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個人的なさまざまな日常。

七十二候 紅花栄 (べにばなさかう)

2020年05月26日 10時01分36秒 | 季節の景色


 今日、五月二十六日は 七十二候 「紅花栄(べにばなさかう)」です。  紅花の花が咲きほこる時節になるという意味です。

 実際には、六月の松の頃になる地域が多いようです。

 紅花は飛鳥時代に日本に伝えられたといわれ、万葉集にも「末摘花(すえつむはな)」として登場します。 紅花は染料や口紅になり、

珍重されました。



七十二候 蚕起食桑  (かいこおきてくわをはむ)

2020年05月21日 11時49分08秒 | 日々様々


 今日、五月二十一日は 七十二候の 蚕起食桑  (かいこおきてくわをはむ) です。

二十四節気が 小満の初候に変わり、卵から孵化した蚕が盛んに桑の葉を食べ始める時期となりました。

蚕はその繭から生糸を採るために、以前は農家において盛んに飼育されていました。 この時期の蚕は食物である

桑の葉を盛んに食べる時期になります。 ひと月ほど後には白い糸を体の周りに吐き出しながら繭をつむぎ、

この繭から美しい絹糸が生まれることになります。 養蚕は、戦前までは農家の約4割が携わっていたこともあり、

まさに日本の主要な輸出産業でした。 

*蚕は、「一匹」ではなく「一頭、二頭」と数えます。 「おかいこさま」などと敬称を付けて呼び大事に扱われます。



二十四節気 小満 (しょうまん)

2020年05月20日 19時54分42秒 | 日々様々


 今日、五月二十日は 二十四節気の 小満(しょうまん)です。 太陽の位置を表す黄経においては60度の時をいいます。

 新暦では5月21日~22日ごろです。 意味としては、「陽気がよくなり、草木などの生物が次第に生長して生い茂る時期」のことを

意味しています。 全てのものがしだいに成長して、天地に満ち始める頃を、表した言葉です。 生き生きとした生物世界の動きを示します。

 農耕を主としていた時代には、秋にまいた麦の種などが、ちょうど穂をつける時期でもありました。

*画像は、庭に咲いた八重咲のクレマチスです。

七十二候  竹笋生  (たけのこしょうず)

2020年05月15日 06時53分20秒 | 日々様々


 今日、五月十五日は七十二候のうち、 第二十一候 「竹笋生  (たけのこしょうず)」 です。

通年、5/15~5/20頃で七十二候が立夏の末候になります。 意味としては、 春が進み、筍がひょっこりと顔を出す頃となりました と

いう意味です。

 この候に関してはやや遅く感じました。 筍はすでに出てますから。 ちょっと不思議に案じて調べたところ、

以下のような異彩を見つけました。

 “”この候はやや遅く感じられるかもしれませんが、実はタケノコにも種類があり、収穫期も少しずつずれてきます。

最も多く出回っている中国原産の孟宗竹は春先の3月中旬から、日本原産の真竹は5~6月に旬を迎えます。

ですので「竹笋生」の竹笋とは、真竹だと考えられます。“”

七十二候 蚯蚓出 (みみずいずる)

2020年05月11日 12時20分56秒 | 不健康通信

 七十二候の第二十候 「蚯蚓出  (みみずいずる)」は 例年では5/10~5/14頃です。

今年は五月十一日から始まりました。
 二十四節気が、立夏のなり、冬眠していたミミズが地上に現れ始める頃と

なりました という意味です。

 ミミズは畠の土中を動き回り、土を耕すと同時に肥やしていき、脳作用には非常に有益な生き物です。

 ミミズには目がありませんが、光を感知し、暗がりに進む性質がり、「目見えず」が転じて「みみず」になったと

いう説もあります。

七十二節気 鼃始鳴 (かわずはじめてなく)

2020年05月06日 21時13分31秒 | 日々様々

 今日、五月六日は七十二節気のうち 鼃始鳴 (かわずはじめてなく)です。

 立夏に伴い、冬眠から目覚めた鼃(かわず、かえる)が元気に鳴き始め、活動も活発になる頃です という意味です。

 我が家の目の前には水場があり数種の蛙が住んでいます。 この時期、雨を予知して蛙が鳴くのを耳にする機会が

多くなります。 ただ、今日の夕方以降の様な激しい雷を伴う雨では蛙の声もあまり聞こえてきません。

 一番身近の蛙はビニル温室の中に住んでいる雨蛙です。 

* 鼃 はなかなか見ることのない文字です。 普通は 蛙 と書いて かわず と呼びます。

二十四節気  立夏 (りっか)

2020年05月05日 08時00分32秒 | 日々様々


 今日五月五日は二十四節気の 立夏 (りっか) です。 

穀雨から数えて15日目ごろで八十八夜の3、4日後になります。 また、春分と夏至 のちょうど中間にあたります。

 今日から、暦の上での夏の始まりです。 今日から 立秋の前日までが夏です。

 暦の上では夏といっても、実際にはまだ夏は先です。 日差しは強くなっていますが、梅雨に入ることもあり、本格的な

夏とは程遠いものです。ただ、気候は穏やかになり、極端に寒いこともなく暑いこともなく、風もさわやかです。

 例年ならばハイキングやピクニックに最適な季節なのですが・・・・。