子の声の せぬ部屋広し シクラメン
朧夜や ひとりは嫌いじゃないけれど
シクラメンは、春の季語。
花屋さんでは、もう10月頃から並び初め、クリスマスや年末が一番旬の感じがする。
だから、少し前までは冬の季語と思い、随分句も作っていた気がする。
歳時記も、電子辞書も、やはり春。
だけど、今頃詠むのはなんとなく気が引ける。
水仙、梅、木蓮、沈丁花、初桜…。
外には、沢山の花が咲き、野の草花も数えきれないほど。
今更シクラメンて。が正直な気持ち、なのだが。
本日は、車で少しの買い物を済ませたきり、外歩きはせず篭りっきり。
夫は、急な村役員飲み会が入り、夕方から自由だ〜。(笑)
のはず。暇。だけどテレビもあまり観たくもない。
読書。これは今朝刊小説にハマって、この感想なんか書こうかな、なんて思ってたが、なんだか面倒くさくなった。
そして、このgooブログ、また画像フォルダがいっぱいですって…削除…あー面倒。
で、一枚だけ写メを撮りアップ。
出窓のシクラメン、これ小さい安物なんだけど、もう三ヶ月以上咲いている。
一度萎れてもうダメかなと、思ったが、水をやると生き返る。よく見るとまだ小さな蕾が結構ある。
健気に頑張っている。
なので何か一句詠みましょう。
ひとり居の気楽さと、ほんの少しだけ寂しいというか、物足りないというか。そんな気持ちで。
人間てなんと勝手なもの。と自嘲しつつ。