花と木と、五七五(時々七七)な私と、…

ふと思ったこと、感じたことを五、七、五で言ってみる。ささやかな日常を五、七、五で切り取ってみる。
開けゴマ、開け私!

朝温む

2017年03月26日 | 日記



春めいて
朝のコーヒー
白いマグ



風光り
空縦横に
雲のさま








ー作者からー
他の曜日と比べて用事が一つ二つ減る水曜は、
少しだけ気持ちも軽く。
晴れた朝は、まして暖かくなれば、なおのこと。
モーニングコーヒーでほっと一息…あ、思い出してしまった。
こないだ弟の大事なカップを割ったこと。
ごめんなさい。

ー挿画人からー
カタチあるものは壊れて当たり前。全然OKですョ(笑)。
たまには割れてくれないと、器屋さんを営む友人のお店が
干上がってしまいます、これは冗談です。ですが、
「陶磁器、ガラス器などは壊れることが前提で使うべきもの」
と本心から思っています。
ですから番長皿屋敷でのお殿様、彼の感覚がまるでわからない。
皿一枚割ったくらいでそんなに怒ることか?と。
いいじゃんかまだ9枚もあるんでしょ!と。
そんなに大事なものなら壊れない材料で作りゃいいじゃんか!(ちがうか…)と。
おっと横道でした。










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太陽の讃歌

2017年03月25日 | 日記



寒に耐え
花壇の花々 咲きほこる
朝の陽射しを 思うさま浴び










ー作者からー
亭主、自画自賛の手作り花壇の花たちが、
春を待ちわびたように次々と花開かせています。
チューリップに水仙にパンジー。カラフルです。
チューリップは赤の開花が一番早く、次が黄色
そして白、の順番ですが、まだ蕾さえつけていない
のもありますから最終順位はお楽しみ。
孫たちも待ち遠しいチューリップダービーの結果やいかに!

ー挿画人からー
数年前、見事なヒマワリ畑を仕立てたご主人、
さすがです。
お孫さんたちを喜ばせたい!多分それがモチベーション。
無敵です。







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静かな雨

2017年03月25日 | 日記



水溜り
幽かに震わし 今日の雨
百歳伯母の ポエムゆかしき









ー作者からー
百歳の伯母に安否確認の電話を入れると、
「今日は水溜りが少しだけ動くくらいの静かな雨よ。
どう?俳句に使える?」と、弾んだ声。
参りました〜。

ー挿画人からー
ちょうどその頃、10キロの道のりを傘を広げて
歩いていました。車がビュンビュン走る往来の端を、
伯母の待つ我が家目指して。
この日の雨は、まったく伯母の言う通りで静かでした。
空も山も家も、水を沢山含んだ水彩絵具のぼかしが
入ったように淡く彩られていて、景色全体が落ち着いた
風情を見せていました。











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青空美容院と在りし日の母と

2017年03月23日 | 日記



庭先に 母伯母の髪 切る君の
姿今でも 陽だまりの中








-作者から-
もう何年も前に撮ったビデオには、裏庭で弟に
散髪をしてもらった母の満面の笑みが映っています。
緑の眩しい季節に撮ったその映像は、幸福が木漏れ日になって
キラキラと輝いています。
眼下に渓流をのぞむ弟宅の裏庭は、春から秋にかけて
青空美容院になります。
お客は母と伯母。美容師は弟。
自称カリスマ美容師、だそうです。

-挿画人から-
青空美容院もすっかり様変わり。
お客は伯母ひとりになり、カリスマ美容師も
年をとりました。
開店日も盛況だった頃と比べたら、ずい分と
少なくなりました。
また今年も緑の眩しい季節が近づいてきました。




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嫁姑同盟

2017年03月21日 | 日記



花菜風
嫁の愚痴聞き
笑う姑









ー作者からー
土曜のお昼、亭主との会話がどうにも噛み合わず、
沈んだ気持ちを引きずってお義母さんの居る施設に
向かいました。途中、道端には菜の花の鮮やかな
黄色がやさしく揺れていました。
施設ではお義母さんが私の愚痴話に乗ってくれて、
一緒になって亭主(お母さんには息子)の悪口大会。
少し気持ちが軽くなり、「また来週ね。」と施設を
後にしました。

ー挿画人からー
菜の花の匂い、揶揄する言葉を耳にすることが
多いのですが、僕は好きだなぁ…。
春先の畑、亡き母の前掛け、子供の頃の思い出…
菜の花の匂いは懐かしい匂いがします。








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星空に願いを込めて

2017年03月19日 | 日記



春宵や
明日を占う
星の数









ー作者からー
孫姉妹のお姉ちゃんの方に微熱と喉の痛みが。その上、
彼女の父親つまり娘婿も体調を崩してしまったらしい。
肩に石灰が溜まり激痛に苦しんでいるとのこと。
ほんとうに次から次から…せっかく春が来たというのに。
試練は季節を選ばない、とつくづく。

「春宵」は、春の夕暮れからまだ夜が更けない時間帯の
艶めいた華やぎを表す季語です。
けれども私の句の春宵には、艶めいた華やぎの意味は
ありません。文字通り春の宵、月が出ていない星空に
向けた私のぼんやりとした想い、そして願い。
あ、願いの方ははっきりしています。たったひとつです。
皆が健康でありますように…。
それだけ。それで十分です。

ー挿画人からー
星空をどこか高い所から見上げている絵にしようと、
頭をひねりました。
とんがり山?屋根?煙突?ハシゴ?木?うーん…
木、かぁ………うん、そっか、
花!これで決まり。













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光の音符

2017年03月18日 | 日記



子ら歌う
競いて次々
春立てり









ー作者からー
先週土曜日のお出かけ車の中、元気が
有り余っている孫娘たちは一瞬たりとも
黙ってなんかいられない。
唱歌 童謡 歌謡曲…様々のジャンルでとにかく
歌う歌う春の歌。
やかましいけど、よく続くものだと感心。
いっぱいあるんですねぇ、春の歌。

ー挿画人からー
春の歌に誘われて、ほんとうに春がやってきました。
光と暖かさを子どもたちの歌声に乗せて、サワサワと
海の方へ飛んで行きました。














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白から紅へ

2017年03月18日 | 日記



うす紅の
梅に陽射しの
清かなり









ー作者からー
亡きお義父さんの庭は花盛りだった白梅が
終わりを迎え、それを引き継ぐように今は、
淡いピンクの梅が綺麗に咲きほころんでいます。
紅梅がこんなに開くのは久しぶりです。

ー挿画人からー
背景となる青空に雲ふたつ描いて、(おや?)と気づきました。
どうして僕は青空に雲二つ、が多いのだろう…って。
昔は三つが落ち着いたんだけど、最近はどういうわけだか
二つが落ち着く。
どういった心境の変化でそうなったのか、
自分でもわからないでいます。












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母が晩年を過ごした家に滞在する③

2017年03月15日 | 日記



健脚と
歩く青梅路
息あがる









ー作者からー
明日飛行機で帰るという日の午前、滞在している村を
末弟と散策しました。
すたすた歩く弟に喰らいついて凡そ2時間、歩いた歩いた。
やりましたー!1万歩を越えました!
途中立ち寄ったオシャレなパン屋さんで食べた甘いパンと
ハーブティーの美味しかったこと!

ー挿画人からー
最初折り返しに予定していた喫茶店が定休日。
なので次の喫茶店に向かうも、なんとそこも定休日。
仕方ない、休憩なしでぐるりと村の上流方面をご案内。
噂に聞いていたパン屋さんに辿り着きました。











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母が晩年を過ごした家に滞在する②

2017年03月12日 | 日記



寝転びて
春空と木と
母の気持ち









ー作者からー
滞在4日目。
外出から帰りついた途端、草臥れムシの奇襲に会い
やむなくベッドで小休止、横になりました。
母が生前使っていたベッドです。
横たわって脇のカーテンをめくると、目に飛び込んできたのは
晴れた空と枯れ枝を広げた木。
母もこうやって景色を眺めていたのかな…
ちょっとだけ涙。

ー挿画人からー
人はむかしむかし、鳥だったのかもしれないね。
こんなにもこんなにも、空が恋しい。
という歌がありましたが、では
こんなにも空が哀しいのはどうしてなのだろう…。
やっぱり中島みゆきさんに聞くしかないのかなぁ。

















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母が晩年を過ごした家に滞在する①

2017年03月12日 | 日記



春寒や
母のベッドを
日がな見る









ー作者からー
寒い曇りの午後でした。
ホットカーペットにぺたんとお尻をついて、
目の前にある母のベッドをぼんやり眺めていました。
そう、ぼんやりと…そこに母の穏やかさの痕跡を
見るともなしに見ているような、視点の定まらない
眼差しを向けて。

ー挿画人からー
葉月さんがお尻をついて座るカーペットは、
ミッキーマウスの大きな顔の柄。
実はそれ、数年前に葉月さん自らが送ったものなんです。
カーペットもまた、ベッドと一緒に母の最晩年を見守っていた
ひとり(?)なんですね。














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伴侶

2017年03月11日 | 日記



針箱の
婚の歳月
春幾度









ー作者からー
私の嫁入り道具の一つに、それは立派な裁縫箱があります。
伯母が買ってくれました。
四十年。その間、様々な小物が裁縫箱を出たり入ったり
してゆきました。
1977年4月10日から今日まで、多分いつでも私の一番近くに
居てくれた、私のことを一番よく知っている、道具。

ー挿画人からー
そうですね、四十年になるのですね。
縁もゆかりも無い遠い嫁ぎ先に行かれてからこれまで、
筆舌に尽くせない想いを幾度もされてきたことでしょう。
葉月さんが隠れて泣いていたのを、裁縫箱がそっと
慰めるように見守っていた…そんな想像をしています。











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夕方の女神

2017年03月11日 | 日記


残照の
茜に白き
春三日月



眉月を
慕うひとつ星ありて










ー作者からー
日の入り後、西の空に薄いお皿のような月が。
娘婿のお迎えで孫娘たちが帰って行った後は、
さらに下がった三日月の右側に寄り添って光り輝く星。
星の位置が変わってきたことで、巡る季節を実感しました。

ー挿画人からー
茜に染まる夕焼け雲はあるのに、夕焼け月というのは
聞いたことがない。
空は茜に染まるのに月の白は染まらない。
月の白は、清らかな女神の白。







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余裕で願い事が言える。

2017年03月10日 | 日記



流星の
如き紅き尾
飛行機雲









ー作者からー
スイミングの帰りの車の中、孫娘が飛行機雲発見!
「うわーっ!流れ星みたい!」
まさしく、まさしく!
でも実は孫娘も私も見たことない…流れ星(笑)。

ー挿画人からー
葉月さんもお孫さんも、
本物の流れ星、いつか見れたらいいですね。
僕ももう何十年も見ていないなぁ…。






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季節を運ぶ大空のタンカー

2017年03月02日 | 日記



行く雲や
春待つ心の
歩でありし










-作者から-
先日の午後、寒の戻りの北風吹く中をウォーキングに出ました。
空は、冬と春が同居しているような青と水色。
その下を低い雲が流れてゆくのを歩きながら見つめていました。
風は冷たかったのですが、明るい日差しのおかげで歩いているうちに
ポカポカしてきて、汗をかくくらいでした。
(このあと風邪とかひくのよね。)

-挿画人から-
北風に押されて進む雲は、明るい日差しを浴びてまるで春を
運んでいるみたい…そんな壮大なイメージで描いてみました。
できた絵は、壮大というよりファンシーな一枚になりました。
















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