疲れもあったのでのんびり出撃して、現地には12時に到着しました。北コンコースのベンチでおにぎりを食べて水分補給。西3から攻めました。今日のメインは西3、4と南3、4です。

創作(少年)ジャンルではずいぶん足止めを喰らいました。今回一番楽しかったかも。鉛筆手書き風のいい感じの作品にいくつか出会えました。好みの作風なんです。
とある猫耳少女のイラスト集、過去の作品を覚えていたので思わず足が止まり、手に取りました。最近は新作を出していないそうで、以前はA5サイズの本を作っていましたよね、と訊くとイエスとのこと。ちょうど隣にやってきたリピーターのお客さんが「A5サイズの本は知りませんねー」と言っていたのでちょっと鼻が高かったです。
詰まらない見栄ですが、まあ、こういう楽しみもあるということです。

明日が最終日。気温が上がるようです。軽装で出かけた方が良いかも。
体調に気を付けて乗り切りましょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

C97 二日目、ありがとうございました&お疲れさまでした

2019-12-29 20:33:57 | 同人活動
昨夜はよく眠られず、さすがに限界なので簡単にご挨拶。
サークルスペースまで来て下さった皆さん、来られなかったけれどもツイッターで応援して下さった皆さん、本当にありがとうございました。おかげさまで二日目を楽しく過ごすことが出来、感謝いたします。
手伝いに来てくれたTさん、表紙イラストを担当してくれたラクト89さん、お世話になりました。
ピコ手サークルの悲しさで、頒布部数は「お察し」なのですが、それでもサークルとしては過去最高を記録し、鈍重ながらも右肩上がりで一歩ずつ成長しております。
この反省を踏まえ、また次に向かって進んでいきます。

それにしても今日ちょっと不思議だったのが、おつりと本を手渡すと「ありがとうございます!」と言ってくれた参加者さんの多かったこと。いや、普通はこちらの方こそ「手に取ってくれてありがとう、買ってくれてありがとう」なのですが、参加者さんの方からお礼を言われるケースが目立っていました。
頒布部数こそ少なかったけれど「楽しみにしていてくれたんだ、待っていてくれたんだな~」と解釈して、ほのぼのと喜びを噛みしめておりましたです。

東京地方の天気、明日は雨の予想となっておりますが、皆さん、油断召されぬよう、良い一日にしましょう。
では、寝ます。
眠い。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

C97 一日目、お疲れさまでした

2019-12-28 20:52:32 | 同人活動
昨日の設営で意外に疲れてしまって昨日は何も書けませんでしたが、いよいよコミックマーケット97がスタートしました。
今日は娘さんを連れて一般参加。11時に国際展示場駅着、まず食事を取って、12時くらいからアニメ(その他)を中心にのんびりと回りました。
結果的に今日の来場者数は19万人に上ったと知ってびっくり。青海展示棟の企業ブースが凄かったんじゃないかな、と勝手に想像しています。有明会場の方はいつもと変わらない人出に思えたんですがね。同人、企業出展、コスプレ会場と、いい感じで人がばらけているんじゃないだろうか。しかし、この調子で明日はどうなるんでしょう?

■今日気がついたこと
夏コミでは準備会スタッフが目立たないな、その分を警備員で埋めている感じだな、という印象もあったのですが、今回は準備会スタッフは存在感を発揮しているようでした。
スタッフも参加者も南展示棟に慣れてきたという要素もあると思いますが、導線が分かりやすかった。夏はマジでスタッフに道を尋ねないと分からないという感じでしたから。
その前にりんかい線の国際展示場駅で、娘さん(自閉症、知的障害)のスイカが料金不足で通過できずチャージを余儀なくされました。悪いことに私は先に出場してしまい、戻るに戻れない(いざとなれば金払って入場しますが)。
改札口横のチャージ専用機まで身振り手振りで誘導し、柵越しに千円札を渡して自力チャージにチャレンジしました。できるかな、と心配だったのですが、これが上手くできまして、無事に改札を通れました。りんかい線のチャージ機、私は使ったことがないのでどんな代物かよく分かっていないのですが、初見の知的障害者にも使うことが出来るとは、なかなか優れているんじゃないでしょうか。JRの券売機兼用のとは少し勝手が違うみたいですし。
帰りに新橋駅でもチャージ専用機でトライしてみました。こちらも券売機タイプとは異なる(カードを挿入するのではなく平置きする)タイプでしたが、多少迷いながらも一人で出来ていました。
幼い頃からパソコンやゲーム機などの電子機器には触れさせてきましたが、我が娘さん、なかなかやるようになってきました。親としては一安心。
さて、相変わらずろくすっぽサークルチェックしないで参加しているので、もう決まり切ったところしか回らなくなって、そろそろ新しいサークルを開拓したくなってきました。娘さんという「リミッター」があるので、あまり欲望にまみれた本を手にすることが出来ず、まあ、その辺は三日目とか四日目に譲ります。
アニメでは今回「やが君」が盛況だったそうで、すでに11時の段階でどのサークルも新刊が壊滅していたと聞きました。回れなかったのは残念でしたが、盛況なジャンルがあるというのは嬉しいですね。

さて、明日はいよいよ私がサークル参加します。
東京ビッグサイトで会いましょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする