映画1本の料金が4日分の給料。中国も高い映画料金が問題だ・・・かつては世界一映画を観る国民だったけど、現在ではどうなんだろう?
物価が高いのか給料が安いのかはわからないけど、日本だと最低賃金であっても1日働いたら3本くらいは観ることができる。1970年代の文革時代にストーリーは回想されるが、田舎ではあっても無料での野外映画上映会。キャッチコピー通りの中国版『ニュー・シネマ・パラダイス』であったけれど、フィルム技師も腕白少年も登場するがあくまでも家族愛を描いた映画でした。野外ということもあって、タバコの煙はもくもくと立ち上り、空気も乾いて音が広がっていく感じが伝わってきました。このあたりもニュー・シネマ・パラダイスの雰囲気でしたが、さすがに上映中にセックスするカップルはいませんでした。
水の宅配をしている青年マオ・ダービンが映画館へ向かう途中、女性にレンガで殴られるという強烈なインパクトを持った展開で始まるのですが、彼女の過去を知るうちに、その謎を保ちながらノスタルジックな雰囲気につつまれていくのです。田舎の風景がとても大陸的で、どこまで行っても荒野が続いていそうな寂寥感の中にも暖かい家族がある。文革時代の影響なのか知らないけれども、子供たちも銃のおもちゃを常に持ち、ちょっと間違えれば殺伐とした雰囲気にもなりかねないような・・・だけど映画という娯楽のおかげで心が一つであるかのような田舎でした。
ちょっとおかしいぞと思える設定ももファンタジーとして割り切れば気になることもありませんが、聴力を失ったリンリンはちょっと可哀想すぎます。そして義弟の優しさにも泣いて、ラストにもまた泣かせるという二段攻撃。列車のアクション映画が多かったのですが、この中国映画やアルバニア映画を知っていたらもっと楽しめただろうなぁ・・・
★★★★・
物価が高いのか給料が安いのかはわからないけど、日本だと最低賃金であっても1日働いたら3本くらいは観ることができる。1970年代の文革時代にストーリーは回想されるが、田舎ではあっても無料での野外映画上映会。キャッチコピー通りの中国版『ニュー・シネマ・パラダイス』であったけれど、フィルム技師も腕白少年も登場するがあくまでも家族愛を描いた映画でした。野外ということもあって、タバコの煙はもくもくと立ち上り、空気も乾いて音が広がっていく感じが伝わってきました。このあたりもニュー・シネマ・パラダイスの雰囲気でしたが、さすがに上映中にセックスするカップルはいませんでした。
水の宅配をしている青年マオ・ダービンが映画館へ向かう途中、女性にレンガで殴られるという強烈なインパクトを持った展開で始まるのですが、彼女の過去を知るうちに、その謎を保ちながらノスタルジックな雰囲気につつまれていくのです。田舎の風景がとても大陸的で、どこまで行っても荒野が続いていそうな寂寥感の中にも暖かい家族がある。文革時代の影響なのか知らないけれども、子供たちも銃のおもちゃを常に持ち、ちょっと間違えれば殺伐とした雰囲気にもなりかねないような・・・だけど映画という娯楽のおかげで心が一つであるかのような田舎でした。
ちょっとおかしいぞと思える設定ももファンタジーとして割り切れば気になることもありませんが、聴力を失ったリンリンはちょっと可哀想すぎます。そして義弟の優しさにも泣いて、ラストにもまた泣かせるという二段攻撃。列車のアクション映画が多かったのですが、この中国映画やアルバニア映画を知っていたらもっと楽しめただろうなぁ・・・
★★★★・
文革の時代にしてはちょっと甘いかな?と思う部分もあったのですが、ファンタジーとして見るべきなんでしょうね。
小兵があまりに小汚くて、いまどき見かけないほどの面構えでした。
大兵になってからも似ててビックリ!
リンリン役の子は美人さんになりそう~。
リンリンに妹が出来ると、ランランという名前かな~などと考えながら見てたのですが、弟だったのでビンビン。
小兵が大人になって何故大兵になるんだ?などと思いつつ、少年時代の顔もそうですが、似顔絵(コンテ?)がそっくりだったのでビックリしましたです。
文革の時代でしたけど、田舎だったらそれほど強い影響がなかったということかもしれませんね。
私は「リトルイタリーの恋」を見に行こうか迷ったんですが、またしても暑さに負けました…。
小兵くんは良かったですね。
字幕では「小兵」と出ていたけど、リンリンは「マオビン」とたいてい呼んでいたから、小とか大とかは愛称のようなものなんでしょうか。
ギリギリセーフでしたが、「リトル・イタリーの恋」は結局行けませんでした(涙)
小兵の演技が一番良かったんじゃないかな~と思ったんです。リンリンは3人出てきましたが、10億以上いる中国人からもっと似たような子を選んでくれよ・・・などと思ってしまいました(笑)
そうかぁ、愛称か。中国のことをよくわかってないんです。なんとなく納得・・・
今でも無料の上映会やってますよ。たしか上海は今年20回ぐらいやるといってました。公園とかにいきなりスクリーン張って映写機をもった人がやって来て・・・あっという間に人が集まってきます。一緒に見ようかなと思いましたが、スクリーンに日本兵らしき姿が出てきたので慌てて帰りました。(そんなのばかりではないそうですけど・・・)
映画代は上海だと40~60元(850円位)です。DVDが1枚7元位なんで高いと思いますよ。
いいですね~~無料映画。
俺が子供の頃は近所ではやってました。
公民館での上映はもちろんのこと、学校の壁をスクリーンにするものだってありました。
さすがに反日思想の映画は一緒に観るのはいやですよね。国策映画なのでしょうから、フィルムもタダ同然なんでしょう。
それにしても、映画料金とDVD料金のバランスが・・・ちょっとおかしですよね!
「あくまでも家族愛を描いた映画」
本当にそうでしたねー。
舞台設定と道具使いが絶妙に上手いな~と思いました。
↑無料の屋外上映会、今反日映画を上映してるところに
居合わせてしまったら殺されるでしょうね(涙)。
反日映画を観ている中国人のそばに行くときには、中国語が出来るかちゃんとした通訳が一緒にいないと・・・ちゃんとした意見を持っていれば大丈夫らしいですから、とりあえず意思疎通をしっかりとしなけれなりません。
舞台となるところが砂漠のなかの田舎町という雰囲気ですもんね。『あの子を探して』も思い出してしまいました。