コニチワ!え、日本人じゃない?じゃ、カンコック?
アスとかアスホールという単語を連発する映画。途中まで数えていたけど諦めてしまいました。そもそも日本語には相手を見下す侮蔑語(汚い言葉)があまり使われない言語であり、強烈すぎる言葉に対しては嫌悪感が先にきてしまいます。そうした日米の言語感覚の相違から翻訳するのも大変かと思いますが、戸田奈津子さんは一貫して“クズ”と訳しておりました。もう一度言わせるところなんて『BTTF』の“チキン”を思い出してしまいますね。
主人公は“やり過ぎヒーロー”のハンコック(ウィル・スミス)。悪人を捕まえたり人を救助するためには公共物を破壊したりすることもおかまいなし。その迷惑度はゴジラ級です。その上、昼間から酒を飲んで活躍するため市民からは嫌われまくり。列車事故から救われた広告マンのレイ(ジェイソン・ベイトマン)は、ハンコックのヒーローとしてのイメージアップを図るため、罪を認めさせて刑務所に入ることを勧めるのだ。
一本筋が通ってないようなストーリーでしたけど、従来のヒーローものと比較してみると随分大胆な展開。勧善懲悪じゃないし、強敵なるものもいない。自分の正体すら理解していないヒーローも珍しいし、中盤に意外な展開をもってくる。爽快な部分は銀行強盗をやっつけちゃうところだけなんて、製作者はよほどウザヒーロー像が気に入ったのか・・・シャーリーズ・セロンを使ったストーリー展開はハンソックだ。
結局は笑うためのヒーロー映画。だけど、観客までもが「あーあ、やっちゃったよ」みたいにハンコックを見下してしまうと、笑うに笑えない。
★★★・・
アスとかアスホールという単語を連発する映画。途中まで数えていたけど諦めてしまいました。そもそも日本語には相手を見下す侮蔑語(汚い言葉)があまり使われない言語であり、強烈すぎる言葉に対しては嫌悪感が先にきてしまいます。そうした日米の言語感覚の相違から翻訳するのも大変かと思いますが、戸田奈津子さんは一貫して“クズ”と訳しておりました。もう一度言わせるところなんて『BTTF』の“チキン”を思い出してしまいますね。
主人公は“やり過ぎヒーロー”のハンコック(ウィル・スミス)。悪人を捕まえたり人を救助するためには公共物を破壊したりすることもおかまいなし。その迷惑度はゴジラ級です。その上、昼間から酒を飲んで活躍するため市民からは嫌われまくり。列車事故から救われた広告マンのレイ(ジェイソン・ベイトマン)は、ハンコックのヒーローとしてのイメージアップを図るため、罪を認めさせて刑務所に入ることを勧めるのだ。
一本筋が通ってないようなストーリーでしたけど、従来のヒーローものと比較してみると随分大胆な展開。勧善懲悪じゃないし、強敵なるものもいない。自分の正体すら理解していないヒーローも珍しいし、中盤に意外な展開をもってくる。爽快な部分は銀行強盗をやっつけちゃうところだけなんて、製作者はよほどウザヒーロー像が気に入ったのか・・・シャーリーズ・セロンを使ったストーリー展開はハンソックだ。
結局は笑うためのヒーロー映画。だけど、観客までもが「あーあ、やっちゃったよ」みたいにハンコックを見下してしまうと、笑うに笑えない。
★★★・・
まあたまにはこんなヒーローものもいいんじゃないですかね?
シナリオもあんまり練られてない感じで、メアリーがハンコックをぶっ飛ばすのが唐突な感じがしましたし、病院でのメアリーの説明と実情が合っていないように思いました。
ハンソックだに思わず笑ってしまった
憎めないウィルが可愛くてノックアウトされました(大袈裟)
でもフツウに楽しめましたよん
セロンを使っての意外な展開は反則(笑)
しかし夫の職業もPRマンだし・・・販促?
ネタ的には新鮮でしたね~
>ryoku様
飛び方がキン肉マンでしたかぁ~(笑)
それにしても終盤の説明調なところは納得できない点がありましたよね・・・というか、もう忘れてしまったからいいんだけど・・・女の子を飛ばすところなんてかなり危険だったはずですよね。
>mig様
俺も普通に楽しめました。
もうちょっとストーリーに工夫があればよかったのに。と、残念でもありましたけど・・・(汗)
言いえて妙です。
ウルトラマンシリーズだって、怪獣を倒すのに町を破壊しています。
自分の正体とか、Cセロンの意外性とか、面白いことを考えつきますよね~
>かめ様
雑なやっつけ方・・・(笑)
雑な仕事をしてたらクビになっちゃいますもんね。
たまに予期せぬ作品がツボにハマリます(笑)
『アイ・アム・レジェンド』『幸せのちから』『アイ・ロボット』『最後の恋のはじめかた』に比べ、一番ハチャメチャなのですが…。
単にハッピーエンドだからかもしれません。
正義・いいことをしているはずなのに、【ヤリスギ】で非難されるハンコック。
でも、ある一人の男とその家族との出会いにより、アルコールをたち、セルフマネージメントを変える。
その結果、周囲の反応も激変し、一躍ヒーローとなり、社会に受け入れられ、再生する。
たった一人の人との出会いが人生を変える。
そのへんもツボでした。
『ダークナイト』ではヒース・レジャーが最高の演技をみせてくれたけれど、バットマンは裏切りや、誤解をとけず、孤独なまま去る。
悲しい。
そこがよかったのですが…やっぱり悲しい。
罵られ、拒否され、開き直っていても、本当は好かれたい。さびしい。
誤解をとき、真意をわかってほしい。
でも、どうしたらいいのか、わからない。
素直なハンコック。
ツボ。
シャーリーズ・セロンもよかったです。
駄作と言われた『イーオン・フラッグス』もわりと好きだし、『モンスター』もすごくよかったし。
何げに、ツボがたくさん押された作品でした。
昨夜『7つの贈り物』を観てきました。賛否両論のウィル主演の映画でしたけど、ある意味、これもやりすぎと言える作品。
アメリカではヒーローものの映画作りにはどこか苦悩が感じられる昨今。その苦悩、迷いがそのまま映画に反映されているように思います。
実はヒーローなんて一般市民に迷惑をかけている!といったことを強調しているだけで、今までのヒーローにもそんな悪い面があったに違いない。と、観終わってしばらくすると、そんな風な印象が残ります。
それにしてもウィル・スミスって人気がありますよね~オバマで実績を作ったんだし、彼も将来の大統領候補になっちゃうかも(笑)