コタロウとママのつれづれ日記

パピヨンコタロウとママの日々のあれこれ
そしてコタロウが命いっぱい生きた記録です。

膝骸骨脱臼3日目 コタロウから最高のプレゼント

2016-06-27 | コタロウの体調
朝5時前。
目が覚めるとコタロウも起きていた。
今までのように
ベッドの縁に手をかけて背伸びして
頭半分くらいベッドから顔を見せて
私を起こす姿はない。

そっとベッドから降りると
あとをついてきたコタロウは
いきなり脱臼した。
三本足で立ってるコタロウに近より
そっと足をさするように添えると
右足をついた。

痛みは強くないようで、鳴いたりはしない。
ただ、脱臼の頻度が
左足の時と比べ物にならないほど多い。

先生が言う、
消炎剤で痛みが取れれば
脱臼したまま歩いている子もたくさんいる
とはこのことなのか。

よく脱臼し、三本足で右足をついたりつかなかったり、という姿に
慣れるべきなのか。

膝骸骨脱臼の手術にたいしては賛否あって、
手術で元気に走り回れるようになる子もいれば、
再発したり、歩き方が変わってしまった、という話も聞く。

更に、手術後の介護、通院、リハビリと、
働く私には時間的なハードルも高い。

手術すれば100%元気に走り回れるようになるなら、
なんとか時間をやりくりしても手術を選択するが、
満足のいく結果が得られなかったら
後悔しきれない。

消炎剤は1日1粒。
昨日の昼に飲ませたからちょっと早いけど
日中痛みが出ることを考えて
カボチャにくるんで飲ませる。
痛みがなくて動いて脱臼して
元に戻らなくなっていたらどうしよう。
そんな不安を心の隅に。

コタロウは朝ご飯はカリカリを半分残す。
動いてないんだもの、食べられないよね。

お留守番のフェンスの中は、
コタロウが気に入っていた王様ベッドを外し、
低いベッドにケットをかけた。

どうか1日無事でいて。
祈るような気持ちでドアを閉める。

定時退社したかったけど
どうにも仕事が終わらず1時間残業。
電車に飛び乗り走って玄関へ。

ドアを開けたらコタロウが喜んで
脱臼するんじゃないか。
消炎剤で胃が荒れて吐いていないか・・・
ドアを開ける時一瞬躊躇する。

そっとドアを開けると立ち上がったコタロウは
・・・脱臼した。
慌てずフェンスを開けて座りコタロウの足にそっと手を添えると
足をついた。
その後は、トコトコと歩き出したので
うんぴだけでもしようかとお散歩に連れ出す。

うんぴ出たらすぐ帰ってこよう。
歩きたくないというそぶりを見せたらすぐに帰ってこよう。
絶対無理はさせない。
そう思いながら歩き出すと
コタロウは見違えるような元気さで歩き出した。
先を行くコタロウの足を見ると
とても脱臼しているように見えない。
チッコは右足も左足もあげてできている。

私を喜ばせようとしているの?

時々チラッと私を見あげるコタロウに
うれし涙がこみ上げてくる。

今日一日、コタロウを置いて出かけたことを
後悔しながら過ごした私を
元気づけるように、元気な姿を見せてくれた。
この散歩がずっと続いてくれればいいのに。
そう思いながら怖くなって30分でコタロウを抱き上げて家に戻る。

今日のお散歩は、コタロウが私に見せた
最高のプレゼントで親孝行だ。

今日のあと、つらいことがあっても
私は今日の散歩を力に頑張っていこう。

今日のコタロウ
得意そうな顔でしょう。
ママはこの顔を忘れないよ。


この後、私にマウンティングしようとして
脱臼。
制止しきれなかった。

私はもうあわてない。
ひるまない。
コタロウに頼られる強いママになるのだ

でも、それでもつらいときは
ここ(ブログ)でグチグチ泣いたりしようと思います。

最後に・・・

コタロウの夜ご飯のデザートの
ダノンヨーグルトのふたをめくったら


緊張の糸が切れて大泣きしたママでした。

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コメント (2)
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