SK_BLOG, trad_JP

個人的なさまざまな日常。

七十二候 朔風払葉 (きたかぜこのはをはらう)

2020年11月28日 05時55分27秒 | 日々様々
 昨日十一月二十七日は、七十二候の内第五十九候 朔風払葉 (きたかぜこのはをはらう)でした。

例年は十一月二十一日から十二月一日くらいです。 意味としては、七十二候が小雪の次候に変わり、冷たい北風が、木の葉を

散らす頃となります という事です。

 朔風とは北風のことで、木枯しを指します。 今年は暖かいので、木枯らしはまだ先になるのでしょう。 背中を丸めて歩くような

寒さはこれからでしょう。

「朔」という字は、十二支を方角に当てると、子 (ね) の方角は「北」となり、このことから、「朔」は「北」を指すようになりました。


七十二候 虹蔵不見(にじかくれてみえず)

2020年11月23日 10時00分10秒 | 日々様々
 今日十一月二十三日は 七十二候の 「虹蔵不見 (にじかくれてみえず)」です。 例年は十一月二十二日から二十六日頃です。

意味としては、七十二候が小雪の初候になり、虹を見かけことが少なくなる頃です という事です。 今回の候は、清明の末侯

「虹始見 (にじはじめてあらわる)」と対になった候です。

 虹は、空気中の水滴に太陽の光があたって反射してできるので、陽の光が弱まって空気が乾燥するこの時季には、虹が現われる

ことが少なくなります。 虹が見えたとしても、冬は太陽からの光が弱いので、夏のようなくっきりとした虹はできず、ぼんやりと

した淡い虹になり、たとえ見ることが出来ても、すぐに消えてしまいます。 夏の虹に比べ、どこかひっそりと物寂しい趣がありま

す。

**画像の虹はたまたまストックしてあった「初夏の虹}であります。 悪しからず・・・。

二十四節気 小雪(しょうせつ)

2020年11月22日 05時54分31秒 | 日々様々
 今日十一月ぬ十二日は、二十四節気の「小雪(しょうせつ)」です。

例年は十一月二十三日頃です。 小雪とは、色づいていた紅葉が落ち始め、山では雪が降り始めるという意味です。

雪の降り始めで、沢山降るわけではないので 小雪 と呼びます。 小雪は冬の始まりであり、昼間はそれほど冷えては

いないことが状況です。 いずれ、朝晩は夕方の気温が急に下がりはじめ、寒暖の差が激しくなるので、体調管理が難しく

なります。 特に今年の様な異常な暖かあの後に急に寒くなる時に注意が必要でしょう。

**昨日一昨日は何と二十度を超えました。 これでは紅葉も上手く色づかないのではないでしょうか。 街へ買い物に出たら

歩道上に大量の枯葉が落ちていました。 道路を管理する人も大変です




七十二節気 金盞香(きんせんこうばし)

2020年11月17日 16時06分26秒 | 不健康通信

 今日十一月十七日は 七十二候のうち 金盞香(きんせんこうばし)です。 例年では、十一月十七日から二十一日頃です。

意味としては、金盞の花が咲きだし、そのかぐわしい香りが漂う頃になります という事です。

金盞(キンセン)は「水仙」と解説されることが殆どです。

 キンセンカはキク科の一年草で、日本には室町時代からあります。 秋の終わりごろから咲き始め、翌年の春まで次々と咲き

続けます。 時期を表す代表花でしょうか。

七十二候 地始凍  (ちはじめてこおる)

2020年11月13日 08時58分39秒 | 日々様々

 昨日十一月十二日は、 七十二候 地始凍 (ちはじめてこおる) です。 例年は11/12~11/16頃です。

意味としては、七十二候が立冬の次候に変わり、寒さで大地が凍り始める頃となります という事です。 寒さが深々と深く

なってくる頃です。 夜は冷え込みがいっそう厳しくなり、冬の訪れがはっきり肌で感じられる季節です。 朝には霜が降り、

場所によっては霜柱が見られ、日ごとに寒さが増し、季節はこれから本格的な冬を迎えます。


七十二候 山茶始開  (つばきはじめてひらく)

2020年11月08日 12時49分20秒 | 日々様々
 今日十一月八日は七十二候のうち、第五十五候 山茶始開 (つばきはじめてひらく)です。 例年は十一月七日から十一日頃です。

意味としては、七十二候が立冬の初候に変わり、山茶花 (さざんか) の花が咲き始める頃となります という事です。

この山茶 (つばき) とは、"椿 (つばき)" でなく、ツバキ科の「山茶花」のことを指しています。

山茶花という漢字は「山に生え花を咲かせる茶の木」ということで、その昔、葉の部分をお茶として飲んでいたことに由来すると言われています。

 山茶花も椿もよく似た花を咲かせますが、この時期に先駆けて咲くのは山茶花で、木へんに春の椿は、12月~4月にかけて花を咲かせます。


二十四節気 立冬 (りっとう)

2020年11月07日 09時56分45秒 | 日々様々

 今日十一月七日は、二十四節気の ”立冬 (りっとう)”です。 例年は十一月八日になります。 立冬は冬の始まりです。

今日から立春までは暦の上では冬という事で、太陽黄径225度。  

立冬とは、冬の始まりのことで、「立」には新しい季節になるという意味があり、立春、立夏、立秋と並んで季節の大きな節目

になります。 ※これらを四立(しりゅう)といいます。

 朝夕の冷えみはきつくなり、太陽の高さも増々低くなって、日中の陽射しも弱まって来て、冬が近いことを感じさせます。木枯

らし一号や初雪のニュースも届き始めます。。

 今日から立春の前日までが冬。 じっと耐える日々になります、昔は!!。


七十二候 楓蔦黄  (もみじつたきばむ)

2020年11月02日 08時41分16秒 | 日々様々

 今日十一月二日は七十二候の内、楓蔦黄(もみじつたきばむ)です。 例年は 十一月二日から六日ごろです。

意味としては、七十二候が霜降の末候に変わり、楓 (かえで) や蔦の葉が色づく頃となります という意味です。 北国や山々は

すでに紅葉に染まっている頃ですが、紅葉前線が日ごとに南下し、間もなく平地でも美しい秋の景色が楽しめるにになります。

 古来、日本には紅葉狩りという言葉があり、紅葉を見て季節を感じることは親しまれ続けています。 秋が深まるごとに色を

深める紅葉は、季節の移ろいを愛でる日本人にとって春の桜と同様に親しまれるものです。

 今年は季節動きが不安定に感じられ、紅葉も普通に動くのか個人的には心配しております。

**画像は庭のもみじです。 紅葉の名所とは比較になりませんが・・・。**