ご無沙汰しております。鉱石ラジオのわたがし改め石子です。
当サークルはコミックマーケット96の1日目、8月9日(金)に配置されております。
その原稿の進捗状況ですが、まだ万策尽きた状況ではありませんが、例によってやんごとなき事態を早くも迎えております。自業自得。新刊を2冊も出すなんて宣言するんじゃなかったと後悔しております。
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まず1冊目として「提督×五月雨」による成人向け小説を予定しております。
当方は「もがみくま推し」サークルなのですが、如何せん前回のコミケ参戦中に「降りて」きてしまったがために、今回は五月雨メインで申し込みました。無論、重巡配置でもOKです、と付け加えて。その結果、めでたく小説島の五月雨配置をゲットしました。ここまでは良かった。
しかし難航しております。ラストシーンまで見通しは立っているのですが執筆に充てられる残り時間が少なすぎることを認めざるを得ません。もっと早く準備しろよと言うご批判は百も承知、ただ2月から5月にかけて長期のメンタル不調によりほとんど作業できなかったのが痛恨の極みです。
そういう次第なので、今回は「プレビュー版」もしくは「前編」での頒布となります。どうかご容赦下さい。
そのため、製本は例によってキンコーズのコピー本A5サイズになると思います(まだ決定ではありません)。
肝心の内容ですが予告通りに成人向けで、早い話がポルノ小説です。はい、ポルノグラフィーです。無人島に流された提督と五月雨が新たに鎮守府(と言うか泊地)を立ち上げる話ですが、性交描写がメインになります。できるだけコテコテにしたいと目論んでおりますです。
戦闘シーンも少しはありますが提督目線での描写なのでこちらはあっさり目。
一応これにはテーマがありまして、宮台真司さん関連のツイートで知った言葉なのですが「相互浸透性のあるセックス」というものです。男性提督にとって甚だしく好都合なシチュエーションにありながら、陵辱的な、支配-被支配的な関係性を回避した性の交わりを実現するためにはどういった要件が必要なのだろうな、などと考えております。いや、普通に愛し合う者同士であれば簡単なことなのでしょうけど。
済みません、偉そうなことを言いました。
現時点で、夏コミまでに完結できない見通しなのが残念至極です。本当に申し訳ない。受かれば冬には後編を。いやいや、さすがにそれはまだ早いか。ともあれ、描写の面で一定のクオリティと作品としての簡潔性を高めるべくギリギリまで頑張ります。
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一方、2冊目は最上型全艦出演の「もがみくま」本です。女子高校設定の最上が痴漢撃退に無双して、三隈の最上ラブが炸裂するという内容です。鈴谷、熊野は脇役に回りますがそれぞれの「味」を生かした台詞が書けたと思います。
そう、こちらの方は順調に進捗していて次の週末には完成するでしょう。現在、二度目の推敲に突入しております。
そしてなんとこの本は、当サークルとしては初の、オンデマンド印刷、文庫本サイズに仕上げたいと思っております。まあ、薄ーい文庫本には違いないのですが。コミケ帰りの電車の中でも傍目を気にせず読んでいただけるよう、あっさり目の表紙に仕上げたいと考えています。
イラストとかは期待しないで下さい。このあたりは当サークルの通常運行になります。
以上、進捗報告でした。
また来週にでも状況をお知らせします。ではでは。