人は精神から老いていく。 ねえ、何歳から老人というんだろう。新しいシニアを目指して素敵に老いる力を

新しいシニアを目指して素敵に老いる。高齢社会というけれど、高齢者が何を考えているかわかりますか?老いる力と幸せを考える

笑顔と輝きと握手

2019-12-25 21:06:00 | 高齢文化 高齢者の学び シニアライフ



あるシニアと立ち話をした。


40分以上しただろうか。


「僕らはシニアだけど、常に最前線を目指そう。もう歳だから、このくらいでいいだろうなんて考えないで、いつだって(死ぬまで)最前線にいたいという思いを持ち続けよう。」


簡単に言うと、そういう話をした。


嬉しかった。


途中、バブルの頃の儲け話がでたり、手作りのパソコンの話がでたり、ネットワークの話がでたりした。


青空の下の雪の上で、笑いながら話をした。
 

「死ぬまで自分の足と脳で判断決定して歩いていこう。」
 

そういう話をした。


今日は、しばらくぶりの


「笑顔と輝きと握手」の日だった。




冬とシニアと高齢文化(koureibunka )

2019-12-24 05:41:00 | 高齢文化 高齢者の学び シニアライフ


雪を見て喜ぶ大人がいる。
雪の野原はステキだとか、雪を見てるとなんだか自分の心がきれいになってくる感じがするとか言って大騒ぎする。


そういう人は、雪が降ってくると憂鬱になったり、雪の後始末に膨大なエネルギーを消失したりする「雪の現実」を知らない。


昨日から降り続いた雪が、予想以上の積雪で朝の混乱はすさまじかった。


私も雪に埋もれた車をかき出すだけで、ほとんど全エネルギーを使ってしまった。


朝ご飯も食べず(雪かきに朝ご飯の時間を奪われ)、出勤すれば、また職場の雪かき。


雪に翻弄された一日だった。



雪の中で生活する人は、雪と格闘しながら「寒さや雪と共にある冬の暮らし」を乗り越えなければならない。


乗り越えなければならないと言っても、冬の季節をスルーするわけにはいかないから、順応しながら、冬と共に生きるということになる。


そのためには、「寒さや雪と共にある冬の暮らし」の中であっても、ステキに生きられるという視点からアクティブに生き抜く以外ない。


これをシニアに例えるなら、シニアになった自分を嘆くのではなく、「シニアにしかできないこと」、「シニアにしか創れないこと」を目指すということになろうか。



話はちょっと変わるが、雪に関する季語を見ると、「寒さや雪と共にある冬の暮らし」が肯定的に捉えられていて興味深い。
   

 雪
初雪
雪催
小雪
根雪
粉雪
牡丹雪
綿雪
小米雪
細雪
飛雪
吹雪
大雪
深雪
雪明り
暮雪
雪国
雪の声
夜の雪
朝の雪
雪の宿
雪女郎
雪女
雪晴
地吹雪
雪しまき
雪起し
雪囲
雪吊
雪掻
除雪
除雪車
雪踏
雪卸
雪合戦
雪達磨
残雪
雪割り
斑雪
春雪
雪蛍
雪兎
雪明り
雪安吾
雪遊び
雪折れ
雪掻き
雪垣
雪合羽
雪解風
雪野
雪汁
雪浪
雪の声
雪見酒
雪眼


ここには、たまに見る雪をキャーキャー騒ぎして見ているヒトではなく、《雪と折り合いをつけている人間の暮らし》があるように思う。




このタイトル

「冬とシニアと高齢文化
  (koureibunka )」の内容は

とても長くなりそうなので、今後少しずつふれていくね。

雪かき、疲れました。

シニアのイメージ 老人のイメージ

2019-12-22 07:12:00 | 高齢文化 高齢者の学び シニアライフ


哭(な)く


一つの口では、哀しさ辛さを表すことができず


口を二つにして哭く


犬が吼えるように哭く



自分の心を掘り下げていくと


哭いている自分に出会うことがある
(くろほとき)



小学生にお年寄りの絵を描かせると、上手い下手は別として、ほとんどの子どもが、似たり寄ったりの絵を描きます。


ヤフーで「高齢者 イラスト」「お年寄り イラスト」と入れて検索すると、出来不出来は別として、子どもたちがイメージした絵と同じイラストが出てきます。


老人、お年寄り、シニア、高齢者は、日本では同じイメージとして画一化され、そのイメージに沿った似たり寄ったりの絵やイラストばかりになっているのです。


これは、単に絵やイラストの世界ばかりではなく、国や地域における現実の高齢者対策にも大きな影響を及ぼしているのではないか、と不安になってきます。


(現実のシニアたちに具体的に接して高齢者対策プランを策定しているのか、ということ。)


何でこんなに想像力の乏しいイメージの中で高齢者に接する要領が出来上がってきているのでしょうか。


ある事象、ある集団、ある事件に対する固定的なイメージは、その国の思考や行動の水準を表しているように思えてきます。


固定した画一的イメージは、対象を生きて動いているもの(こと)として見ていないことから生まれてくるイメージなのです。


だから、老人は動きが鈍くて困るとか、老人のくせに偉そうにしているとか、ヒドイ場合には、「うざい」などと言われて邪魔者にされていくのです。


共存の思想や人間社会の循環の事実が、その場その場で適当に扱われてきて、老人は、蚊帳の外の存在にすらなっているような気がします。


現実のこの世の中には、優秀な老人や高度な技術を持っている老人や気高い人生を送っている老人が数多くいます。


でも、この方達もその場その場の方便で、スゴイとか立派とか言われていますが、だからと言って、彼らが豊かなイメージで社会に位置付けられているわけではないのです。


大人の中には、老人は含まれていないのではないかとさえ思う時もあります。


子どもと成人が一つのグループ。


老人、高齢者、お年寄り、シニアがもう一つのグループなのです。


ですから、いくら平均寿命が延びて世界一になっても、社会の質自体が世界一になろうとしない限り、若者と比べて老人は、不幸せな扱いを受ける率が大幅に高いのです。


現在の日本は、高齢化の真のピークに入ろうとしています。


今こそ、老人に対するイメージの変更と活動の場の確立を始めない限り、この国の未来は、夕方のすさびた場末のような国になってしまうだろうと思えて仕方ありません。


私が私であるために その2

2019-12-21 12:39:00 | 高齢文化 高齢者の学び シニアライフ

何もしないで健康でいられるのなら、それは素晴らしいことだ。

でも、それは私には無理。

自分の健康保持や増進について、何もしないでも平気でいられる人って、どういう人かしら。

私には無理。

朝起きて、布団の中で膝伸ばしや肩伸ばしの柔軟な動き。

白湯を飲んで、少しボーッとしてからスワイショウ。その前後に朝風呂。

また白湯を飲んで、経絡体操。 

目がぱっちり開いて、脳の働きもすこぶる上昇。

そうして、本格的な一日が始まる。


あなたの健康法は何?



冬タイヤに替えました。

灯油もいっぱい買ってきました。

暖かい服も出しました。

手袋もマフラーも毛糸の帽子もオッケーです。

小さな庭の植木鉢も家の中に入れました。

自分の気持ちも少しずつ冬将軍に負けないように鍛えてきました。


気持ちが楽になってきましたよ。


降りそそぐ言葉


生まれる言葉


弾ける言葉


湧き出す言葉


押し寄せる言葉


殻を突き破る言葉


日常という殻を突き破る言葉


胸を刺す言葉


勇気をくれる言葉


あなたを優しく包む言葉


私が私であるために


どうしても必要な言葉


その言葉をむしゃむしゃ食べながら


私は今日も生きていく
(くろほとき)



日常を少し乗り越える

2019-12-20 14:53:00 | 高齢文化 高齢者の学び シニアライフ

こころは、どんな形ですか

こころは、何色ですか

こころは、どこにありますか

こころは、育てることができますか

あなたのブログには、こころがありますか

日本の国には、こころがありますか

私のブログは、こころ研究所です
(くろほとき)



花が花を咲かそうとするとき


どんな決心をするのだろう




ひっそりとしていても




突き上げてくるような熱い瞬間があるに違いない






花を見ていると


たぎるような感情の渦のなかで


溺れそうになってしまう
(くろほとき)



色鉛筆には夢がある


色鉛筆を使えば


夢見る未来が描けそう



明るい色の色鉛筆を選んで 


丸く削って


丁寧に塗り込んでいけば



夢見る私も


爽やかな希望も



それから


綺麗な私だって


みーんな描けそうな気がする



ふふ、大発見だね
(くろほとき)



一日が何気なく過ぎ去ってしまうのが嫌だから
ブログをしている


どんなにいい事悪い事があっても
意識の倉庫にしまわないと
何気ない日々に埋没してしまう


一日に歴史があり、一時間にも歴史がある

今日は雨

意識しなければ、ただの雨
(くろほとき)



今日も半分過ぎたけど
あと少し
頑張ろうね