
今年は大河ドラマが昨年ほどの盛り上がりがありません。
昨年の「光る君へ」は前半から集中して、見逃さないように真剣に見ていました。
ところが、今年の「べらぼう」は・・・。
正直、あまり集中してみていません。
おととしの「鎌倉殿」も最初の方は、あまり真剣に見ておらず、用事をしながら見ていたので、後半に盛り上がりを見せてくれるかも???という望みは捨てていませんが・・・。
その代わりと言っては何ですが、9時からの日曜ドラマ「御上先生」が素晴らしいです。
松坂桃李さんが演じる文科省から派遣されてきたという先生がかっこよくて、見逃せません。
今までの学園ドラマのように、長々と説教をしたりしません。
常に、生徒に問いかけます「考えて・・・」と。
また、御上先生の決まりセリフは「パーソナルイズポリティカル」・・・。
つまり、「個人的なことは、社会的なこと」という意味らしいです。
なんでも、影響を受けやすいものですから、すぐさまメルカリで本を買ってみました。
簡単に言うと、「個人的に抱えている問題は、その属する社会が抱えている問題とつながっている」ということらしいです。
具体的には、子供たちが抱えている貧困・生きづらさ・不登校・ジェンダー・差別・・・。。。
わかりやすく言えば、江戸時代以前は農民は差別された低い位置にあり、お米が不作であったら年貢が納められなかったということもあるでしょうし、食べるものがない、医療にかかることができない、生きていくことができないという状態にあったと思われます。
それは、農民個人の問題というよりも、士農工商という身分制度の問題、封建社会の問題とも考えることができると思います。
そんな大きなテーマを、日曜日の夜の学園ドラマで、よく取り扱ったものだと感心します。
今日の内容は、日本における相対的な貧困の問題でした。
G7の7か国の中で、日本が最下位にいるという大きなテーマを生徒たちに投げかけていたのが、驚きでした。
学園ドラマで、このテーマをやるの・・・。
何より、松坂桃李がかっこよいので、思わず見入ってしまいます。
「べらぼう」は今のところ低空飛行ですが、もうしばらくは「御上先生」で楽しめそうです。
もう少ししたら、「べらぼう」の方も、面白い展開がやってくるかもしれません。。。
その日を期待して、大河ドラマも見続けたいと思っています。
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