こーすけの独り言 ~言霊を求めて~

日々感じた事、特にBOOK・OFF徘徊や歌詞に関することなど
たまに「こばな詞」というものをしたためる癖あり

僕の彼女は左利き

2021-05-24 03:27:32 | こばな詞のはじめ

「こばな詞」の時間とあいなりました( ´-)y-~~

もの凄く久しぶりなので「リハビリ」という事で

なんとなく5月22日の話なのですが遅れるあたりが丁度良いかも。

では「こばな詞」をどうぞ( ´-)y-~~


--------------- キ リ ト リ ---------------
「僕の彼女は左利き」 詞 Kosuke Yamada

「私ってさぁホントは左利きなのよね」
右手に持つ包丁でプロ並みに
キャベツを千切りしながら君は言う

そんな事より中華鍋の中で
さっきから素敵な音色を奏でている
とんかつがとても待ち遠しいんだけどな

ところで突然の意味不明な左利きアピールは何故?
いつも布団を僕の右側に敷いて寝る君
その時 繋いでるのが左手だから左利きと言うのかな?

寝顔を眺めつつ繋いでいる手をつねったら
少しニヤッとした笑みを浮かべ
夢の世界で遊んでるはずの君が大声で
「私は左利きなんだからね」って
急にリアルな寝言を繰り出したので驚いた


世の男性は給料3ヶ月分の時
薬指の太さをどうやってバレずに
その時までに知るのだろう?

なんだかんだでサプライズをしたいから
バレないように太さを知りたいよな
無い知恵を急に絞ったから熱が出ました

子気味のいい寝息の時はまだ起きちゃうから
踏まれた猫の様ないびきに変わるまで待っていよう
チャーシューを作ろうと買っておいたタコ糸を枕元に置いて

握ってた手を慎重にそっと離し糸を薬指に巻き付ける
この佇まい!まるで本格派の
チャーシューだって爆笑したら
君の得意の右の掌底が飛び出すな
なんて思ってニヤケつつも背筋辺りが涼しくなった


99.9%の確信があっても
給料3ヶ月分のアレは緊張するもんなんだな


11月22日(いいふうふのひ)に入籍する僕の計画
その準備に半年はかかるとして
5月に君をディナーに誘ってみた

ロボットの様な棒読みの僕のセリフから
もの凄く鈍い君も流石に悟ったみたい
右側を歩く君の全てがカチコチだよ

サプライズをしたいとか考えてたけど
今の状態が既にサプライズなんだろうな
僕はそっと給料3ヶ月分のお洒落な箱をテーブルに置いた

その刹那君は顔をクシャクシャにして
苦手な左手で掌底を放ちそれを催促
右手で持つハンカチで涙やメイクをのばしながら
左手の薬指のソレをとても嬉しそうに
自慢してくる君だから僕も嬉しいよ


「女の子の左利きってこういうことなのよ」
グッと左手を前に出しながら僕にアピール
そういえばプロポーズをしてないなって思い出す

そんなのはお構いなしに
「これから先夫婦になる2人だから
5月22日(ごーふうふのひ)にしたの?」
福笑いの出来損ないみたいな顔で僕に聞く君を見て
僕は君が飽きないような幸せな人生を歩めるよう心に誓い
笑いをこらえてとりあえず鏡を見るよう促してみた

--------------- キ リ ト リ --------------- 

大昔に



◎こんなの

もありましたね( ´ー`)

ちなみに我が家の場合、奥さんが

「指輪じゃなくてオルゴールが欲しい」

と、リクエストしてきたのでオルゴールをプレゼントしましたよ( ´ー`)

前々から欲しかったものらしく、それこそ指輪ぐらいExpensiveな物でした…



後述になりましたが、敬称略スタイルでお送りしました。


ではでは。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする