6/15.クガイソウも開花期を迎えていました。
クガイソウはオオバコ科クガイソウ属の多年草。山野草の一つ。
茎に輪生する葉が層になってつくので、九蓋草、九階草の名があります。
日本の本州に広く分布し、山地や高原の日当たりの良い草地に生育。
6/15.オトギリソウの仲間が開花していました。
正確な花の名は分からなくても、全体の様相がオトギリソウの仲間であることを十分すぎるぐらい示していました。
6/15.過日に咲き始めていたムラサキシキブの花がまだ咲いていました。
里山地区でも藪の際で、もう咲き始めているでしょう。
因みに、同じ仲間で、見た目そっくりなヤブムラサキの開花はまだ確認出来ていません。
今シーズンは見られないような気がします。この植物はムラサキシキブより開花数が少なく、そして何よりも葉がビロードのようにすべすべしている大きな特徴があります。
6/15.タイマツバナも開花し始めていました。
タイマツバナはシソ科ヤグルマハッカ属の多年草。
近縁種のヤグルマハッカを含め、ビーバーム、ベルガモット、モナルダと呼ばれます。
原産地は北アメリカ。
花と葉がミカン科のベルガモットオレンジと似た甘い香りを持ち、ベルガモット、またはレッドベルガモットとも呼ばれます。
花の香りが良く開花時期が長めなため、養蜂家の蜜源植物として利用されておりビーバームとも呼ばれています。
6/15に写したトウカンゾウです。
以前は中国原産の植物と思われていましたが、日本にも自生があることが分かっています。
因みに、もうすぐ自生の八重種ヤブカンゾウがあちこちで咲き始め、そうして少し間をおいてノカンゾウも自生し始めます。