こんぶろ-高知の酒屋ブログ-

土佐の国の とある小さな酒屋、近藤印 高知酒店・こんじるが綴る お酒にまつわったり・まつわんなかったりするブログです。

マイ包丁

2005年09月23日 | Weblog

 

え~こちら、私が10数年愛用している
マイ包丁です。


刃に彫られている銘は「南常」(なんつね)



関西での仕事を辞め高知に帰ってくる際に
一緒に持って帰ってきました。


普通の家庭でよく用いられる
両刃とは違い片刃の包丁です。

片刃は普通の状態で切ろうとすると
右手持ちの場合は左へ喰い込んでいくので
真っ直ぐ切るためには微妙な調整と慣れが必要ですが、
最大の長所はその切れ味!


            


砥石で研いだ後の切れ味といったら
そりゃ~すんごいです。

カチンコチンに冷凍されている肉や魚でも
少し解凍するだけでスパンと切れます。


(解凍しないと切るというよりコナゴナになるんで
少し解凍します。)

この切れ味のため私はマイ包丁を勝手に




「斬鉄剣」(ざんてつけん)




と呼ばせてもらっています。

今まででこのマイ包丁は7代目ですが
最高の切れ味です。

いい包丁は研いでもあまりちびりません。
もともと刃渡り19センチありましたが
幾度か研いで使っている今でもまだ
17センチはあります。

しかも少し研ぐだけで良く切れます。

ここで包丁が切れるかどうかの簡単な見分け方を。


まず包丁かる~く持ちます。

持っている柄(え)の部分がグラグラするぐらい
軽~~く持って下さい。



反対の手の親指の爪の真ん中くらいに刃を乗せます。

けっして力は入れないで下さい。



包丁を爪の上で滑らしてみて下さい。

力はほとんど入れないで下さい!




はい!切れる包丁なら刃が滑りません。
爪に喰い込んで動きません。
包丁本来の切れ味が落ちている包丁なら
簡単に爪の上をスイスイ滑ります。


でもまぁ、爪に喰い込むくらい切れる包丁は
家庭では逆に危ないかも。。
指を切るときもちょっと切ったぐらいじゃ
すまなくなるかもしれませんし。。


「斬鉄剣」・・切れすぎるのも考えものかも。。




この写真撮った後すぐについ・・
斬鉄剣で冷凍枝豆の袋の口を切ってしまいました。。


         


「ああ・・また、つまらぬものを切ってしまった。」

byごえもん


コメント (1)
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