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個人的なさまざまな日常。

七十二候 蚕起食桑  (かいこおきてくわをはむ)

2020年05月21日 11時49分08秒 | 日々様々


 今日、五月二十一日は 七十二候の 蚕起食桑  (かいこおきてくわをはむ) です。

二十四節気が 小満の初候に変わり、卵から孵化した蚕が盛んに桑の葉を食べ始める時期となりました。

蚕はその繭から生糸を採るために、以前は農家において盛んに飼育されていました。 この時期の蚕は食物である

桑の葉を盛んに食べる時期になります。 ひと月ほど後には白い糸を体の周りに吐き出しながら繭をつむぎ、

この繭から美しい絹糸が生まれることになります。 養蚕は、戦前までは農家の約4割が携わっていたこともあり、

まさに日本の主要な輸出産業でした。 

*蚕は、「一匹」ではなく「一頭、二頭」と数えます。 「おかいこさま」などと敬称を付けて呼び大事に扱われます。




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