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個人的なさまざまな日常。

七十二候 雷乃発声 (かみなりすなわちこえをはっす)

2020年03月30日 16時22分13秒 | trad_jp


 今日三月三十日は、七十二候の内 雷乃発声 (かみなりすなわちこえをはっす/かみなりこえをいだす) です。

どこか遠くから雷の音が聞こえて、稲光が初めて光るのを見られる時候になります、という意味です。

 雷といえば夏に夕立と共に見聞きすることが多いですが、「春雷」は夏の雷と違って激しくはなく、

一つ二つ鳴ったかと思うと、それきり止んでしまうという事です。 雷は雨を伴いますので、農作業をする人々には

喜ばれるもののように思いますが、春雷は”雹” をもたらすため、あまり歓迎されないとのことです。

今回の候は、秋分の初候「雷乃収声 (かみなりすなわちこえをおさむ)」と対になる候です。

*写真は数年前の夕立の雷です。 春雷の写真は撮れていません。 

*昨日の季節外れの積雪には驚きました。

*志村けんさんが亡くなりました。 驚きました。 新型コロナウイルスこそ憎し。


*三月二十一日および二十五日にアップした記事が見えません。 どうしたのでしょうか。

七十二候 第十一侯 「桜始開(さくらはじめてひらく)」

2020年03月25日 00時00分00秒 | trad_jp


 今日、三月二十五日は、七十二候第十一侯「桜始開(さくらはじめてひらく)」です。

 文字通り、桜の開花が始まる時節になります。 とは言うものの、今朝の我が家の周囲の気温は6時位に -2度cでした。 所謂、花冷え

続くのも時節です。

*画像は近所の染井吉野です。 一番よく咲いている桜を選んでます。 場所により開花状況に差があります。

七十二候 雀始巣 (すずめはじめてすくう)

2020年03月21日 00時00分00秒 | trad_jp




 今日三月二十一日からは 七十二候 雀始巣(すずめはじめてすくう) です。

意味としては、 雀が巣を作り始める時節になります という意味です。
 立春が過ぎ、昼の時間が少しずつ伸び、

多くの小鳥たちが繁殖期を迎える頃です。 小鳥に限らず、多くの生物が生命繁栄のため、色々な活動を始める

時期であり、生命の躍動感を生き生きと感じる季節です・・・と大きく考えたいなと思います。

*画像は、庭の餌台に来た雀たちです。

二十四節気 春分(しゅんぶん),彼岸の中日

2020年03月20日 12時00分27秒 | trad_jp



 今日、三月二十日は 二十四節気の 春分(しゅんぶん)です。 今日は昼夜の長さがほぼ同じになる日で、

この日を境に陽が延びていきます。 また、三月十七日から始まっている お彼岸の中日 に当たります。

 彼岸の中日の前後3日間を春彼岸といい、お墓参りをする習慣があります。

「自然をたたえ、生物をいつくしむ」として国民の祝日になっています。

*画像は庭で満開の 木瓜(ぼけ) です。

七十二候 菜虫化蝶 (なむしちょうとなる)

2020年03月15日 11時33分30秒 | trad_jp

 今日、三月十五日から十九日頃は、七十二候の 「菜虫化蝶 (なむしちょうとなる)」です。 意味としては、 「啓蟄の最後で、暖かな気候が多くなり、菜虫が蝶になり、飛び交い始める時候になります」という事です。 ここでいう菜虫とは、キャベツや大根などに着いて葉を食べる青虫のことで、蝶全体の幼虫のことを言います。 菜の花も咲きました。 続いて蝶が舞い始めると、春本番が到来します。 *画像は数年前のモンシロチョウです。 我が家の周辺では、春、最初に飛び始める蝶は 「ヒオドシチョウ」 になります。

七十二候 菜虫化蝶 (なむしちょうとなる)

2020年03月15日 00時00分00秒 | trad_jp


 今日、三月十五日から十九日頃は 七十二候 「菜虫化蝶 (なむしちょうとなる)」です。

意味としては、 「菜虫が蝶になり、飛び交い始める時候となります」という意味です。

 ここでいう「菜虫」とは、キャベツや大根などの葉を食べる青虫のことで、一般的には蝶全体の幼虫を指します。

啓蟄の最後になり、次第に気候が良く(暖かく)なり、菜の花が咲き、蝶が舞い始め、いよいよ春本番の到来となります。

*画像は数年前の「モンシロチョウ」ですが、 我が家の周辺で春最初に見られる蝶は 「ヒオドシチョウ」です。

七十二候 桃始笑(ももはじめてさく)

2020年03月10日 13時36分16秒 | trad_jp


 今日、三月十日から十四日は、七十二候の「桃始笑(ももはじめてさく)」です。

「桃始笑」は5日間と短いですが、桃のつぼみがほころび、花が咲きはじめる季節になりますという時節の表現です。

昔は花が咲くことを「笑う」というのは 「咲く」という事の昔の表現です。

*山笑う

*画像は今朝の花桃です。 笑うのはもう少しだけ先です。

七十二候 蟄虫啓戸(すごもりのむしとをひらく)

2020年03月05日 21時46分25秒 | trad_jp


 三月六日は 七十二候の 蟄虫啓戸(すごもりのむしとをひらく) です。

意味としては、 冬ごもりをしていた虫たちが戸を啓(ひら)いて、顔を出すかのような時期になります、という事です。

昨日の、二十四節気 啓蟄 に似た感です。 

*画像は、庭で開きだした鉢植えの 啓翁桜(けいおうさくら) と、その花に早速寄ってきた、多分、ヒゲナガハナバチです。

 桜の名前は兎も角、蜂の名前は自信ありません。

二十四節気 啓蟄(けいちつ)

2020年03月05日 08時55分00秒 | trad_jp


 三月五日は、二十四節気の 啓蟄(けいちつ)です。 啓蟄は、二十四節気の第3(立春⇒雨水⇒啓蟄)です。

 *注:年の開始を 立春 としています。

啓蟄の 「啓」は「開く」、 「蟄」は「虫などが土中に隠れ閉じこもる」です。 合わせてみると、 「啓蟄」で 「冬

籠りしている虫が土中から這い出してくる」 時期になりますという意味です。 春の季語でもあります。

<以下、参考>

 二十四節気の日を決めるために現在広まっている方法を 定気法(ていきほう) といいます。 定気法とは、

 天球上の太陽の通り道である黄道を、角度で24分割する方式です。  360° / 24 = 15° 黄道を黄経(黄道座標の

 経度)で15°ずつに分割して、太陽の中心が定められた黄経を通過する瞬間を含む日を節入り日にするのが定気法の

 二十四節気です。

 一方、恒気法(こうきほう)といわれる方法もあります。 恒気法による二十四節気は1年の日数を24等分して決定します。

和風月名 弥生

2020年03月02日 06時38分37秒 | trad_jp


 太陽暦の3月は 陰暦では弥生 です。

弥生は「やよい」と読みます。 弥生の由来・語源を辿ると、「弥生(いやおい)」が変化して「やよい」と読むようになった

という説が有力だそうです。 弥生の「弥」はいよいよ・ますます、「生」は草木が芽吹くことを意味しています。 

弥生とは、草木がだんだんと芽吹く時期をさす言葉になります。

 現用の陽暦採用前の日本では、陰暦(旧暦)が使われていました。 陽暦と陰暦には差が生じます。 陽暦と

陰暦では1か月ほどずれています。 そのため、陰暦の三月(弥生)は、陽暦の3月下旬から5月上旬頃にあたります。