こんのf歯科 院長こんのです
ついに初雪が降りましたね。
寒いのが苦手な私には厳しい季節です
寒いと、知らず知らずのうちに
歯をくいしばってしまうものです。
ところで
これを読んでいるあなた、今上下の歯は離れていますか
もし触れているとしたら、それは
TCH
かもしれませんよ。
そんなことで今回は食いしばりの話をしたいと思います。
実は何もしていないとき
人間の上下の歯は接触していないのが普通なのです。
くちびるを閉じていても上下の歯は触っていないのです。
本来上下の歯は
会話、食物の咀嚼、食物の嚥下という動作をするときだけに
瞬間的に触るだけです。
ですから接触時間をすべて足し算しても1日に20分以下といわれています。
ところが、何かの作業をしているとき、考え事をしているとき、
本を読んでいるときやテレビを見ているときなどに
上下の歯を触らせたままにしている人がいます。
この不必要な上下の歯の接触という癖を
Tooth Contacting Habit (TCH)といいます。
TCHがあると筋肉が働き過ぎて、顎関節症状がでたり、
歯のつめものが取れやすかったりします。
体の中で最も硬い丈夫な歯でも、割れて使い物にならなくなってしまう人さえいるんですよ。
もし先ほど上下の歯が接触していたのなら
このTCHのことを思い出して、
上下の歯を離し、肩の力を抜いて、
なるべくリラックスを心がけるとよいでしょう。
肩こりもしにくくなりますよ!
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