こんのf歯科 院長こんのです
「環境危機時計」ってご存知ですか?
環境悪化に伴う人類存続の危機の指標とされるものらしいのですが
今年は昨年より14分進んで9時31分を指し、1992年の調査開始以来、
最も針が進んだようです。
環境危機時計は「ほとんど不安はない」を0~3時、「少し不安」を3~6時、
「かなり不安」を6~9時、「極めて不安」を9~12時で示すもので
世界の各国がそれぞれ評価し、全体でまとめるようです。
現状は「極めて不安」に該当するので、やはり環境悪化は深刻です。
毎年どこかで異常気象、異常現象が見られますしね・・・。
さて話は変わりますが、いろいろな目に見えにくいものを指標化することは
歯科医療の現場でも役に立ちます。
検査結果がその筆頭です。
治療や歯磨きの励行による歯肉の変化や、
歯の再石灰化の程度、虫歯リスクなどもその一例でしょう。
客観的な「値」となることで、患者さん自身も理解しやすく
モチベーションともなり得ます。
「歯石をとりたい」という気持ちも大切ですが、
それにより歯肉がどう変化するかということに着目すると
より歯周病の自己管理がしやすくなると思います。