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個人的なさまざまな日常。

七十二候 天地始粛(てんちはじめてさむし)

2020年08月28日 06時21分29秒 | 日々様々

 今日八月二十八日から九月一日は、七十二候の「天地始粛(てんちはじめてさむし)」にです。
意味としては、天地の暑さがようやくおさまり始める頃になり、朝夕の涼しさを感じ始めますという意味です。
ここにある「粛」は縮む、しずまるという意味になります。 もう直に九月になります。 季節は少しずつ進んでいます。

七十二候 綿柎開 (わたのはなしべひらく)

2020年08月24日 05時58分54秒 | 日々様々
今日八月二十四日は、七十二候の内、第四十候「綿柎開 (わたのはなしべひらく)」です。

時期的には通年 8/23~8/27頃になります。

 意味としては、季節が進み処暑の候に変わり、綿を包む「柎=花のがく」が開き始める頃となりますという事です。

 「柎」という文字は うてな と読まれ、花の萼 (がく)、いかだ、つか(弓の握る部分)、つけ加える等の意味があります。

綿は、7~9月にかけて黄色い花を咲かせ、実をつけますが、その実はやがてはじけ、ふわふわとした白い「綿毛」を付けます。

綿は、植物としての呼び名は「わた」、製品になると「めん」と呼ばれます。

二十四節気 処暑(しょしょ)

2020年08月23日 06時23分29秒 | 日々様々

 今日八月二十三日は 二十四節気の内 処暑(しょしょ)です。

の文字には、落ち着くという意味があり、処暑は、暑さが落ち着き始める頃になります という意味です。

処暑の頃は、まだまだ厳しい残暑の日が続きますが、北から涼しい空気が入るようにもなります。

その涼しさに身をもって、秋を実感できる日がやってきます。 秋の虫はすでに鳴き始めています。

虫の音にも、より一層秋の気配を感じられる頃です。

七十二候 蒙霧升降 (のうむしょうりゅうす)

2020年08月17日 08時26分02秒 | 日々様々
 今日八月十七日は、七十二候の内、蒙霧升降(のうむしょうりゅうす/ふかききりまとう)です。

意味としては、早朝に深い霧がまとわりつくように立ち込める頃になり、秋の訪れを微かに感じる頃になってきました。

まだまだ日中の暑さは続きますが、季節は少しずつ秋に向かい動いています。

秋の「霧」に対して、春は「霞」と呼びます。


七十二候 寒蝉鳴 (ひぐらしなく)

2020年08月12日 08時17分11秒 | 日々様々
 今日八月十二日から十六日の間は 七十二候の内、 寒蝉鳴(ひぐらしなく)です。

寒蝉と書いて、 ひぐらし です。 ヒグラシが「カナカナ」と声高く鳴く頃になりますという意味ですが、実際にはもう少し早く鳴き始め

ています。 よく鳴くのは日の出前や日没後の薄暗い時間帯です。 どこか涼しくもの悲しくさえ聞こえるヒグラシの鳴き声は、過ぎ行く

夏の終わりを表しているように感じます。

 夏の間中聞こえてくるセミの声ですが、その種類は季節の移り変わりにより代わっていきます。

 例年ですと、ハルゼミ ー ニイニイゼミ - アブラゼミ、ミンミンゼミ - ツクツクホウシ - ヒグラシ の順でしょうか。

今年は梅雨の長雨の影響で、蝉の出現時期や順序が変わってしまったように思います。

梅雨の明けた今、その遅れを取り戻すかのように蝉が鳴き、まさに蝉時雨のようになっています。

七十二候 涼風至(すずかぜいたる)

2020年08月08日 06時46分47秒 | 日々様々
 今日八月八日は、七十二候のうち、「涼風至 (すずかぜいたる)」です。

読み方は「すずかぜいたる」か、あるいは「りょうふういたる」となりす。 時期は八月八日から十二日頃の五日間になります。

 二十四節気は七日に 立秋 となっており、 涼風至 は、その初候にあたります。

 意味としては、立秋になり涼しい風が吹き始める時期になりますということです。 昼間は今時点が真夏ピークのように感じられ

ますが、朝夕の風に秋の気配が微かに混ざり始める頃です。 この頃から、夜が少しずつ早くなってきます。

*** 気候が秋に動き始めると、一層、月が冴えてきます。 キリッとした月の姿は古来より日本人に愛でられてきました。


二十四節気 立秋 (りっしゅう)

2020年08月07日 06時53分52秒 | 不健康通信
 今日八月七日は、二十四節気の内、 立秋(りっしゅう)(の始まり)です。 

立秋は、一年を二十四に分けた季節の表現である節気の一つです。 立秋の他には秋分、春分、夏至、冬至、立春、立夏などがあります。

これら二十四節気は『地球と太陽の位置関係』によるものです。

地球は自転と公転を繰り返しています。 1日周期で地軸で1回転し、1年周期で太陽の周りを1回転し、公転により地球と太陽の位置関係は

常に変動することになります。 この変動で、地球を一点に固定し、太陽が地球の周りを回っていると考えると、理解がしやすくなります。

太陽が通る見かけ上の通り道を“黄道”といい、 黄道の経路1周を24分割した15°間隔で“二十四節気”が定められています。 

1日約1度進む (1周を一年つまり365日で回る) ため約15日ごとに二十四節気が割り当てられます。

 ただし、地球と太陽の位置関係は年によって若干ズレてしまうため、立秋など二十四節気は±1日の誤差が生じます。

春分の位置を0°とした時の現在の地球から太陽の見える位置の角度を黄経といい、この黄経が135°になる日が立秋です。

天文的なことはおいておいて、昔の人々が一年を有意に過ごすために経験上決めた季節の移ろいや意味に感心するだけでは有ります。

立秋以降、暑中見舞いが残暑見舞いになるります。 暑中見舞いは、猛暑の折りに相手を気遣う意味を込めて7月上旬~下旬に

なると出し始める場合が多い。 しかし、暑さのピークが過ぎると残暑の便り「残暑見舞い」へと変わります。

** 以下参考 **
 
春分、夏至、秋分、冬至は90度間隔なので、黄経135度の立秋は夏至(黄経90度)と秋分(黄経180度)の丁度中間となる日にち。

ちなみに、地軸の傾きによりそれぞれ以下のような特徴があります。

夏至:北半球で最も日照時間が長くなり、南半球で最も短くなる日

冬至:北半球で最も日照時間が短くなり、南半球で最も長くなる日

春分、秋分:地球上のどこにいても日照時間がほぼ12時間になる日

++ 参照以上 ++


七十二候 大雨時行(たいうときどきにふる)

2020年08月02日 21時59分30秒 | 日々様々
 今日八月二日は、大暑の末候 大雨時行 (たいうときどきにふる) です。 夏が進み、集中豪雨や夕立などの激しい雨が降る頃です。

青空にむくむくと湧き上がる入道雲が突然の雷鳴とともに激しい夕立に変わり、乾いた大地を潤す頃となります。

この時季多い夕立は、低気圧などによる長く広く降る雨ではなく、その場その時限りの局地的な雨です。 短時間に強く強く降り、すぐに

やんでしまうものが多いです。 また。強い雷を含むこともよく有ります。

 「夕立は馬の背を分ける」ということわざの通り、自分の家の周りは雨が降っているのにもう、彼方に見える隣町には降っていないなどと

いう事が良くあります。