マイティ・ハート／愛と絆

見ました。
あした、届くの楽しみ♪なんて言ってはいけなかったよ。
ニュースだけをさらっと流して聞いて、知ってはいるけれども、
現実的に理解できていなくて、さらって流してはいけないのに、
流してしまっている事件が、世の中常に起きているんだね。

仕事にきちんと向き合い、仕事以上の使命感や責任を持って取り組む、
仕事柄というのもあるのかな、その生き方や信念を貫く姿って、本当に
すごいし、のほほ～んと日々の仕事にぶうたれているようなわたしには、
考えられないような生き様というか、ただただ・・・。

ダニーの心情を、まったくの他人でジャーナリズムのジャの字も知らない、
無知でのんきなわたしが想像することなんて、おこがましいし、不可能
だけれども、それでも、マリアンヌさんを見ていて、ふたりの思いが一緒
であるだろうから、つらいしやりきれないです。
マリアンヌさん、知りたいこと、知るべきこと、自分できちんと判断でき、
生きていくべき道を知ってるってすごいです。

頭やわやわなわたしは、最近ちょうど、トルコに旅行行きたいなぁ～って、
ものすごく悩んでいて、ふと、外務省のホームページで確認したところ、
トルコにも一部地域に、渡航注意と、渡航の是非を検討してくださいって
出てるんです。ずっとずっと行きたいと考えていたにもかかわらず、
それを見るまで、目の前に見えないベールをしていたように、自分に不都合な
ことは知らなかったというか、トルコでテロが起こっていたこと、
トルコ軍が対外的に越境作戦を行ったりしていること、全然知らなかったです。

ジャーナリストの方たちは、こういう状況をリアルに伝えようと、
されてるんかなぁ。中東ってなにもなく、ならないんかなぁ。

誰かが亡くなる映画、やりきれなくてすぐ泣いてしまいそうになるけれど、
この映画はそういう意味では、とても時間の流れや、事件の流れが当たり前
だけれど、あまりにもリアルで、感情だけで見れるような映画では
なかったです。それに、外部の人が口出しできるような事件じゃない
感じがして、ただ見届けるしかないっていう思いで、みました。