こんにちは。
最近めがね男子になった歯科医師の生野です。
今回は学術的なお話をひとつ
「うちの子の歯並びちょっとでこぼこしてるようだけど…‥」
「これって普通なの?」
「他の子はどうなのかしら?」
とお思いのお母さま方が多いのではないかと思います。
やはりまわりのことってちょっと気になっちゃいますよね
さて実際どのくらいの割合の子が「歯ならびにでこぼこがある」のでしょうか?
我が国では6年に1度、『歯科疾患実態調査』なるものが行われ
最新のもので平成23年度、第10回の調査のデータが発表されています!
それによると…
叢生(はならびにでこぼこがある状態)は12~20歳の子の 約40%
逆に空隙がある子は 約10%
さらに、でこぼこ以外でも
上顎前突(出っ歯)の子は 約30%
反対咬合(受け口)の子は 約15%
要するにちょうど半分くらいの子は歯並びに何らかの問題を抱えているということです!
どうでしたか?
思っていたより多かったですか?少なかったですか?
さて、この気になる歯並び、7~9歳ぐらいの時に治療を開始して顎の成長を上手に促すことができれば
将来、大がかりな矯正治療をするのに比べて、比較的簡単に治療することも可能な場合があります
こんのf歯科では歯並びの相談、絶賛受付中です
最後に、この歯科疾患実態調査、歯並び以外の歯に関するデータがいろいろ載っています。
虫歯の本数インプラントをしている人の割合なんかも
興味がある方は厚生労働省のホームページをご覧下さい
http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/62-23.html