人は精神から老いていく。 ねえ、何歳から老人というんだろう。新しいシニアを目指して素敵に老いる力を

新しいシニアを目指して素敵に老いる。高齢社会というけれど、高齢者が何を考えているかわかりますか?老いる力と幸せを考える

冬とシニアと高齢文化(koureibunka )

2019-12-24 05:41:00 | 高齢文化 高齢者の学び シニアライフ


雪を見て喜ぶ大人がいる。
雪の野原はステキだとか、雪を見てるとなんだか自分の心がきれいになってくる感じがするとか言って大騒ぎする。


そういう人は、雪が降ってくると憂鬱になったり、雪の後始末に膨大なエネルギーを消失したりする「雪の現実」を知らない。


昨日から降り続いた雪が、予想以上の積雪で朝の混乱はすさまじかった。


私も雪に埋もれた車をかき出すだけで、ほとんど全エネルギーを使ってしまった。


朝ご飯も食べず(雪かきに朝ご飯の時間を奪われ)、出勤すれば、また職場の雪かき。


雪に翻弄された一日だった。



雪の中で生活する人は、雪と格闘しながら「寒さや雪と共にある冬の暮らし」を乗り越えなければならない。


乗り越えなければならないと言っても、冬の季節をスルーするわけにはいかないから、順応しながら、冬と共に生きるということになる。


そのためには、「寒さや雪と共にある冬の暮らし」の中であっても、ステキに生きられるという視点からアクティブに生き抜く以外ない。


これをシニアに例えるなら、シニアになった自分を嘆くのではなく、「シニアにしかできないこと」、「シニアにしか創れないこと」を目指すということになろうか。



話はちょっと変わるが、雪に関する季語を見ると、「寒さや雪と共にある冬の暮らし」が肯定的に捉えられていて興味深い。
   

 雪
初雪
雪催
小雪
根雪
粉雪
牡丹雪
綿雪
小米雪
細雪
飛雪
吹雪
大雪
深雪
雪明り
暮雪
雪国
雪の声
夜の雪
朝の雪
雪の宿
雪女郎
雪女
雪晴
地吹雪
雪しまき
雪起し
雪囲
雪吊
雪掻
除雪
除雪車
雪踏
雪卸
雪合戦
雪達磨
残雪
雪割り
斑雪
春雪
雪蛍
雪兎
雪明り
雪安吾
雪遊び
雪折れ
雪掻き
雪垣
雪合羽
雪解風
雪野
雪汁
雪浪
雪の声
雪見酒
雪眼


ここには、たまに見る雪をキャーキャー騒ぎして見ているヒトではなく、《雪と折り合いをつけている人間の暮らし》があるように思う。




このタイトル

「冬とシニアと高齢文化
  (koureibunka )」の内容は

とても長くなりそうなので、今後少しずつふれていくね。

雪かき、疲れました。


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (kumamotosetatwo)
2019-12-24 09:18:10
雪路 も入れて下さい 朝丘雪路さん
大橋巨泉さんと11p.m.と名コンビでした。
Unknown (koureibunka)
2019-12-24 22:08:14
はい。彼女のこと、よく知ってます。(彼女は私のことを知りません。)

コメントを投稿