虫の音の
真っ只中を
歩みをり
いにしえの
街の茶房で
憩う秋
珈琲香る
ひとり居の小窓
秋澄むや
秋うらら
店主の和歌入り
精算書
秋思解く
畔行く風の
碧さなる
ー挿画人からー
「畔行く風」の表現がいいなぁ、と思いました。
そこからイメージして描いてみました。