昔ばなしをするとなまはげが笑う。
そんな諺はないね。
でも、唐突に昔ばなしです。
それはそれは、下北沢や渋谷に足しげく通っていた時代の話です。
どっかのドン・キホーテで素敵なサングラスを見つけました。
一目惚れしたそのサングラスは、「GUCCI」と書いてあり、お値段もなかなかの物。
「お前を買うそんな金はにぃー」
次長課長、河本準一バリのブッコミをかまし、その場を後にした僕。
その翌日、フラフラっと赤い電車に揺られたどり着いたのは「平和島競艇場」。
今は知らないけど、当時は11Rからは入場料の100円を払わないでも入れたのでお得だった。
だからいつも、平和島へは重役出勤。
その日は、優勝戦丁度があった。(直貼りなので、ズレますがご了承を)
平和島 競艇場 第３回日本トーターカ 第 ４日
１２Ｒ 優勝戦 Ｈ１８００ｍ 電話投票締切予定１６：０４
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艇 選手 選手 年 出 体級 全国 当地 モーター ボート 今節成績 早
番 登番 名 齢 身 重別 勝率 2率 勝率 2率 NO 2率 NO 2率 １２３４５６見
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1 3887鎌田 義32兵庫53A1 7.57 61.21 6.50 50.00 66 44.87 62 29.41 111213
2 3863海老澤泰32東京55A2 5.77 41.41 5.36 39.34 23 32.88 41 42.55 221211
3 3600玄馬 徹36岡山49A2 7.01 58.87 4.55 27.27 13 25.00 46 34.48 152112
4 4290稲田浩二21兵庫52B1 5.88 37.88 5.00 25.00 11 22.03 39 25.68 131122
5 3536一色雅昭40愛知53A1 5.99 41.22 6.04 48.98 19 37.08 25 38.46 161331
6 3379打越 晶38福岡52A1 7.08 57.24 7.25 58.33 38 26.39 23 40.48 122134
まぁ、カーマギの逃げは鉄板だろうなって誰もが思うレース。
変態舟券師の僕ですら思うのだから堅いだろう。
ただ相手は謎だ。
スタートキレるイナダッシュが4号艇。
枠なりなら相手にするのが面白いのだがなんか一色あたりが動くんじゃないかと。
海老澤はアウトオブ眼中なので、いぶし銀の玄馬が浮上。
2連単、1-3のオッズが6倍ぐらいだったので、なけなしの諭吉を1枚の紙っぺらと交換してみた。
ドキドキして観たレースの結果は・・・
12R 優勝戦 H1800m 曇 風 北 4m 波 3cm
着 艇 登番 選 手 名 ﾓｰﾀｰ ﾎﾞｰﾄ 展示 進入 ｽﾀｰﾄﾀｲﾐﾝｸ ﾚｰｽﾀｲﾑ 逃げ
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01 1 3887 鎌 田 義 66 62 6.52 1 0.10 1.47.6
02 3 3600 玄 馬 徹 13 46 6.55 3 0.16 1.48.8
03 6 3379 打 越 晶 38 23 6.48 5 0.17 1.50.9
04 5 3536 一 色 雅 昭 19 25 6.57 4 0.15 1.52.3
05 4 4290 稲 田 浩 二 11 39 6.59 6 0.13 1.53.7
06 2 3863 海老澤 泰 行 23 41 6.62 2 0.14 1.54.4
単勝 1 130
複勝 1 100 3 200
２連単 1-3 610 人気 2
２連複 1-3 390 人気 2
拡連複 1-3 270 人気 3
1-6 270 人気 3
3-6 520 人気 11
３連単 1-3-6 1540 人気 1
３連複 1-3-6 870 人気 3
当たったぁ！
1諭吉が6諭吉＋1漱石に変身だぜ！
払い戻しして、競艇場の外にそびえたつドン・キホーテに駆け込む僕。
サングラス売り場で「GUCCI」と書いてある、カッコいいグラサンを勢いで買っちゃった。
そんなグラサンをイキってかける僕。改めて見ると似合わねーなぁ。激しくダセー(笑)
当時足しげく通ってた、下北沢のライブハウス。
10年ぐらい前だから皆さん若いね！
この頃は使い捨てコンタクトを買うお金があったのでグラサンなんかできたけど
今は、そんな贅沢は出来ないのでメガネ生活になり、グラサンの出番はなくなった。
今は家のどこかに眠っている。そんなグラサンのお話しでした。
最後になりますが、敬称略システムでお送りしました。
ではでは。