
昨日紹介した墨染寺(ぼくせんじ)の東隣に『欣浄寺』(ごんじょうじ)という寺院があります。
この寺院には『伏見大仏』ともいわれる大きな仏像があるのです。
こちらが本堂で中に大仏様がおられました。
外からですが、拝ませていただきました。
説明によると、この場所は平安時代には小野小町に百日通い詰めた話で有名な深草の少将の邸宅があった場所だと書かれていました。
百日通ったら会ってくれるというので通い続けたけれども、1日前に雪の日に死んでしまったというお話でしたね。
池の横には深草の少将の塚や小野小町の塚もあるそうです。
また、池の東側の小道は少将の道と言われて、訴訟など争いごとのある人は、願いがかなわないので通らないほうがよいという言伝えがあるそうです。
それもそうですね。
願いが叶わず、倒れてしまう人の道は縁起が良くはないですね。
肝心の伏見大仏のことはわからないそうで、誰が何のために作ったのかは諸説あってはっきりしないそうです。
方広寺の大仏は昭和になってから火事で燃えてしまったというし、ここは貴重な大仏なんですが、あまり有名ではありませんね。
ちなみに、拝観する場合は、事前に連絡をして、予約してからでないと、本堂には入れないそうです。
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