一人山行

長野県の山を中心に一人で山行した記録や感想や
その後大阪富田林に戻っての近郊の記録

2020.1.25 観音峰

2020年01月27日 | 大峰山脈
暖冬が続いていて金剛山のライブカメラを見ていても2日ほど前からの雨でほとんど融けている様子。
こんなに暖かいようなら大峰山方面もどんなものかと、前日に天川村の役場に道路状況を確認すると支障なくノーマルタイヤで母公堂まで行けるとのこと。
この時期、稲村ヶ岳や山上ヶ岳は少しハードルが高いので展望台からの眺望を期待して未だ登ったことの無い観音峰へ行くことにする。
7時20分に観音峰登山口に到着すると車は1台も無かった。
靴を履き換えて支度をしていると1台同年代風の人が降りてきて、これからライフルを持って大天井ヶ岳方向に狩猟に出かけるとのことで狙うはイノシシかシカと言っておられた。
こちらも支度を終えて8時前に吊橋を渡る。



8時にちろちろ流れている観音の水に着く。



そこから15分ほど登った所にある第1展望台へ。



東屋に着く手前辺りからガスが巻いていてあまり周りの風景を見ることが出来なかった。



東屋で行動食を摂っていると背中から陽が差して来てガスが切れだしたので眺望の期待が膨らむ。
岩屋に立ち寄り、祀られているのは役行者かな?と思いながら後にする。



振り返ると頂仙岳辺りの稜線が望めた。



岩やから20分ほど登りつめた所で観音峰の展望台に9時40分に到着した。





途中覆っていたガスが切れて360℃大展望の景色を見ることが出来た。







そして金剛山も。



しばらく景色を楽しんでから観音峰のピークを目指して雪の全く無い道を先へと歩を進める。



途中、目印も出てくる。



登る右手側はブナがあちこちにある自然林、左手側は植林帯の詰めて行き10時25分に観音峰山頂に到着した。



地図を見て法力峠へ下り周回するにはやっと3分の1といったところか。



次の三つ塚までのコースタイム30分なので行きかけるが、先程の展望台からの景色をもう一度ゆっくり見たくなり、10分ほど下りかけた所で引き返すことにする。



観音峰のピーク手前辺り、そう斜度は無いがスリップ痕が見てとれたのでストックをセットする。



葉の落ちたブナの木々を眺めていると気持ちが良い。



ピークは通過して展望台に下っていると10人位のパ-ティーや2人連れと次々出会う。
やがて先程よりより遠くが見通せる展望台に11時40分戻り着いた。



金剛山の右手に葛城山と二上山まで眺めることが出来た。



風が無くて寒くも無かったので展望台でお昼を食べることにして稲村ヶ岳や弥山を見ながら休憩を摂った。
展望台の台座には360℃写真と山名が記されているのでとても判り易く眺めることが出来た。
ガイドブックなどで観音峰の紹介記事を度々見て来たが、実際ここに来て景色の素晴らしさに圧倒される思いで、ここには季節を変えて花の咲く頃にまた訪れたいと思う。



一人1時間ほどのんびりと地図を出して谷や尾根の名前を確認して楽しんだ。
ダウンを羽織らずにいたので流石に身体も冷えて来たので下山支度をし、名残惜しいが展望台を後にして下山。
往路を忠実に戻り、1時30分に駐車場に下り着いた。



帰り支度をして、ここまで来れば温泉に浸かって帰ることにして初めての天の川温泉に行く。
小ぢんまりしたヒノキの湯ぶねと露天風呂でゆっくりと浸かることが出来た。
駐車場が温泉利用で90分無料、ゆっくりしたので70分ほどの利用で問題無いのだが他で利用することも無いだろうし120分無料だったら浸かった後もう少しゆっくり出来るのになあなどと思いながら帰路についた。


















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