めがね◎ー◎

見ました♪
かもめ食堂もそうだったけれど、娯楽や爽快感や笑いや驚きを求めて
映画を見るというよりは、見ていると、自然にこの映画特有の、
空気感が与えられるというか、流れてくる感じ
見ながら、それを受け入れて、小林聡美さんと一緒に、ちょっとずつ
もたいまさこさんに近づいていく感じ
わたしには、この映画の象徴的空気感は、まさにもたいさんの
人間的なのに、とらえどころのない笑顔や雰囲気だなぁ～

たそがれることに慣れていない、たそがれベタなわたしには、
映画を見るだけでは、たそがれることはできなかったけれど、
いつも自己嫌悪と後悔で満々の、なにもせずにいるという時間を、
気の持ちようでたそがれに変えたいなぁと、思います。
たそがれ・・・。
気持ちの問題だよね。

大きなものは海と土地だけで、地平線と時間だけが果てしなく
広がっていて、なにもすることはないけれども、なんでもできる♪
その目の前にある自然のものたちが、この空気を作って人を作って
いるんだろうなぁ。

海の色、砂浜の色、空の色、わたしが日々みるのとは、少し違うもの。

わたしがたそがれるために、この海や空を求めて、携帯電話から
離れたら、加瀬亮さんみたいに一緒にたそがれにきてくれるかなぁ～
って考えたりするうちは、まだまだこの物語のタエコさんみたいな
ところまで、追い込まれていないのかな。
映画でたそがれる練習をしよう～