こんのf歯科 院長こんのです
こどもの仕上げ磨きでよく相談をうけます。
「泣いて暴れていやがるのですが・・・」
こんなとき、どう考えるか。
理想的には「歯が生えて間もなくの赤ちゃんのころから、やさしくお口をさわったり歯ブラシをつかって歯磨きに慣らしましょう」という方法ですよね。
多くの育児本にも載っています。
うちも実践してみました。当然できると思っていましたし。
しかし!そんなうまくはいかないと知りました。
「いやがるものはいやがる」のです。
結局はその子その子の性格をうまく理解して、
「いいタイミング、機嫌のよい時、楽しくなる雰囲気(音楽、映像)」を
使って、やっていくしかないように今は思います。
たまにある「泣かないとき」に「虫歯になりやすいところ」だけをねらって磨く!
これが虫歯を防ぐ子どもの歯みがきのコツのような気がします。
ちなみに「虫歯になりやすいところ」とは
1.歯と歯の間
2.奥歯の溝
3.歯の根元
です。
1.歯と歯の間はフロスをつかったほうが圧倒的に早く、確実です。
面倒とお考えの方、歯ブラシを使って歯の間をみがくほうがかなり面倒ですよ~!
2.奥歯の溝は毛先を溝に押し入れる感じで細かく磨く。(力の入れ過ぎに注意)
3.歯の根元は、特に下の奥歯の内側ですね。見えないし、舌がよってくるので
難しい場所です。ここは一度指導をうけたほうがよいでしょう。
4,5歳になって泣いて暴れる子はいません。2,3歳は大変ですが
続けることで子どももわかってきますよ。安心してください。
あとは歯磨きだけで予防は不十分なので、他の予防法を上手に組み合わせていきましょう!!